【先輩花嫁に聞く結婚式アイデア集】大好きなブランドの世界観を纏った、愛犬と過ごす軽井沢ウェディング

結婚式は、人生の大切な節目。CLASSY.カップルズの西岡菜々さんは、どんなふうにその一日をデザインしたのでしょうか?会場選びからドレス、ウェディングケーキまで、こだわりが詰まった家族婚のすべてをお届けします。これから結婚式を考える方にとって、ヒントになること間違いなしです!

PROFILE
西岡 菜々さん/孝貴さん(31歳 メーカー勤務/32歳 金融系)
友人の紹介で出会い、2024年4月に交際スタート。同年12月24日に婚約、2025年2月11日(建国記念日)に入籍。ふたりともラルフ ローレンをこよなく愛するトラッド好きカップル。結婚式は2025年10月12日、軽井沢にて。

会場は「フォレスターナ軽井沢」。愛犬と叶えた、理想のガーデンウェディング

@軽井沢プリンスホテル フォレスターナ軽井沢

会場選びの決め手は、ガーデンへの一目惚れだったという菜々さん。もともとはリゾート婚を希望していたものの、愛犬のラオウくん(19歳)も家族として迎えたいという想いから、挙式・披露宴ともにワンちゃんが参加できる会場を探していました。
「軽井沢は毎年ラオウくんの誕生日に家族で訪れていた思い出の場所。フォレスターナ軽井沢のガーデンに一目惚れして、しかもここならラオウくんも一緒に式に出られると知って、『ここしかない!』と思いました」(菜々さん)

さらに決め手となったのが、大好きなラルフ ローレンの世界観を再現できる空間であること。
「その年のラルフ ローレンのテーマが、ニューヨーカーの避暑地として知られる“ハンプトンズ”で。ガーデンを囲む木々の雰囲気がすごく近くて、ここなら再現できると確信しました」(菜々さん)

愛犬・ラオウくんの誕生日と重ねた、かけがえのない一日

結婚式の日付を10月12日にしたのは、愛犬・ラオウくんの誕生日に合わせてのこと。
「毎年この日に家族で軽井沢に来ていたので、この日に式をしたいと思って。当日は入場後すぐにラオウくんの誕生日会をしました。乾杯して、ケーキを囲んで、みんなで盛り上がって…すごく印象に残っています」(菜々さん)

ラオウくんはリングドッグとして挙式にも参加。ラルフ ローレンのポロシャツに蝶ネクタイを合わせ、結婚証明書には肉球でサインをするという大役を果たしました。その3ヶ月後に19年の生涯を終えたラオウくん。結婚式の日に一緒に過ごした時間は、家族にとってかけがえのない思い出になりました。
「大役を果たしてくれたと思っています。この日を軽井沢で過ごせて、本当によかったです」(菜々さん)

前例なしのガーデン披露宴も実現。空間は自分たちでつくる

披露宴はガーデンで行うことを希望。前例がないと言われながらもプランナーさんと相談し、実現しました。テーブルの配置も「背景はグリーンの木にしたい」と直前まで調整し、理想のレイアウトに。フォトブースは会場の備品(パラソルやソファ)を組み合わせてDIY。当日は快晴に恵まれ、ガーデンの芝生も乾いたベストコンディションに。

装花は、ラルフ ローレンの公式InstagramのイメージをフローリストのBALFLOR(バルフロール)に共有し、胡蝶蘭とグリーンを組み合わせた海外テイストに仕上げました。
「家族婚でテーブルが一つだったからこそ、お花にしっかりこだわれました。フローリストさんと一緒に作り上げていく過程も楽しかったです」(菜々さん)

ウェディングケーキもオリジナルで制作

ウェディングケーキは、ホテルでオリジナルオーダーが可能だったこともこの会場を選んだ理由のひとつ。愛犬ラオウくんのケーキもオリジナルで用意しました。既存のデザインではイメージに合わず、交渉して理想の形に仕上げたといいます。

