編集・引田です。
寒いので、ゲームしたりDVD観たり、家に引きこもりがち(笑)なこの頃ですが、
そんな中ちょっと自分的にヒットだった作品があったのでご紹介しようと思います。
その名も・・・
「レ・ブロンゼ――再会と友情に乾杯!」。
かのパトリス・ルコント監督によるコメディ映画です。
ルコントといえば、「橋の上の娘」や「仕立て屋の恋」、「髪結いの亭主」etc.・・・
シュールさを極めた恋愛映画で知られる監督ですが、
実はこんな思い切りおバカなドタバタ喜劇こそこの人の真骨頂では!?と思えるほど、傑作。
レ・ブロンゼ(=日に焼けた連中)といえば、
'70年代末、それまで無名だったルコントがフランスで発表して大ヒット、
一躍国民的人気シリーズとなった伝説のコメディ。
1作目はビーチリゾート、2作目はスキーリゾートを舞台にバカンスを楽しむ、
享楽的で自分本位なフランス人たちの姿がさいっこーに笑える作品です。
そして'06年、メンバーがまたもイタリアのリゾート地に集結して
ハチャメチャな騒動を起こすのがこの「再会と友情に乾杯!」編。
前作から30年近く経つため、キャストの変貌ぶりは時の流れを感じさせますが・・・
フランスの歴代興行収入の記録を塗り替えたというだけあって、笑いのセンスは健在です。
執刀した整形手術の失敗で訴えられ医師会から除籍、
現在は片田舎の教習所で教官をやっているナンパな元医者のジェロームや、
渡米してなぜか理容店で一旗揚げ、
アメリカかぶれするあまり毎回ヘンな金髪のカツラで登場するジャン・クロードなど・・・、
それぞれのキャラのその後の設定からして、本当にクダラなすぎです。
ちなみにこのジャン・クロードを演じるのは、
「仕立て屋の恋」で鬼気迫る演技を披露したミシェル・ブラン。
私はこのレ・ブロンゼシリーズを先に観ていたので、
あとになって彼のシリアスな演技を観て、何だか違和感ありまくりでした(笑)。
今ではルコントもシュールなフランス映画の巨匠として位置づけられているけど、
実はこんなコメディ畑出身だったんですね。
映画監督を父に持つフランス人の知人いわく、
「彼は日本で言うところのビートたけしみたいな存在」なんだとか。なるほどー。
ここ最近の代表作とは180度違いますが、とりあえず何も考えず笑いたい時にはオススメ。
喜劇ながら、やっぱりフランス映画らしく、笑いのセンスがちょっとシニカルなところがいいですね。
そしてフランスといえば・・・
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