秋元康総合プロデュース「Cloud ten」がついに始動!客席まで約1m、専用シアターで見せた圧巻の初ステージ

秋元康氏が総合プロデュースを手がけるシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」の専用シアター「Cloud ten THEATER」が、8月2日(日)、ダイバーシティ東京 プラザ6Fにグランドオープン! 今回は、オープンに先駆けて行われた初回公演「We’re Cloud ten」のゲネプロより、8月1日(土)12時公演の様子をお届けします。

初回公演ゲネプロ「We’re Cloud ten」8月1日(土)12時公演

【出演メンバー】
阿部晴仁(あべ はると)、稲葉斗真(いなば とうま)、宇治斗真(うじ とうま)、北凪晴(きたなぎ はる)、興梠大和(こおろき やまと)、根本純志(ねもと あつし)、濱屋元希(はまや もとき)、平石愛葵(ひらいし あいき)、福嶋涼斗(ふくしま すずと)、松尾帆高(まつお ほだか)、渡邊絢斗(わたなべ あやと)

【セットリスト】
M1 We’re Cloud ten
M2 君は君だ
M3 太陽の傾き方
M4 ごめん 愛こそ全て
M5 青春タンデム
M6 夕焼けがいつもと違って見える
M7 パパラッチ鬼ごっこ
M8 他人仮面
M9 Dress up
M10 君とSomeday
M11 An underwater flower
M12 僕たちの自由
M13 次に会える日まで
[アンコール]
M14 Eyes on me!!
M15 Shake & Dance
M16 Colors of us

専用シアター「Cloud ten THEATER」

客席数約300席を備えるCloud ten専用シアター。ニューヨークの「オフ・ブロードウェイ」をコンセプトに設計され、ステージを囲むように配置された“コの字型”の客席は、最前列から舞台までの距離がわずか約1m! 手を伸ばせば届きそうなほどの近さで、パフォーマンスの熱量をダイレクトに感じられます。さらに、ステージ上で目を引くのは2本の大きな柱。プロジェクトのホームグラウンドとして、ファンが日常的にメンバーと出会い、その成長を間近で見守ることができる特別な空間となっています。

初回公演ゲネプロ「We’re Cloud ten」がスタート!

メディアや関係者が集まる中、開演直前の影アナを務めたのは福嶋涼斗さん。「僕たちのカッコいい姿、一秒たりとも見逃さないでくださいね! 皆さん、楽しむ準備はできてますかー!?」と元気いっぱいに呼びかけ、開演前の会場を盛り上げます。

レーザービームがシアター内を真っ青に染める中、ステージ中央のスクリーンが左右に開き、姿を現したのは赤いマントを身にまとった11人。稲葉斗真さんが「Hey!」と観客を煽ると、「We’re Cloud ten」のパフォーマンスがスタート! 気品あふれるジャジーなダンスに、指先まで神経の行き届いた繊細な振付、そして目まぐるしく入れ替わるフォーメーションで、一瞬にして観客の視線を釘付けにします。メンバーは手拍子で会場を巻き込みながら、豪快なジャンプやしなやかな動きでマントを美しくひるがえしていきます。楽曲の中盤には、メンバーの膝の上に稲葉さんが乗るダイナミックなパフォーマンスも。北凪晴さんや福嶋涼斗さんの力強い視線に引き込まれたかと思えば、興梠大和さんは真剣な眼差しから一転、弾けるような笑顔を見せ、そのギャップで惹きつけます。

思わず一緒に踊りたくなるアップチューン「君は君だ」では、興梠さんがキュートなぷく顔を見せたり、メンバー同士でハートを作ったりと、楽しげなパフォーマンスを披露。北凪さんも歌詞に合わせて客席を指差し、会場を大いに沸かせます。

マントを脱いだ11人が披露したのは、グレーのスーツ調衣装。続く「太陽の傾き方」では、切ない表情を浮かべながら空を見上げるメンバーたちの姿が印象的です。阿部晴仁さんは額に汗を輝かせながら笑顔を見せ、楽曲の世界観を感情豊かに表現。メンバーの半数がスタンドマイクを使用したサビでは、特徴的な手振りも相まって、ステージをさらに印象的に彩りました。

各地のお披露目イベントでもパフォーマンスされてきたお馴染みの「ごめん 愛こそ全て」では、一転して笑顔弾ける全力パフォーマンスを展開! 稲葉さんがしゃがんで客席と目線を合わせたり、福嶋さんが目の前の観客へ茶目っ気たっぷりな笑みを向けたりと、会場中にキュンを届けていきます。一方、平石愛葵さんは大人びた表情を浮かべ、余韻を残すようなしなやかなダンスを披露。メンバーそれぞれの個性が光るステージとなりました。

