
次の長期休みはどこに行こう…?旅先に迷う方に今おすすめしたいのが西オーストラリア州の州都「パース」。オーストラリア第4の都市とも呼ばれるパースは、高層ビルが並ぶ近代的な街並みと大自然が融合する美しい場所。“都会も自然も楽しみたい!”という欲張りな方にうってつけなんです。CLASSY.リーダーズ兼ライターとして活躍してくれている中村美貴さんがこの旅のナビゲーター。今回は、パースでおすすめのグルメと買い物スポットをご紹介します。※取材時3月中旬
- パースで行くべきグルメ4選
- 1. 「Petition Kitchen(ペティション・キッチン)」(パース中心部)
- 2. 「alba(アルバ)」(パース中心部)
- 3.「GOOD COMPANY(グッドカンパニー)」(パースから車で約20分)
- 4.「Sandalford Wines(サンダルフォード・ワインズ)」(パースから車で約25分)
- パースで行くべき買い物スポット4選
- 1. 「Fremantle Markets(フリーマントル・マーケット)」(パースから車で約30分)
- 2.「pigeonhole(ピジョンホール)」(パース中心部)
- 3.「House of Honey(ハウス・オブ・ハニー)」(パースから車で約30分)
- 4.「Coles(コールズ)」(パース市内に多数)
- パースの中心に滞在!「Duxton Hotel Perth(ダクストン・ホテル・パース)」
パースで行くべきグルメ4選
1. 「Petition Kitchen(ペティション・キッチン)」(パース中心部)
歴史を感じるビルディングでオシャレなランチ

140年以上の歴史を持つ、美しい建築の「ステートビルディング」内に位置する「Petition Kitchen(ペティション・キッチン)」。地元生産者の情熱に感化されたヘッドシェフが提案する、パースの新鮮食材をふんだんに使った料理が魅力。素材の味を活かしたユニークなメニューは大胆日本人好みの繊細な味わい。モーニングからディナーまで、時間帯により異なる料理をさまざまなスタイルで楽しめます。
ランチで訪れた「Petition Kitchen(ペティション・キッチン)」。タコはプリプリで柔らかくスモーキー。生牡蠣はクリーミーで小ぶりな身に旨味がぎゅっと詰まっており、酸味の効いたエシャロットのヴィネグレットを付けるとコクがより際立ちます。また、オーストラリアに行ったらスイカジュースは必ず飲んで欲しいドリンク。豚のヒレ肉は、日本ではなかなかお目にかかれないプラムマンゴーや、ピクルスの付け合わせでさっぱりと。そして、チップス(フライドポテト)の美味しさは感動級…!外はカリッと、中はしっとり&ねっとりの絶妙な調理法で、お腹がいっぱいでも手が止まりません。メインまで食べ終え、かなりの満腹でも食べられてしまいました!
施設内の5つ星ホテル「COME THE TREASURY(コモ ザ トレジャリー)」もチェック
元々は政府の総合庁舎だった歴史的建物「ステートビルディング」内にある、コンテンポラリーなラグジュアリーホテル。設計は「アマン」などを手掛けるホテル建築界の巨匠ケリー・ヒル氏が担当。ヴィクトリア調の歴史的な外観の内部には、モダンなインテリアに自然光が差し込む洗練された空間が広がっています。どこを切り取っても絵になる空間は、いるだけでセンスが磨かれそう。特別な滞在にぴったりのホテルです。
2. 「alba(アルバ)」(パース中心部)
ナイトアウトにぴったりな映え系レストラン

パースの再開発計画により2024年に誕生した多目的複合施設「Stories(ストーリーズ)」内にあるモダン・イタリアンレストラン。季節の食材を使った風味豊かなイタリア料理を、ムードのある現代的な空間で。食事の後は、施設内のルーフトップバーやビアガーデンをハシゴするのも良し。ネオンが光る異空間をドレスアップして楽しんで。
ピンクを基調としたオシャレな空間で、まずはイタリアンスタイルの前菜からシェアスタイルでスタート。さっぱりとしたビーフカルパッチョはサラダ感覚で、アランチーノはトマトの酸味とクリーミーなチーズのバランスが絶妙!エビやお肉のグリルでは、素材の味わいを存分に楽しめます。自家製ブレッドボウルに入ったユニークなリガトーニや、オレキエッテなどのパスタに、メインは皮がカリカリのポルケッタを。デザートはイタリアの代表的なデザート・ティラミス。とろけるような味わいで、締めまで大満足なディナーでした。
3.「GOOD COMPANY(グッドカンパニー)」(パースから車で約20分)
ショッピングの一休みに美味しい野菜を!

パース中心部から車で20分ほどで到着する大型のショッピングセンター「Karrinyup Shopping Centre(カリニャップ・ショッピング・センター)」内にあるカジュアルダイニング。野菜たっぷりのサラダから、ボリューミーなハンバーガー、ピザまで楽しめます。半屋外の店内は開放的で休日感たっぷり。買い物に疲れたら、ここで腹ごしらえするのがおすすめです。
野菜をふんだんに使ったサラダはとにかくボリューミー!見た目も鮮やかな、甘みのあるフレッシュな野菜をたっぷりと味わうことができます。アボカドはクリーミー、グリルチキンも柔らかくさっぱりとしていてヘルシー。しっかりとパワーチャージしたい方にはジューシーなビーフのハンバーガーもおすすめ。
4.「Sandalford Wines(サンダルフォード・ワインズ)」(パースから車で約25分)
緑に囲まれたワイナリーで美味しい料理とワインに舌鼓

