野村康太さん「120点くらい突き抜けたお芝居をできるようになることが今の目標」CLASSY.8月号インタビュー全文
話題作への出演はもちろん、美容への意識の高さでも有名な野村康太さん。日々のケアに気を遣うその裏側には、表現者としてのストイックな姿勢が隠されていました。野村さんの偏愛を通して、美容への探求心や芝居への情熱を深掘りします!
美容で培ったのは、自信と飽くなき探求心
トライ&エラーの先にある、120点の自分を目指して
My top pick
THE FACE POiNTER
美容感度の高い野村さんが肌身離さず持ち歩いているマストアイテム。失くしても必ず買い直すほど毎日のケアに欠かせない相棒的存在。
外見を磨くことで自信を持てるようになった
僕が美容に興味を持つようになったのは高校生のとき。それまではボディソープで顔を洗っていたくらいこだわりがなかったんですよ。でも、徐々にニキビが目立つようになって。肌が荒れていると、人と話すときもつい気になっちゃう。それで、スキンケアについて勉強するようになりました。まずは正しい洗顔の方法を学ぶことからスタート。化粧水、美容液、クリームと自分の肌に合うものを探すのが楽しくて、どんどん美容に夢中になっていって。周りからも「肌がキレイになったね」と褒めてもらえることが増えて、自信を持って人と向き合えるようになりました。もちろん肌に合わなかったアイテムもいっぱいあります。でもそうやって失敗を繰り返しながら、自分を知っていくのも美容の楽しさなんですよね。
そんな探求の先に辿り着いたアイテムのひとつが、このフェイスポインター。作品で共演した俳優さんが使っているのを見て試してみたらすごく良くて。朝むくんでいるときにこれでマッサージすると、フェイスラインがスッキリするんです。僕は疲れがすぐ顔に出るタイプ。でもこの仕事をしている以上、人に見られる場に立つときはいつも最高のコンディションでいたいじゃないですか。このフェイスポインターは、僕が胸を張って表に立つためのお守りみたいなもの。仕事の合間や入浴中もこれでずっとマッサージしています。
〈モデル衣装〉ニットベスト¥194,700パンツ¥248,600ブレスレット¥78,100(すべてマルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス)
文哉くんから学んだ俳優としてのプロ意識
俳優やモデルという仕事をしている僕にとって、見た目はひとつの武器だと思っています。ただ、いつまでもそれだけを武器に戦っていたら生き残れない。今僕に必要なのは、もっと内面を磨くことです。そう感じさせてくれたのが、映画『ブルーロック』で共演した高橋文哉くんでした。僕から見た文哉くんは、プロ意識の塊。まずすごいなと思ったのが挨拶。もちろん僕も挨拶は大事にしています。でも、僕が現場全体に向かって挨拶をしていたのに対し、文哉くんはスタッフさん一人ひとりのところまで行って、直接挨拶をしたり感謝の言葉を伝えているんです。スタッフさんからすれば、絶対そっちのほうが気持ちが伝わるじゃないですか。なので、僕も文哉くんと共演して以来、スタッフさんの近くまで行って挨拶することを心がけています。
もうひとつ勉強になったのが、自分の考えや思いを言葉にする力です。僕はあまり自分の考えを言葉にまとめるのが得意ではなくて。でも、文哉くんは作品や役に対する考えをわかりやすい言葉で伝えられる。一緒に取材を受けるたびに、文哉くんの話を聞いて、「なるほど、そういう言い方をするといいんだ」って心の中でメモしています。僕はどちらかというと、ぽわぽわした弟タイプ。文哉くんはそこが僕の良さだから、そのままでいいって言ってくれますが、作品の真ん中に立つ役者になろうと思ったら、伝える力も必要だって文哉くんを見て実感しました。いつか文哉くんみたいに作品を背負って立てるように、少しずつでいいから自分の内面を磨いて、カッコいい大人になりたいです。
正解がわからないからこそ楽しむ気持ちを忘れない
もうひとつ磨いていきたいのが、やっぱりお芝居。自分のお芝居については、常に反省だらけ。ちょっとでもお芝居が上手くなりたくて、映画やドラマを観るときも、キャストの方がどういうお芝居をしているのかに意識がいくようになりました。今『鉄槌教師』という韓国のドラマを観ているんですけど、その中で出てくるイ・ボンジュンという俳優さんのお芝居がとにかくすごくて!なんでこんなに印象に残るのか気になって、その人のシーンだけ何度も巻き戻して見返したり、「今の目線の動きいいな、今度取り入れてみよう」って参考にしたり。そういう研究の時間は増えました。僕は学生の頃、バスケをやっていたんですけど、バスケはこのテクニックを身につけるにはこういう練習をすればいいという筋道がある程度はっきりしていて。でも、お芝居は練習したからといって、上手くなるとは限らない。もちろん何もやらなければ上達もしないんですけど。その正解のなさに迷うことも正直あります。だからこそ僕が信じているのは、自分の気持ち。
