【出産前に知りたい!】仕事・夫婦関係・自分時間はどう変わる?先輩ママ30人のリアル

子どもが生まれたら、暮らしや働き方、夫婦関係はどう変わる? ライフステージが大きく変わるからこそ、産前産後のリアルを知って、今から具体的にイメージしておきたいもの。今回は、働く先輩ママたちに出産にまつわる疑問を聞きました!

「仕方なくセーブ」じゃない!
働き方は戦略的にギアチェンジ

Q.出産を経て働き方は変わった?

9割以上の人が産前と産後で働き方に変化があったと回答。物理的に時間が取れず両立が難しかったという声がある一方で、優先順位が変わったり、働き方=生き方という視点で部署異動や転職をしたり、戦略を持って働き方を見直す人も多数。

キャリアの軸を「働きやすさ」にシフト

『バリバリ仕事したい欲が減りました。辞めたくはない、仕事は続けたいけどできるだけ子どもと過ごせる時間を最大化したい。そのためなら多少キャリアが下がっても構わない、と柔軟に考えるようになりました。』

『産後に希望するキャリアでの復職が叶わず…。それならば好きなことを仕事にしたいと思い、転職を決意!』

自分らしいキャリアのために働く環境を刷新!

『出産前は仕事100%でも全然よかったし、仕事をするのが好きでした。でも、復職後は出社必須の仕事だと長時間働くのが難しく、自分の価値が分からなくなり、転職に向けて準備を始めています。』

無事に産めるかのその先に
産後のママが直面したのは
「夫婦関係」の壁

Q.産む前に不安だったこと/
産んでから大変だったことTOP3は?

Q.産後、夫婦ゲンカは増えた?

産後、しなかったケンカをするようになったという回答が多数。産後のホルモンバランスや、子育てをしながらの仕事でお互いキャパオーバー、家事の分担、子育ての方針などが主な原因。話すことが増えてケンカが減ったという回答もあり、相手を思いやる気持ちが大事という意見も。

不満をぶつけ合うなかで夫婦から“親”へ

『母になって家庭を回すのに必死だった産後、いつまでも父親になれない夫にイライラ。「なんでやってくれないんだろう」と不満が募り、ケンカもしょっちゅう。話し合いを重ねて私も大人になったし、夫も父親になりました。』

夫の全てにイライラ!家出も

『産後すぐは、やることなすこと腹が立ちました(笑)。育休中は3度ほど娘を連れて実家に家出したことも。家庭の運営や家事分担、子育てへの向き合い方、迎えの分担などで腹が立つことが多く、小さなケンカは今もよくあります。』

『自分だけのことは歩み寄れるけど、子どものことは譲れない。お互いに対する理解、リスペクトがなかった産後は些細なことですぐケンカに。』

『時短勤務をするのも保育園の迎えも私。夫はキャリアを諦めなくていいのに?と思うと、不平等に感じてイライラ。』

“最後の旅行”もいいけれど…
先輩ママが推す
「産前にやるべきTO DOリスト」

Q.産む前にやっておいてよかった!
ということは?

夫婦だけの時間や旅行の回答もあるなか、意外に多かったのが住環境の整備。子どもが生まれてからの引っ越しは時間的にも労力的にもハードルが高く、産前に校区を含めて住むエリアをじっくり検討する人も。産休中に育児がスタートしてからのキャリアの積み方を夫と共有する人も多数。

頼れる「外部リソース」の確保は産前に!

『復職を見据えてシッターさんと面談しておけばよかったと後悔。ハードルが高いと感じていたけれど、育休からの復職に向けてのドタバタを振り返ると先手打ちが必須。会社の福利厚生もきちんと知っておくことが大事です。』

『出産時に緊急手術になったため、保険に助けられた!もしものための備えが出産の安心材料になるのだと学びました。』

大人限定の遊びは身軽なうちが◎

『老舗の温泉宿は子どもNGのところも多いので、不妊治療中に訪れました。子連れフレンドリーな旅先なら出産後も旅行は楽しめる!でも、治安面で不安のある国への旅行は夫婦2人の時に行っておくのがオススメ。』

産後の思考停止に備えて環境リセット!

『断捨離はやっておいて本当によかった!子どもが生まれたら、ものは増えるばかりで減らしたり整理したりする時間が取れない。復職後は目の前のことに追われるので、空間も心も余白を作っておくことが大事と痛感!』

『子どもの成長を見据えての引っ越しや保険の見直し。ライフプランに関わることはこの時期に着手するのが正解!』

『産後の働き方、お互いのキャリアの方向性を夫婦で摺り合わせていたので家族単位でのライフプランがクリアに。』

産んだら自分の時間はなくなる…にNO!
先輩ママの賢いタイムマネジメント術

Q.産んだあとも
自分時間は取れていますか?

子どもが生まれると仕事と育児に満身創痍、自分の時間は皆無…。というイメージが強いなか、8割の人が自分時間を確保。圧倒的に自由な時間は減る一方で、隙間時間をうまく活用して自分を緩めたり整えたり、インプットに充てる先輩ママがたくさんいたのが印象的でした。

「働くこと」が最大のストレス発散!?

『復職して、社会に出ること自体が最高のデトックス。自分の仕事に全力で向き合える仕事中こそ、一番の自分時間だと感じています。』

「ママを休む日」をルーティン化して気分転換

『平日の夜は夫と「曜日制シフト」を組み、お互いの完全オフ時間を作っています。担当外の夜は気兼ねなく会食や美容の予定をセット。夫婦間の仕組み化で計画的に自分時間を確保して、リフレッシュするようにしています。』

特別な外出より何気ない夜が至福

『子どもの寝かしつけで寝落ちしなければ、Netflixを見たり、自分のペースで家事を進められたりするだけでストレス解消。追われることなく、ゆったり自分のためだけに時間を使えるのが何よりのご褒美。』

『夫が保育園送迎担当の日は早めに家を出て、出勤前にスタバで英語の勉強。キャリアに繋がる朝時間に満たされます。』

『保育園のお迎え前にさくっと一人でお茶をしたり、スーパーで食材が買えた日は、時間を有効活用できて達成感!』

イラスト/ヤマサキミノリ 取材/北山えいみ 編集/宮島彰子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年10月号『社会人5年目からの「キャリア」と「出産」、両立の現在地』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。