【MC】ファンネームを発表!メンバーとファンが〝コネクト〟するオリジナルポーズも

自己紹介では、メンバーそれぞれが特技や好きなものをアピール。登山好きの阿部さんが「ヤッホー!」と客席に呼びかければ、濱屋元希さんは「上腕ー!」「三頭筋ー!」と独特なコール&レスポンスで会場を盛り上げます。

そしてここで、待望のファンネームが「Winds(ウィンズ)」に決定したことを発表! 「Winds」は文字通り「風」を意味し、「ファンの皆さんからの風を受け、僕たちがさらに高く舞い上がり、スターになれたら」という温かくも力強い願いが込められていると福嶋さんが説明します。メンバーが「僕たちにたくさんの風を送ってください!」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が送られました。

さらに、「君は君だ」の「♪分かり合えるさ We connect」というフレーズに合わせ、Cloud tenと“コネクト”するオリジナルの指ポーズも紹介。WとCを組み合わせて「10」を表現したポーズを、メンバーと観客が一緒に練習しました。

オリジナル指ポーズ

Winds: 左手の親指と薬指をくっつけて「W」の形を作り、手の甲を見せる。
Cloud ten: 「C」の形を作り、Windsの「W」と重ね合わせる。

すると、Windsの人差し指が「1」、Windsの中指と小指に重なったCloud tenの「C」が「0」となり、見事に「10(テン)」の形が完成!会場の一体感を生むオリジナルのポーズに、メンバーも嬉しそうに「すごい!」と嬉しそうに笑顔を見せました。

個性溢れる世界観で魅了!ユニット曲パフォーマンス

平石さんの「めずらしいメンバー同士の組み合わせに注目してください!」という紹介で始まったユニット曲のパートでは、各ユニットが全く異なる世界観と演出で楽曲を披露。

「青春タンデム」:北凪晴
先ほどまでの爽やかな表情から一変、ワイルドな表情でソロパフォーマンス。スタンドマイクを大胆に傾け、大人っぽい色気を漂わせながら、しなやかな身のこなしから激しいダンスまで、感情たっぷりに表現します。

「夕焼けがいつもと違って見える」:根本純志・興梠大和
歌謡曲を思わせるノスタルジックな曲調に乗せ、どこか陰りを帯びた表情を見せる2人。身にまとった鎖を使った印象的な演出も相まって、ただならぬ世界観に終始ドキドキが止まりません!

「パパラッチ鬼ごっこ」:福嶋涼斗・濱屋元希・平石愛葵
パパラッチのフラッシュを思わせるようにスポットライトが点滅する中、福嶋さんは冷徹な表情から一転、ゾクッとするような笑顔を浮かべ、ミステリアスな空気を漂わせます。平石さんは緩急自在な身体使いで魅せ、濱屋さんは美しいハイトーンボイスと訴えかけるような強い眼差しで、楽曲の世界へと一気に引き込みます。

「他人仮面」:阿部晴仁・稲葉斗真・宇治斗真・松尾帆高・渡邊絢斗
晩餐を思わせる独特な世界観の中、それぞれの魅力が際立つパフォーマンスを披露。宇治さんのアンニュイな表情や、阿部さんの眉をひそめる色気たっぷりの仕草に目を奪われたかと思えば、渡邊さんの軽やかな踊り、松尾さんのメリハリのあるダンス、そして指先まで細やかな動きで魅せる稲葉さんと、一人ひとりの個性が光るアプローチを展開しました。

ユニットパフォーマンス後のMCでは、阿部さんと松尾さんの奇跡的な縁にまつわるエピソードが。登山好きの阿部さんが一番好きだと語る山は「奥穂高岳」。実は、登山が趣味だという松尾さんの父親にとっても奥穂高岳は思い入れのある山で、松尾さんの「帆高」という名前もそこから名付けられたのだそう。Cloud ten発足時からずっと同じチームで、現在はシェアハウスもしているという2人の運命的なつながりが明かされました。

さらに、名前の漢字まで同じ稲葉さんと宇治さんの“斗真ペア”は、偶然にも2人とも「北斗七星」が名前の由来。松尾さんから「ファンの方にはなんて呼んでもらいたい?」と問われると、稲葉さんは「やっぱり苗字を織り交ぜた呼び方がいいな」と提案。「宇治斗真は“うじとま”、稲葉斗真は“いなとま”。これしかない!」と笑顔で呼びかけ、それぞれの呼び名をアピールしました。

高校生で静岡から単身上京した渡邊さんは、「今日このステージを見て、家族に少しでも安心してもらえたら嬉しい」と感謝を口にします。さらに、今回が3回目のアイドル挑戦となる北凪さんは、「学校をやめてきた人、就職を蹴ってきた人、上京してきた人、それぞれが人生をかけてこのステージに立っている。このCloud tenで絶対売れて、武道館やその先の景色をWindsの皆さんと見に行きたい」と力強く宣言しました。

弾ける笑顔から胸打つクライマックスへ。ドラマチックに魅せる後半戦!

