横田真悠さん(26)「『SAKAMOTO DAYS』ではスランプに近い経験をし、悔しくて泣いたことも」
15歳でモデルとしてキャリアをスタートし、CLASSY.にもゲストモデルとして登場したことのある横田真悠さん。チャーミングでポジティブ、過酷なロケにもひたむきに取り組む真摯な姿勢がバラエティ番組でも愛される存在です。海外撮影も多数、多忙な日々を送る横田さんが無理なく仕事を続けるために意識している取捨選択を聞きました。
切羽詰まってる自分が好きじゃないので、
心の余裕が保てるスケジュールを
意識しています
スランプから脱した経験が
俳優としての自信にも繋がりました
『Seventeen』の専属モデルだった頃、私以外のモデルは俳優としても活躍していて、自分だけ演技の仕事をしていないことにコンプレックスを感じていました。当時はお芝居に苦手意識があって、演技レッスンにも消極的。「私は、モデル1本で行きます」なんて言っていましたが、一方で「私がカバーを務めていていいのかな」という思いもありました。年齢を重ねる中で先のキャリアを考えるようになり、一歩踏み出したのは二十歳のとき。ただの食わず嫌いかもしれないし、ダメだったらやめてもいい。挑戦しないまま後悔したくなくて、『3年A組』のオーディションを受けました。振り返るとこれまでの人生の中で大きな選択だったし、モデル以外に自分の居場所を増やすきっかけにもなったので、あのとき演技の世界に飛び込んでよかったな、と思っています。
今は「お芝居が好き」と自信を持って言えますが、同時に難しさも感じています。今回の『SAKAMOTO DAYS』ではスランプに近い経験もしました。右も左も分からず、側転もできないままアクションに挑戦したので、「練習初日は頭を抱えた」と監督にも言われるほどのレベルだったし、お芝居+アクションで体を動かしながら感情を表現するのも難しくて、本当に思うようにいかないことばかりでした。アクションのレッスンは、桜井(日奈子)さんとご一緒することが多かったのですが、必ず桜井さんの方が先に終わるんです。私も結構練習しているはずなのにできないし、ひとつ身につけるとひとつ忘れてしまう。「自分ってこんなにマルチタスクが苦手なんだ」と痛感して、悔しくて泣いたこともありました。こんなにもどかしかったのは、今までの作品ではなかったこと。でも、心が折れても逃げるわけにはいかないので、練習の回数を増やしてもらったり一回マスターしたことは次も必ずできるように心掛けたりして、アクション部のみなさんにも支えてもらいながら向き合っていました。自分でも、あのときの私は別人だったな、と思います。「ちゃんと頑張った」と心から言えるし、それがとても自信になりました。次はカーアクションにもトライしてみたいですね。
自分を好きでいるために
何事も“無理なく楽しむ”を
大切にしています
取捨選択の場面で大事にしているのは、素直に心が動くものを選び取ること。最初から無理をしようとは思っていなくて、何事も“無理なく楽しむ”がマイルール。スケジュール的にも気持ち的にも余裕がなくて切羽詰まっているときの自分が好きじゃないんです。そういうときって、家が散らかったり、何かに取り憑かれたようにずっと考えてしまったり。やっぱり心が元気でいることが一番。周りに対して明るくオープンマインドでいるためにも、自分を好きでいるためにも、何もかも忘れて過ごせるような“余白”のある生活も大切なのかな、と思っています。
横田真悠さんの〝取捨選択〟
【取】
せいろ蒸しにハマっています。
料理上手ではないけれど、
簡単&ヘルシーで便利
料理上手でオシャレな人たちが愛用しているのを見て、私もせいろ生活を始めました。せいろ自体の見た目も好きで、実際に使い始めると簡単でヘルシーだし、そのまま食卓に出せるから洗い物も減らせて便利。元々、料理はそこまで得意ではなくて、簡単にパパッと作れないし、「やるぞ!」とスイッチを入れないと向き合えないタイプ。そんな私でも短時間で満足感のある一品が出来上がるので、重宝しています。はじめは野菜やお肉を蒸すだけでしたが、最近は麻辣湯や包まないしゅうまいなど、レパートリーも拡大中。これから始めたいのは、サウナ。ひとり行動は苦手なのですが、友達とタイミングを合わせるのも難しいので、仕事終わりにサクッとひとりサウナができるようになりたいです。
【捨】
自宅で飲む水をペットボトルから
大容量のサーバータイプに移行。
ゴミの量も減って、いい選択でした
ずっとペットボトルで水を注文していたのですが、大容量のBOXタイプを誤発注してしまったことがきっかけで、ペットボトルから卒業しました(笑)。毎日コップで飲むことで、ゴミの量も軽減。めんどくさがりな性格でゴミ出しも時間がないときは後回しにしがちなので、その回数が減って快適だし、環境にも優しくて、結果いい選択でした。普段から部屋の暖房はつけず、スチーム式の加湿器で温度調節。自分が自然と取り入れている日常のアクションが、地球環境のために役立っていたらいいな、と思っています。
お風呂が大事なデトックス時間。
その日の気分で入浴剤を選ぶのも楽しみ
次の日のセリフを覚えるなど、やるべきことは移動時間を有効活用して、家では一旦リラックス。なるべく仕事から離れて自分時間を確保します。一番のリラックスはバスタイムで、入浴後はデジタルデトックスも意識。入浴剤も日によって選べるようにストック。今のお気に入りは、クナイプのホップ&バレリアンの香り。ぐっすり眠りたい日の定番です。
横田真悠さん/MAYUU YOKOTA
1999年生まれ。東京都出身。2014年、『ミスセブンティーン2014』でグランプリを受賞し、モデルデビュー。2019年、NTV『3年A組-今から皆さんは、人質です-』でドラマ初出演を果たす。2022年には、関西テレビ『コンビニ★ヒーローズ〜あなたのSOSいただきました!!〜』で地上波連続ドラマ初主演。現在は、『non-no』専属モデルを務めながら、TBS『ラヴィット!』の木曜レギュラー、NTV『世界の果てまでイッテQ!』の出川ガールとしても活躍。4月29日公開の映画『SAKAMOTO DAYS』では、元マフィアの陸少糖を熱演。初挑戦となるアクションも披露。
【衣装クレジット】トップス¥320,100スカート¥3,080,000ピアス¥110,000靴¥176,000(すべてボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
撮影/田形千紘〈TRON〉 ヘアメイク/北原 果〈KiKi inc.〉 スタイリング/石田 綾 取材/坂本結香 編集/越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年6月号「私たちの取捨選択」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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