アラサー女子の敏感肌におすすめ「大人ナチュラルメーク」

世界中から集められた、肌に優しいスキンケアやメークのアイテムが一堂に揃うコスメキッチン。肌トラブルで落ち込んだ心まで癒してくれる、まさに救世主的な存在です。その中でも敏感肌にとくにおすすめのコスメを、スタッフさんの研修を行っているプロ中のプロ、凄腕トレーナーさんたちに教えてもらいました！

ナチュラル系コスメで叶える、最旬の大人ピンクメーク

もはや普通のメークコスメと同じくらいの発色やカラバリ、もちの良さがある自然由来のコスメ。もちろん、旬の顔をつくることだって簡単！今季注目のピンクを主役にしたメークをご紹介します。

ワンピース￥2,300（神戸レタス）イヤリング￥1,900 リング￥1,600 ブレスレット￥2,200（すべてアネモネ／サンポークリエイト）

メークプロセスをチェック

1.下地を手の甲にパール一粒分出し、顔の中央、額の下部分、頬の三角ゾーン、あご先にのせます。涙袋にはのせないで。

2.次にファンデーションをのせます。先ほど下地をのせた部分にやや狭く重ねて。このときもまぶたにはのせないこと。

3.さらにチークを指でのせます。頬の中央、黒目の下を起点に耳上に向かって楕円にON。耳上に向かって薄くなるように。

4.トーンのオレンジアイシャドウを二重幅に。摩擦は厳禁なので、薬指で優しくのせていくのがポイントです。

5.同じアイシャドウを勾玉状に重ねます。目頭側はまぶたのくぼみまで広げ、中央から目尻までは二重幅に重ねます。

6.MiMCパレットの濃いピンクのアイシャドウをまぶたに重ねます。黒目の外側を起点に少しずつ広げるようにしましょう。

7.下まぶたのまつ毛とまつ毛の間、目頭から黒目の下までに6と同じ濃いピンクのアイシャドウを。柔らかいチップで行って。

8.トーンのオレンジアイシャドウを下まぶたの目頭から目尻に小指でON。ピンクのアイシャドウの下にのせ、涙袋まで広げて。

9.リキッドアイライナーを黒目の上から目尻までに引きます。まつ毛とまつ毛の間にスタンプをするようなイメージで行って。

10.仕上げに口紅を塗ります。薬指に口紅をとり、ポンポンポンと指でのせます。ピンクブラウンがこなれ感をあと押し。

優しさと仕上がりの良さを両立したコスメがずらり！

たとえば、肌が固くなっていて熱を帯びていたら、敏感肌に傾いているサイン。そんなときは、メークアイテムを肌に優しいものにチェンジ してみて。実は、ここ数年でオーガニックコスメをつくる技術はぐんと進化していて、石けんで簡単にオフできるのに、耐久性があったり、つけている間も潤いケアをしてくれるようなもの、伸びのよいテクスチャーで肌をこすらずに塗布できるものがたくさん。発色も普通のコスメに負けません。だから「すぐ色落ちする」とか「仕上がりがいまいち」と思いこんでいる方も、ぜひ挑戦してみてください。また、メークをするときに肌を〝こすらない〞つけ方をすることもポイントです。摩擦を加えることで肌トラブルが悪化する可能性も。ファンデーションやアイシャドウ、チークをのせるときは、強い圧をかけたり、こすったり、叩いたりしないこと。そうすれば敏感肌にダメージを与え ず、メークを楽しめますよ。

教えてくれたのはこの方

コスメキッチン メークアップトレーナー・篠田摩耶さん
TV、雑誌など様々なメディアで活躍。美容学校でメーク講師も務める。’18年にマッシュビューティラボのメークトレーナーに就任。

撮影／花村克彦〈人物〉、河野 望〈静物〉　モデル／千國めぐみ　ヘアメーク／輝・ナディア（ThreePEACE）　スタイリング／栗尾美月　取材／棚田トモコ