たとえば本人が楽しんでやっていれば、その気持ちはきっと観ている人に伝わる。だから、まずは自分がそのとき感じている気持ちに正直になってお芝居をすること。その感覚を忘れないようにしたいです。あともうひとつが、チャレンジ精神。中学生の頃バスケの監督から言われたんです、「ミスを恐れている自分を恐れろ」って。それまでの僕はミスが怖くて、できればボールをもらいたくないって思うこともありました。でも、監督のその言葉を聞いて、まずはチャレンジしないと何も始まらないって意識に変わったんです。お芝居も同じ。批判を恐れて安牌な表現ばかり選んでいたら、誰の心にも残らない。誰も思いつかない表現にチャレンジすることで、初めて人の心を動かせる。無難に80点を目指すのではなく、120点くらい突き抜けたお芝居をできるようになることが今の目標。そのためにも、もっとトライ&エラーを楽しんでいきたいです。
〈衣装クレジット〉ジャケット¥39,417パンツ¥19,066〈ともにリイ〉クロスネックレス¥22,700〈ナンバリング〉(すべてHANA SHOWROOM)カットソー¥24,200(エルエムアールティー/MATT.)タンクトップ¥19,800(プレステージ アパレル)パールネックレス¥66,550(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)リング¥75,900※参考価格(オーガスト)ベルト¥57,200(デアンシェ/S&T)
野村康太さんにQ&A
ご自身の現在地や芝居への情熱を、飾らない言葉で語ってくれた野村さん。仕事の幅を広げる新しいチャレンジや、最新作の役づくりについて、パーソナルな一面を覗き見!
Q.最近新しくチャレンジしていることは?
韓国語の勉強を始めました。
夢は韓ドラに出演すること!
僕は大の韓国ドラマ好き。そこから韓国自体が大好きになって、最近はハングルの本を買って、隙間時間に韓国語を勉強しています。いつか韓国のドラマに出演することが密かな夢。憧れは、やっぱりラブストーリー!
Q.自分自身の弱点を挙げるなら?
一人の時間が苦手。最近は『ブルーロック』のメンバーとよく遊んでいます
僕、寂しがり屋なんです(笑)。一人の時間ができると、つい構ってほしくて誰かに連絡してしまう。最近は映画『ブルーロック』での共演がきっかけで高橋恭平くん、綱啓永くん、樋口幸平くんと仲良くなって、よくサウナに行ったりご飯を食べに行ったりしています。
Q.映画『ブルーロック』で演じる國神錬介の役づくりでトライしたことは?
目指したのは、逆三角形ボディ。サイドレイズで肩の筋肉を集中強化
まずは体を大きくするために1日5食生活に。そこから炭水化物を制限しつつ、タンパク質の量は落とさないよう食事コントロールをしました。筋トレはキツいときも正直あります。でもそんなときこそ、限界を決めないことが大事。あとは、一緒にやってくれる仲間の存在も不可欠。撮影期間中はよく雷市陣吾役の石川雷蔵くんを誘ってトレーニングをしていました。
〈モデル衣装〉
ニット¥132,000(ヴジャデ/ザ・ウォールショールーム)Tシャツ¥6,630(アフタープレイ/HANA SHOWROOM)デニムパンツ¥154,000(JW アンダーソン/JW ANDERSON 渋谷店)ベルト¥23,100(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)スネークネックレス¥39,600フラワーチャームネックレス¥30,800(ともにザ・オブジェクト)リング¥38,500(オーガスト)
PROFILE
◼︎野村康太(のむらこうた)
2003年11月30日生まれ。メンズノンノ専属モデル。テレビ東京系ドラマ『夫の家庭を壊すまで』の年下男子役で世の女性たちの心をわし掴みに。184cmの長身と透き通るような美肌を武器にモデルとしても活躍中。マイナスイオンたっぷりの癒しオーラとたくましい筋肉のギャップが魅力!2026年注目の新世代俳優。
この夏の話題を独占!映画『ブルーロック』
世界一のストライカーの座を懸けて、300人の高校生FWが過酷なサバイバルマッチに挑む『ブルーロック』。累計発行部数6000万部超えの人気漫画がこの夏実写化。野村さんが演じるのは、強靭なフィジカルが武器の國神錬介。注目は、長期にわたるサッカー練習の末実現した迫力の試合シーンと、世代屈指の人気若手俳優たちによる熱い演技バトル。本物の試合を観ているような興奮と熱狂に包まれる映画館を体験して。8月7日(金)公開。©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS
撮影/野田若葉(TRON) ヘアメイク/秋月庸佑 スタイリング/Chaeran Kang 取材/横川良明 構成/真野まよい 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年9月号「~彼を構成する、愛すべきモノ~MY ESSENTIALS」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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