「怒ってくれない上司に、何て言えばいい?」芸人・吉住さんがリアル回答!
ハラスメントへの意識が高まり、職場で強く指摘される機会が減った昨今。「怒られたいけど、怒られない」ことにモヤモヤを抱えるCLASSY.世代も少なくないはず。人間関係や日常に潜む違和感を独自の視点で切り取る芸人・吉住さんが、読者から寄せられたお悩みや疑問に独自の視点で回答します!
しごでき先輩風に答えちゃってます!
Q1.いつも褒められるばかりで、
注意やアドバイスがもらえません。
ダメな時はきちんと教えてほしいです。
A.褒められたらすかさず、
「からの〜?」と切り返す。
褒められるだけで終わるってあるあるですよね。若手の登竜門である「ネタ見せ」も最近ではいいところしか言われないそう。でもそれだけで自分で改善点を見つけるのって意外と大変です。なので、上司には「からの〜?」作戦で、褒めるだけで終わらせないように! 1回褒めの言葉を聞いてすぐ受け入れるのではなく、うざいくらいに何回も「からの〜?」と切り返すことで、上司も芯をくったアドバイスをせざるを得なくなるはず(笑)。
Q2.ミスをしても上司がフォローしてくれて終わり。フィードバックもなく、このまま年次が上がっていくことが不安です。
A.ショートコント「体育会系」。
ミスした部下が落ち込んでいる時にフィードバックをすると「さらに傷ついてしまうのでは?」と思い、上司は気を遣って何も言えなくなってしまうもの。読者のみなさんに伝えたいのは、あんまり凹みすぎないように“体育会系マインド”をおろして、振る舞うこと! 体育会系になりきって、「すみませんでした! 失敗しないようにするにはどうしたらいいすか!」とまっすぐ聞くと、意外と素直に答えてくれるはずです。
Q3.ハラスメントを意識してか、
ふんわり遠回しの指摘ばかりで、
結局何を改善すればいいのか分からない。
もっと端的な言葉が欲しい。
A.「この資料の〇〇の部分、どうやったら先輩のように作れますか?」とめちゃくちゃ聞きたいことを具体的に分解する。
ちょっと真面目に答えちゃいました(笑)。たまに後輩から「どうやったら賞レースで勝てますか?」みたいな、めちゃくちゃ大きな質問をされることがあるんですけど(笑)、1回戦で敗退する子と勝ち上がって行く子って、質問の解像度が違う気がします。これは知能の差ではなくて「どこまで問題を分解できているか」の差だと思います。仕事でも「何がダメでしたか?」と全部相手に委ねるより「この時こうしてみたけど、上手くいかなかった。次はどう変えたらいいですか?」と聞いたほうが、相手も具体的にアドバイスしやすくなります。
Q4.上司に聞きづらくて、AIに改善点を分析&フィードバックしてもらっています。
これってアリだと思いますか?
A.一緒に自分の悪口を言ってもらう!
そうすることで客観的に見られるから。
私もAIを使うことはあるのですが、上辺のことしか言わない時が結構あります。こちらに都合のいい回答をしてくれるから、客観的な改善点が欲しいのに、ただ優しく寄り添ってくれているだけ、みたいなこともある。だから、本当に成長したいなら、やっぱり勇気を出して上司や先輩に聞くのが一番。でも、もしAIを使うなら、自分の失敗を「他の誰かの失敗談」として話して、自分の悪口を一緒に言い合うくらいがAIとのちょうどいい距離感かも。どれだけ厳しい内容でも最後はちゃんと慰めてくれます(笑)。
Q5.フィードバックが物足りない…とはいえ、本音では怒られたくない。ちょうどいい塩梅で怒られる方法ってないですか?
A.フィジカルを鍛える。心にマッチョを飼う。
言いやすい部下って、きっと良くも悪くも「何を言っても大丈夫」と安心されていることもあると思うんです。そこで、手っ取り早いのは筋トレです! 見た目的に「なんかこの人、すごいやつかも!?」と思わせる(笑)。実際に私も、舐められたくなくてキックボクシングを始めたのですが、フィジカルが強くなるにつれ「いざとなったら、こいつには勝てる!」という謎の心の余裕も生まれて、一石二鳥でした。
profile
吉住さん
1989年生まれ。福岡県北九州市出身。「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」で4代目チャンピオンに輝く。テレビや配信番組、ラジオなど幅広く活躍中。
〈衣装クレジット〉ジャケット¥24,200シャツ¥19,800パンツ¥18,700(すべてアンタイトル)フラットシューズ¥12,650(アルテミス by ダイアナ/アルテミス by ダイアナ アーバンドック ららぽーと豊洲店)イヤリング¥12,960リング[左手]¥13,200リング[右手]¥4,320(すべてアビステ)
撮影/川﨑一貴(Ajoite) ヘアメイク/桑野泰成 スタイリング/大野由加里 取材/小森香沙音 編集/鈴木日向 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年10月号「本当は“怒られたい”私たち」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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