BUDDiiS森愁斗、初主演映画『ウォーターガーディアンズ』で5キロ増量!「自分自身がライバル」挑戦の夏を語る

ダンス&ボーカルグループ・BUDDiiSのメンバーとして活躍する森愁斗さんが、映画『ウォーターガーディアンズ』で映画初主演! ライフセーバーを目指す若者たちのひと夏を描いた本作で、森さんが演じるのは、ちょっぴりチャラくてリーダーシップのある服部海翔。役作りのために5キロ増量して挑んだ撮影の裏側から、ライバル役を演じた椿泰我さんとの関係、初主演作を経て感じた俳優としての成長までたっぷり聞きました。

初主演映画で挑んだのは、ちょっとチャラくて“俺様”なライフセーバー役

――本作への出演が決まったときの率直な感想を教えてください。
元々、瀧川元気監督とはご一緒したことがあったので、主演作を撮っていただけると聞いたときはうれしかったです。連携も取りやすかったですし、「自分(森さん)がパワーアップしたときに、また撮りたい」と言ってもらっていたので、今作で実現できてよかったです。

――〝ライフセーバー〟を題材にした作品に挑むにあたり、準備したことはありますか?
ライフセーバーに関する知識がなかったので、不安がありながらも「体は鍛えないといけないだろうな」とトレーニングはしていました。撮影の2、3日前に講習を受けて、そこで知識を詰め込む作業があったのですが、(演じる)海翔たちも作品の中で学んでいく立場にあるので、あえてそこまで固めすぎず、フラットな状態で役と一緒に学ぶ姿勢で挑みました。

――服部海翔を演じるうえで、特に意識したのはどんな部分ですか?
海翔のように、ちょっとチャラくて、なんでもできる人を今まで演じたことがなく、最初は不安もありました。こんなに主役感満載のキャラを器用に演じられるかな、と。なので、ちょうど伸ばしていた髪を生かしたり、海翔っぽい服を衣装さんと話し合いながら、外見から固めることを意識しました。自分が思う海翔に見た目から近づくことで、振り切れたり、役を消化できると思ったので、衣装には私物も織り交ぜてビジュアル作りをしました。作品の中で着用している麦わら帽とサングラスは普段自分が愛用しているものです。

――演じる中で難しさもありましたか?
ありましたね。僕自身、海翔のように俺様キャラではないので、一個ギアを上げながら演技する感じでした。海翔はチャラチャラしながらも、みんながついて行きたくなるようなリーダーシップも併せ持つ人。人柄がいいからこそ、感情が動きやすいキャラクターなんだと思います。なので、挫折や壁にぶつかるシーンでは、チャラさを捨てて、自分の気持ちや経験と照らし合わせながらナチュラルに演じることも心掛けました。チャラさとのギャップを出せるようにより内面にフォーカスした演技も大事にした部分です。

「自分自身がライバルかもしれない」人と比べなくなった理由

――椿泰我さん演じる、上野颯真さんとのライバル関係も見どころのひとつです。森さんにとって〝ライバル〟はどんな存在ですか?
僕はあまり人をライバルだと思わないタイプです。周りの方の活躍を見ても対抗心は生まれず、「頑張ってるな」というリスペクトしかない。「すごいな」とか「負けないようにしよう」と思うことが多くて、自分の努力の必要性を感じるので、自分自身がライバルかもしれない。元々、演技に興味を抱いたのは、YouTubeの企画で占い師さんに「役者を始めた方がいいよ」とアドバイスをもらったことがきっかけだったんです。すぐに事務所に相談して、演技レッスンをつけてもらったり、オーディションを受け続けて、ようやく今作で主演映画に辿り着きました。自分が頑張らないと結局、周りには勝てないと思うんです。

――周りと比べて自己肯定感が下がることもないですか?
芸能界に入ってからは、なくなってきました。誰もが自分にしか出せないものを持っているし、育った環境や仕事の環境はバラバラだから、比べて優劣をつけても全く意味がない。それよりも、自分が頑張っていることに注力する方が先に繋がっていきそうだな、と考えています。でも普通に生きていたら、比べちゃいますよね。僕も落ちちゃう系なので気にしないようにしているのかもです。

――森さんは、気分が下がったときは、どう立て直していますか?
ごはんを食べて寝る、です。寝たら大抵のことは忘れるタイプ。たまに思い出しちゃうけど、寝れば「割と大丈夫か!」ってなります。