料理は長野県産の食材を使ったコース。前菜からデザートまで自分たちでセレクトし、少人数だからこそ一人ひとりがゆっくり味わえたといいます。

理想は“ハンプトンズ”。世界観から逆算したドレス選び

ドレス選びのきっかけは、パリでの前撮り。レンタルでは長期間手元に置けないことから、購入を前提に探し始め、たどり着いたのがドレスショップ「ドレセル」でした。試着した3着のうち、2着に一目惚れ。どちらも諦めきれず、前撮り用は購入、結婚式用はレンタルすることに。
「可愛いと思うものと、自分に似合うものって違うんだなと実感しました。でもこの2着は、試着した瞬間にどちらも『着たい!』と思えたんです」(菜々さん)
その中から、挙式と披露宴で選んだのが、チュール素材の白ドレス。パリでの前撮りで着用した一着とは別に、本番で着るためのドレスとして選び、会場へ持ち込みました。

一着で印象を変える。挙式と披露宴で楽しんだスタイリング

挙式では、アップヘアにすっきりとした胸元を活かしたミニマルなスタイル。一方、披露宴ではティアラを合わせてダウンスタイルにチェンジし、さらにボレロを重ねることで、華やかな印象へとシフトさせました。

ボレロはハンドメイドサイトで、スカートと生地感が近いものを探して購入したもの。
「ボレロで検索して、かなり近いものを探しました。まさかこんなにぴったりハマると思っていなくて、自分でもびっくりしました(笑)」(菜々さん)

余興もスピーチもなし。“家族と過ごす時間”を主役に

余興やスピーチはあえて設けず、演出はシンプルに。ラオウくんの誕生日会とケーキ入刀以外は、ゆったりと歓談の時間に充てました。9人全員が一つのテーブルを囲み、中央にふたりが座るレイアウトに。両家の家族が自然と会話できる空間をつくりました。
「来てくれるだけでいい、というスタンスで。普段はなかなか話せないことも共有できて、家族同士の距離がぐっと近づいたと感じました」(菜々さん)

披露宴は午後4時から7時まで。ケーキ入刀の頃にはやわらかな夕日が差し込み、そのまま夜景へと移り変わる時間の美しさも、ガーデンウェディングならではの魅力です。

一日のはじまりから余韻まで。映像に残した“家族の時間”

披露宴前には、パリで撮影したオープニングムービーを上映。そして披露宴の締めくくりには、支度から退場までの一日を収めた約3分半のエンドロールを上映。選曲とともに、「ラオウくんのシーンも印象的に残してほしい」と事前にリクエストしたそう。
「家族婚だからこそ、一人ひとりがしっかり映っていて。今も帰省のたびに実家で見返しているくらい、お気に入りです」(菜々さん)

プチギフトはラルフズ コーヒーで統一

引き出物とは別に、プチギフトとして用意したラルフズ コーヒーのドリップバッグ、クッキー、インスタントコーヒーのセット。

「結婚式をしてよかった」——その実感が、これからのふたりを支えていく

「家族の前で誓えたことで、小さな喧嘩をしても『あの時誓ったから』と思えるようになりました。この日があったから、これからも仲良く夫婦生活を送っていけると感じています」(菜々さん)
準備期間中は役割分担をしながら進め、大きな衝突もなく当日を迎えたふたり。家族から「いい式だったね」と言ってもらえたことが、何よりの達成感につながったと話します。

これから式を挙げる人へ——菜々さんからのアドバイス

◆やってよかったこと
「経験者からアドバイスをもらえたのが本当によかったです。プランナーさんだけでなく、実際に式を終えた友人からの『この印刷会社が良かった』とか『新規だと割引がある』といったリアルな情報がすごく役に立ちました」(菜々さん)

◆やっておけばよかったこと
「プロのカメラマンへの指示書を作っておけばよかったです。何も伝えていなかったら、データを見たときにピンショットが1枚もなくて、全部ツーショットで(笑)。前撮りではたくさん撮ってもらえていたので、挙式でも当然あると思い込んでいました」(菜々さん)
「ドレスのハンガーショットも、事前に手配しないと撮れないと知らなくて。あとから“撮っておけばよかった”と思うカットがいくつもありました。撮ってほしいシーンは、細かく伝えておくのがおすすめです」(菜々さん)

いかがでしたか?先輩花嫁のこだわりや想いを参考に、ふたりらしい理想の結婚式を作り上げてください。CLASSY.ONLINEには、ほかにも結婚式アイデアの記事がたくさん!あわせてチェックしてみてくださいね。

取材・編集/藤井由香里

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