最近注目を集める‶奇跡の50代〟。マイナス10才と言っても過言でないほど、年を重ねてもイキイキとした美肌を保つアラフィフ女性が増えています。彼女たちが口を揃えて言うのは、お肌の曲がり角を迎える30代にどんなスキンケアをしていたかで、大きな差がつくということ。雑誌『STORY』で長年ビューティ連載を担当してきたアラフィフ代表ライター稲益が、実体験に基づき、30代でやってはいけないリアル美容を語ります。
NG①化粧水にばかりお金をかける
化粧水でしっとりしたからと満足して、スキンケアはそれで終わり!という人、けっこう多いんです。それを続けていると、どんどん肌がしぼんでツヤのないシワっぽい肌になってしまう。砂漠化した肌はなかなかリカバリーできません。アンチエイジングケアを始めようと、とりあえず高級ラインの化粧水を買ってみたという人、それよりも他にまず始める習慣があるんです。
NG②クレンジング&洗顔時にゴシゴシこする
汚れやメークをしっかり落とそうと顔をゴシゴシこすっていませんか?その摩擦、確実に10年後のシワにつながります。
肌に優しいクレンジングを使っていてもこすってしまったら努力は水の泡。簡単に落ちるクレンジングでこすらず素早く落としましょう。
NG③野菜中心の食生活
お肉はダイエットの敵。野菜中心の食事にしていれば美肌もスリムなボディも思いのまま!と思っていませんか?
肉はタンパク質。食事で摂ったタンパク質は内臓で消化されながらアミノ酸に分解され、筋肉や皮膚、髪などの材料になる大切な栄養素です。肉は消化にエネルギーを使い代謝を高めてくれるので、脂肪を燃焼しやすくなるメリットも。
一見ヘルシーなベジタリアン食生活がかえって痩せにくい体を作っているかもしれません。
NG④Mサイズのショーツにこだわる
日本人はMサイズ信仰が強い。下着を買うとき自分の体型に合ったものではなく、なんとなくMサイズを選んでしまう人が多いとランジェリーショップで聞いて。かくいう私もそうでした。柔らかいお尻のお肉は動きやすい。サイズが合ってない小さめのショーツを履いていると段差ができて、いつの間にかヒップラインが崩れる原因に。また、食い込んでこすれるところが色素沈着して黒ずんでくるし、締め付けることで血行やリンパの巡りも滞ってしまうんです。
きついショーツを履いていいことなんてありません。
イラスト/村澤綾香 取材/稲益智恵子 編集/水澤 薫(CLASSY.編集部)
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