今どき【副業】は「本業とは違う自分」がうまくいく!アラサー世代のリアル実例3選

平日の仕事は充実しているけれど、少しだけ違う刺激も欲しい。そんな好奇心と行動力にあふれるCLASSY.世代に増えているのが、“畑違いな副業”へのチャレンジです。いつもの仕事とは違う脳を使うことで心身がリセットされ、仕事もプライベートもより好転することも。「いつもと違う私」になれる場所を見つけた3人のストーリーをお届けします。

 

【本業】広告プランナー
×
【副業】フラワーコーディネーター

滝沢いずみさん(28歳)

インスタの写真がきっかけで、
未経験から週末フローリストの道が開けました
私にとって本業は“守り”で副業は“攻め”の仕事。本業の広告プランナーはやりがいがある一方、専門性が求められる分、担当領域が限られるもどかしさを感じることも。そんな中、息抜きになっていたのが趣味で通っていたお花教室でした。レッスンで作った花束を友人に褒められたことで自信がつきInstagramに投稿したところ、思いがけず大きな反響が。そのうちオーダーの問い合わせもいただくようになり、花屋として活動してみたいと考えるようになったんです。そんな時、行きつけだったバーの店主が「営業時間外なら使っていいよ」と店舗の間借りを快諾してくれたこともあり、約3カ月の準備期間で花屋をオープンすることができました。今は花屋というサードプレイスがあることで心のバランスがとれ、そこで得たエネルギーが本業にも良い形で還元されていると感じています。どんな30代を迎えたいか自問しつつ、まずはあと2年、全力投球するつもりです。

Timeline × Turning Points

本業

【2021年】 広告代理店に入社
【2022年】 結婚、家事と仕事の両立が大変…
【2023年】 コンペで新規案件を任された!
【2024年】 プライベート時間を充実させたい…
【2025年末】年間表彰を受賞!仕事のモチベUP

副業

2023年
12月 軽い気持ちで始めたお花の教室にドハマり
リースづくりが趣味だった母の影響で小さな頃からお花好きに。結婚式での装花に感動したことが後押しとなり教室通いをスタート。

 

2025年
1月 趣味で載せていたインスタ写真に反響が
3月 もしかして私お花屋さんになれるかも?
6月 週末だけの間借り花屋さん、思い切ってオープン
行きつけだったバーの店主に相談をしたところ、とんとん拍子で間借りさせてもらえることに。愛着のある下北沢のバー「tico STAND UP PLEASE!!!」で副業開始!

 

2026年
気づけば軌道に乗って、ちゃんと副業らしくなってきた
楽しむことが軸とはいえ、成果を出すための戦略は必須。SNSで認知拡大を図り、コンスタントに配送オーダーを獲得することで安定収益に繋げています。ギャラリーを運営する友人や空間装飾を手がける先輩など、身近に相談できる人がいることが大きな支えに。

24h Schedule

両立を支えるマストアイテム

滝沢いずみさん(28歳)
CLASSY.カップルズ 4期生
広告代理店に勤務しながら常設店舗を持たない間借り花屋さん「Be Bold」(@im_bebold)を運営。お花だけでなく、自宅のDIYやテーマを設けたホムパでもセンスの良さを発揮し、たびたび話題に。

【本業】外資系コンサルタント
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【副業】和文化プロデューサー

寺崎千波さん(25歳)

Timeline × Turning Points

本業

【〜2021年】 大学時代は長期インターンに注力
【2023年】 外資系コンサルに入社
【2026年4月】 チームリーダーに。部下もできて働き方の自由度UP
【2026年5月】 結婚、自分に合った働き方を模索中…

副業

【〜2014年】
7年のアメリカ生活。外から見る日本が眩しかった!
父の仕事の都合でアトランタに移住。海外でも高く評価されている和文化の魅力に改めて気がつきました。

 

【2024年】
1月 イベント依頼が続々と…。これ仕事にできるかも
6月 まさかの「Miss SAKE」に!好きのパワーってすごい
国内外のイベントやプロモーションを通じて、日本酒や和文化の魅力を世界へ発信。各地の酒蔵を巡り、日本酒の知識がグンと深まった!

