「年に1回しか会わなくても友達」で良くない?大人になってからの友達作りリアル事情!

ライフステージや価値観の変化とともに、友達関係もアップデートされる時代。今、大人になってから共通の趣味や興味をきっかけに新しい繋がりを育む人が増えています。今回はCLASSY.リーダーズを中心に、新たな交友関係を築いている人達にリアルな友達作り事情を聞きました。

“年に1回しか会わなくても友達”そう思えたことで、
大人の友情をもっと気楽に楽しめるようになりました

CLASSY.リーダーズ6期生
新居芙美恵さん・アパレル関連会社勤務

私は20代のほとんどを恋人と過ごしていて、彼氏のいない期間があまりありませんでした。当時は友達よりも彼と過ごす時間が多かったので、周りの友達が結婚したり海外へ行ったりして、変わっていく環境に目を背けていて28歳頃に付き合っていた彼と別れたとき、初めてあれ?気軽に誘える友達がいないかもと不安になりました。自分も友達もライフステージが変わるなかで、今の自分が自然体で付き合える友達が少なくなっていたことに気づいたんです。このまま人間関係の物足りなさを恋愛で埋め続けても、きっと満たされない気がしました。そこで、「新しい友達が欲しい」と周りに話したり、気になる人には自分から声をかけたりして、行動するようになりました。

最初は、まつげサロンのお姉さんと施術中に山登りの話で盛り上がったことがきっかけです。23回通った頃に「山へ行くイベントがあるので一緒に行きませんか?」と誘ったら、本当に一緒に行くことになって。そこから、大人になってからでも友達って作れるんだと思えるようになりました。そのほかにも、前職の同期に誘われて冬に1カ月ほど白馬で山籠りしたこともありました。そこには海外の方もたくさんいて、そのときに仲良くなった台湾人の友達とは一緒に海外旅行へ行くほどの仲に。振り返ると、友達って本当に思いがけないところから生まれるんだなと思います。いろんな人と出会うなかで、ひとりの友達にすべてを求めなくてもいいと思えるようにもなりました。山に登る友達、海外旅行に行く友達、仕事の悩みを相談できる友達、将来の話を語り合える友達。それぞれの関係があることで、頼れる相手も増え、人生の楽しみ方も心の支えも広がった気がします。昔は友達も恋人も、ひとりの相手と何でも共有するものだと思っていました。

でも今は、それぞれ違う楽しみを共有できる人がいるほうが自分には合っていると感じるし、ひとりの人にすべてを求める必要もなくなりました。そうした出会いを通して、友情に対する考え方も変わりました。昔は学生時代の友達=一生の友達だと思っていましたが、今はライフステージや環境によって人間関係が変化するのは自然なことだと思えますし、年に1回しか会わなくても友達だと思えるように。友情の形はひとつじゃないと気づけたことで、自分の中の友達の定義も広がり、人との繋がりをもっと自由に楽しめるようになりました。

新居さんの『大人になってからの友達』

撮影/イマキイレカオリ 取材/小野寺ありす 編集/鍬守未希 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年8月号『大人になってからの「友達の作り方」』より。
※衣装はすべてモデル私物です