衣装のスカートを使った華やかなダンスで魅せる「Dress up」。続く「君とSomeday」では、スクリーンに青空が映し出された爽やかな空間の中、稲葉さんが客席へ紙飛行機を飛ばします。撮影可能パートの「An underwater flower」「僕たちの自由」では、レンズを向ける観客一人ひとりに、メンバーたちが弾けるような笑顔で目線を送り、会場を沸かせました。

本編最後の楽曲となった「次に会える日まで」では、暗転したシアターの中、横一列に並んだ11人をスポットライトが照らし出します。ピアノの優しいメロディに乗せ、稲葉さんの歌い出しから楽曲がスタート。濱屋さんが客席へ温かな眼差しを送る中、北凪さんは切ない表情でそのフレーズを歌い紡ぎます。興梠さんは穏やかな表情を浮かべ、阿部さんと渡邊さんは客席へ優しい笑顔を。根本さんは伸びやかな歌声をシアターいっぱいに響かせます。胸に拳を当てて歌うその姿は、これからへの強い決意を表しているかのよう。シアター全体を見渡しながら、一人ひとりに語りかけるように紡がれる歌声が、本編のクライマックスをドラマチックに締めくくりました。

チャーミングな魅力全開!笑顔と紙吹雪に包まれたハッピーなアンコール

温かな手拍子に迎えられたアンコールでは、キュートなピンクのスウェット姿に着替えた11人が登場し、本編とはまた違った表情を見せます。メガホンを片手に、疾走感あふれる「Eyes on me!!」を披露すると、続く「Shake & Dance」では一転してポップな世界観へ。飛び跳ねたり、ハートマークを作ったりとノリノリのパフォーマンスを繰り広げ、最後は全員で紙鉄砲を鳴らして会場をひとつにします。

その後のMCでは、もともと教員を志望し、教員免許、幼稚園教諭免許、保育士資格を持つ濱屋さんが、「去年までの自分は小学校の先生になっていると思っていた。今このステージで皆さんにお会いできて嬉しい」とこれまでを振り返ります。興梠さんは「母親が山下智久さんの大ファンで、二人三脚でアクロバットやダンスを練習してきた。山下さんのようにビッグで愛されるアイドルになりたい」と夢を語りました。そして根本さんは、「大きな一歩を踏み出したが、本当の挑戦はこれから。一公演一公演を大切にし、もっと大きく成長していくので、僕たちの大きな夢を一緒に育ててください」と力強く決意を口にします。

ラストを飾る「Colors of us」では、2人組のメンバーが作ったブリッジをくぐったり、メンバーが一列になって電車ごっこのような動きを見せたりと、チャーミングな魅力を存分に発揮。ステージ上で半円に並んだ11人は、お互いに目を見合わせると、ひらひらと舞う紙吹雪の中で希望に満ちた笑顔を見せ、初回公演のステージを締めくくりました。

「〝目を合わせに行く〟パフォーマンスを」決意を語った終演後囲み取材

終演後の囲み取材では、根本さんが「緊張したが温かい応援のおかげでやり遂げられた。手応えは120点!」と、初回公演を終えた率直な心境を語ります。ステージで流した大量の汗について、北凪さん、阿部さん、稲葉さんは「前列の方に汗が飛んでいないか心配」と会場の笑いを誘いつつ、「それだけ全力で楽しんだ証拠」と爽やかな笑顔で振り返りました。

客席との距離の近さについて、福嶋さんは「この近さは他のグループにはない最大の強み。お客様の視線は逃さない」と自信をのぞかせます。松尾さんも「『目が合っている気がする』ではなく『目を合わせに行く』パフォーマンスを届けたい」と熱く意気込みました。

さらにチームの絆について、北凪さんは「互いに改善点を言い合える向上心の高さがあり、一番高いレベルを目指せている」と、Cloud tenの強みをアピール。興梠さんも「毎日公演ができるシアターだからこそ、一人ひとりに温かさや感動を直接届けたい」と思いを明かします。最後には、プロジェクトの魅力について「世界と戦える専用シアターはもちろん、30人の強烈な個性と家族のような仲の良さが一番の魅力。このダイバーシティから日本、そして世界へ羽ばたきたい」と未来への決意を語り、囲み取材を締めくくりました。

 

「Cloud ten THEATER」で繰り広げられたのは、目の前の観客へ自ら視線を送り、しっかりと目を合わせに行く“巻き込み型”のパフォーマンス! ただ「見る」だけではなく、メンバーと観客が一緒になってステージを作り上げていくような一体感と、胸が高鳴るほどの近さは専用シアターならでは。フレッシュでパワフルな彼らの魅力を全身で体感しに、ぜひシアターへ足を運んでみてください!

取材・文/中村美貴 編集/CLASSY.編集部