 

【2025年夏】
会社代表に就任。コンサルと和文化、2つの軸でキャリアアップ
何事も戦略的に考えて行動するのが私のスタイル。現状に満足せず、常に最適解を探しています。最近では結婚を機に受けたブライダルチェックが、起業家としてのキャリアやこの先のロードマップを描くきっかけになりました。

24h Schedule

両立を支えるマストアイテム

寺崎千波さん(25歳)
CLASSY.リーダーズ 7期生
米国生活で育んだ英語力とグローバルな視点、持ち前のコミュ力を生かして昨年起業。趣味はトライアスロンとピラティス。毎日運動を欠かさないリーダーズ随一のアクティブ派。

【本業】ITプロダクトマネージャー
×
【副業】ピラティスインストラクター

鈴木里香さん(29歳)

Timeline × Turning Points

本業

【2019年】 IT企業に入社
【2020年】 アプリの新機能開発で忙しい…
【2024年】 新卒採用のロールモデルとして記事掲載
【2025年】 人材採用のためアメリカ出張へ

副業

【2017年】
母の影響でスタート。最初はただの趣味でした
母のレッスンを受けてみたら、万年悩まされていた肩や首のコリ、むくみが改善されてビックリ! ピラティスの効果を身をもって実感。

 

【2022年】
春 母の独立が転機に! ピラティスマットの資格取得
秋 先生デビュー。教える楽しさと経営目線が芽生えた!

 

【~2024年】
楽しすぎて猛勉強。本業と並行して資格を4つ追加
ピラティスマシン(リフォーマー・タワー・キャデラック)と産前産後ピラティスの資格を追加取得。レッスンの幅が広がり、自信もUP。

 

【2026年】
週2〜3レッスン。本業と真逆の最強ルーティンが完成
忙しさはあるものの、大好きなピラティスを仕事にできたことで自然と気持ちも上向きに。どうしたらお客様に喜んでもらえるか、より良いレッスンを提供できるか…一緒にスタジオを経営する母や妹と話し合うのも大切な時間になっています。

24h Schedule

両立を支えるマストアイテム

鈴木里香さん(29歳)
CLASSY.リーダーズ 4期生
会社員をしながらピラティススタジオ「RE-SET Body&Mind」でレッスン&運営を担当。日々頑張る自分へのご褒美は海外旅行で、今年はカプリ島とニューヨーク旅行を計画中。

YOUTRUST岩崎由夏さんに聞いた
「何者かになりたい」という焦りは
“会社と真逆のコミュニティ”が
解決してくれる

副業には2つの意義があると感じています。まずはコミュニティを拡張できること。人は、自分を受け入れてくれるコミュニティが多いほど幸福感を得やすいもの。もし一方でうまくいかなくても、別の選択肢があると思えると、心に余裕が生まれるんです。2つ目は、感謝されることで満足感や報われたような感情を持てること。本業だと結果を出せて当然と感じることも、副業ならわずかな成果にも価値を見いだせる。できるだけ本業と異なる業種を選ぶと、経験の幅やコミュニティも広がり、より満足度が高くなります。最近は入社5年目頃でキャリアに焦りを感じる人が多いよう。SNSで簡単に他人のキャリアが見える時代ですから“早く何者かにならないと”と焦燥感に駆られやすいのも理由でしょう。そんなモヤモヤ感を解消し、キャリアに転換点をもたらしてくれるのが、副業ともいえます。副業がうまくいくきっかけのひとつが「弱い繋がり」。大学で同じゼミだった人、セミナーで連絡先を交換した人など、異なるコミュニティに属する知人は普段の暮らしでの繋がりは弱いですが、ふとした連絡から自分にない情報やチャンスをもたらしてくれる存在。そういった連絡から、仕事の幅が広がったり、副業に結びつくことも珍しくありません。

教えてくれたのは…

株式会社YOUTRUST 代表取締役CEO
岩崎由夏さん
2018年に開始した副業・転職のSNS「YOUTRUST」が20〜30代を中心に支持を集め、登録ユーザー数40万人を突破。Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2026」ではトップ20に選出された。

撮影/堺 優史(MOUSTACHE) イラスト/Kana Amano 取材/伊藤綾香 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年9月号『「本業と真逆」の副業トレンド』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。