椿泰我さんとは“人見知り同士”。ライバル役だからこそ心地よかった距離感

――椿さんとの共演で刺激を受けたことはありますか?
椿くんの真面目さは刺激になりました。講習中にメモを取ったり、講習後も自分で練習したり。講師の方に「もう少し、こうした方がいいですか?」と積極的に聞いている様子も見ていたので、熱心さが素晴らしいと思いました。

――共演前と後で椿さんの印象は変わりましたか?
僕も人見知りだから分かるのですが、「椿くんも人見知りなんだろうな」というのが顔合わせの第一印象でした。人見知り同士でぶつかると空気が止まりがちですが、ライバル役だからこその距離感があったので、逆に助かった感じです。顔合わせの後にIMP.のYouTubeを拝見して、「あれ? グループのときはキャラが違うな」と感じたのですが、そのキャラを最初から認識していても、僕もガツガツはいけないので、結果は変わらなかったと思います(笑)。徐々に明るいキャラが垣間見れて、お互いのパーソナリティが分かり始めた頃には撮影が終わってしまったので、もう少し早めに知れたらよかったな、と思っています。

5キロ増量、日焼け、泳ぎ…過酷な撮影も「僕たちにとって夏の青春になった」

――撮影で印象に残っていることや大変だったことを教えてください。
僕自身、学生時代に何かに打ち込んだ経験がなかったので、久々に同世代のボーイズグループのみなさんたちと、ひとつの作品の中で同じ夢に向かって一致団結したことが楽しかったです。僕たちにとっても夏の青春の作品になりました。大変だったのは、太りにくい体質ながら、食べて筋トレして5キロ増量したことです。暑い中のロケで日焼けもして、泳ぎもそこまで得意ではないので過酷でしたが、自分的には、挑戦の作品にもなりました。演じていてずっとフラットというより、常に向上心が芽生えてチャレンジしたくなるようなワクワク感があり大変でしたが、貴重な経験にもなりました。

――今作が初の主演映画になりますが、最近ご自身の成長を感じた出来事はありますか?
元々映像作品をたくさん見るタイプではなくて、役者を始めてから勉強を兼ねて見ることが増えました。その中でも最近は、巻き戻したり、「今の言い回し面白いな」とか「自分ならこう言うかな」とか、表現と向き合いながら作品を楽しむことも増えました。見方が変わったのも成長のひとつかな、と捉えています。

青春も恋も!夏が詰まった作品の魅力

――「仲間」の大切さ」も描かれている作品だと思いますが、森さんの「支え」になっているのはどんな存在ですか?
僕の中で、この仕事は自分ひとりでやっているものではないし、自分が良ければいいわけでもない、というのが前提にあります。みんながいて成り立つのがグループで、その先にファンの方がいて、サポートしてくれるスタッフの方がいる。今日も取材を受けていますが、周りの大人がいないと僕たちはステージに立てないので、そこは忘れずに活動をしています。慣れてしまいがちだと思うので、感謝の気持ちはずっと持ち続けていたいです。

――最後に、森さん的見どころを!
ライフセーバーが題材の作品自体珍しいと思うので、この作品をきっかけに、ライフセーバーという素晴らしい職業の存在を知ってもらいたいです。僕自身、これまではライフセーバー=監視員という印象でしたが、楽しく海で過ごすうえでなくてはならない存在で、日頃から安全を見守っている人たちはカッコいい。その思いを映画で伝えたいですし、ライフセーバーを目指す若者の背中も見て欲しいです。夏らしい青春もあり、ひと夏の恋もあります! 夏が詰まった作品なので、家族、友達、恋人、いろんな人と楽しんでもらって、「私もがんばろう」と感じてもらえるとうれしいです。

<作品概要>
タイトル:映画『ウォーターガーディアンズ』
監督・脚本:瀧川元気
キャスト:森愁斗(BUDDiiS) 田辺桃子 椿泰我(IMP.) 小西詠斗 砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)
小泉光咲(原因は自分にある。)  長野蒼大(VOKSY DAYS)
配給・宣伝:S・D・P
絶賛公開中!

画像一覧(計4点)

衣装:トップス¥37,400<CULLNI>パンツ¥6,930<Casper Jhon>(ともにSian PR)

撮影/古末優一 ヘアメイク/KANANE(PUNCH) スタリング/井上亮(PUNCH) 取材/坂本結香 編集/平賀鈴菜