1840年創業の老舗ワイナリー「サンダルフォード・ワインズ」は西オーストラリア州で最も歴史深いワイナリー。セラードア(ワインの試飲・販売スペース)の大きさはなんと西オーストラリア州でも最大規模を誇ります。敷地内にあるレストランでは、サンダルフォードのワインと極上の料理のマリアージュを贅沢に楽しむことができます。
ワインに合うチーズやパンがあり、ワイン好きにはたまらない空間。お酒が飲めなくてもノンアルコールワインや美食を贅沢に楽しめるので、ぜひ訪れて欲しいレストランです。前菜の柿とブッラータは、フレッシュでクリーミーなチーズに、甘い柿がアクセントとなり間違いのない一品。フォカッチャはホイップされたフェタに、地元のハチミツをつけていただくとスイーツのよう。大ぶりな手長海老は肉厚で食べ応えがあります。帰国日にして、滞在中初となるビーフをいただいたのですが、アンガス牛は繊維のない柔らかい質のお肉で頬が落ちそうなくらいに美味しい…またオーストラリアに来てビーフを食べたい!そう思った瞬間でした。
パースで行くべき買い物スポット4選
1. 「Fremantle Markets(フリーマントル・マーケット)」(パースから車で約30分)
お土産調達ならここ!食材からコスメまでなんでも揃う市場

100年以上の歴史を持つフリーマントル・マーケットは、地元民~観光客まで多くの人が訪れる市場。1975年に「ナショナル・トラスト&ヘリテージ・カウンシル」に登録され、文化と遺産の独特の雰囲気を持つ空気感の中で150以上の店舗が軒を連ねています。生鮮食材からスイーツ、ハチミツ、紅茶などの食材の他、アクセサリーや衣類、ステーショナリーまでなんでも揃う、お土産探しにぴったりなスポット。
※毎週金曜日~日曜日と祝日に営業
2.「pigeonhole(ピジョンホール)」(パース中心部)
カラフルな雑貨からファッション小物までパース発祥の雑貨屋

パースで店舗展開する「pigeonhole(ピジョンホール)」は、ステーショナリーからコスメ、ファッション小物まで、幅広いジャンルを取り扱うパース発祥の雑貨屋。海外らしいカラフルな配色のアイテムはお土産やギフトに選びたい!
3.「House of Honey(ハウス・オブ・ハニー)」(パースから車で約30分)

未加工、非加熱、無添加の極めてピュアなハチミツを専門に取り扱うショップ。伝統に基づいた養蜂方法で、風味豊かな栄養価の高い西オーストラリア産のプレミアムハチミツを提供しています。ハチミツの販売だけでなく、ハニーワインの試飲やアイスクリームの販売も行っているので、おやつタイムに訪れるのもgood。
4.「Coles(コールズ)」(パース市内に多数)
地元民御用達のスーパーでローカル食材をget

オーストラリアの2大スーパーマーケットの一つである「Coles」。食材から日用品まで豊富にそろい、地元の人の生活が垣間見れるスーパーは、滞在中一度は訪れておきたい場所。
パースの中心に滞在!「Duxton Hotel Perth(ダクストン・ホテル・パース)」

パース中心部に位置する5つ星ホテル「Duxton Hotel Perth(ダクストン・ホテル・パース)」は、他に系列のない独立系の唯一無二なホテル。2024年に大規模改修を終えリニューアルしたばかり。元は税務署として使われていた建物で、厳かな雰囲気が漂います。ロビーにあるバーではアルコールドリンクで優雅な夜を、屋外プールではゆったりとした日中を過ごすことができます。

【客室】「リバー・ビュー・ルーム」
広々とした客室には大きな窓があり、朝は美しいスワン川の眺望で目覚めることができます。広々とした洗面台のアメニティはニュージーランド発「Antipodes」のもの。モバイルオーダーできるルームサービスは、夜遅くの到着時に便利です。朝食はロビー階のレストランでビュッフェ形式でいただきます。
【客室】クラブルーム
上層2階はクラブフロアとなっており、全室バスタブ付き。客室には、地元アーティストの家具やアートがインテリアとして置かれ、詳細は横のQRコードで読み込むことができます。クラブフロア宿泊者は、専用のラウンジを24時間利用可能。リノベーション後の一番の目玉となっています。
Duxton Hotel Perth(ダクストン ホテル パース)
住所:1 St Georges Terrce, Perth WA 6000 Australia
エリア:パース セントラル ビジネス ディストリクト / パース
チェックイン時間:15:00 ~ 指定なし/チェックアウト時間:10:00
パースについて
西オーストラリア州の州都であり、同州最大の都市。サマータイムはなく、日本との時差はマイナス1時間。オーストラリアの季節は日本と逆で、12-2月が夏、6-8月が冬となります。パースも同様に、四季を楽しめますが、地中海性気候で一年を通して過ごしやすい。日差しが強いので日焼け対策は必須。夏の12-2月は平均最高気温が30℃を超えますが、35℃以上になることは稀。午後になると「フリーマントル・ドクター」と呼ばれるインド洋からのさわやかな潮風が吹き、暑さを和らいでくれます。冬は1年の中で最も降雨量が多く、急な雷雨なども発生しやすくなります。
西オーストラリア州政府観光局、ANA
西オーストラリア州政府観光局の公式インスタグラムでは、西オーストラリアの魅力を写真で紹介しています。
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https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/area/australia/per/
取材/中村美貴 編集/永吉徳子
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