【M!LK・曽野舜太さん】「なるようになる精神で乗り越えています」その真意とは？

メジャーデビューして約9ヶ月、待望のニューシングルを8月10日にリリースするダンスボーカルグループ・M!LK（ミルク）。各方面で活躍する彼らに敢行した“ウェルビーイング”をテーマとするインタビューも今回でラスト。最後を飾るのは、英語スキルメンバー1の末っ子・曽野舜太さん！

最近、“シェアハピ”することを学びました

―メンバーそれぞれが多方面で活躍し、みなさん多忙だと思いますが、自分も周りもハッピーに過ごすために心がけていることはありますか？

僕は平和主義な人間で、喧嘩とかもあまりしないタイプ。感情を自分の中でコントロールするようにしていますね。あとは最近できるようになったことがあって！ たとえばアイスが2つあったら両方食べるのではなく、1つは誰かにあげる、ということができるようになりました！

（横にいた山中さんが「いや、当たり前やんそれは（笑）」と一言）

でも！ 前まではそれができなかったんですよ。全部自分で食べていましたね。でもその1つをあげると喜んでもらえると知ってからは“シェアハピ”を学んだと思います。アイスの例以外にも、誰かが「プリンが好き」って言っていたとしたら、それを思い出した時にプレゼントすることもあります。

―“シェアハピ”を知った曽野さんの、最近あった幸せエピソードを聞かせてください。

今ちょうど舞台をやっているんですけど、朝から夜まで稽古があって、すごい頭も体も使った後にある先輩に焼肉に連れて行ってもらったこと。もうガッツリ飯食って最高でしたね。稽古で乾いた体に油がひたひたに滲み渡って最高でした…。

落ち込んだ時は…「なるようになる」精神を大切にしています

―CLASSY.読者も皆さんのように多忙な日々を送っているのですが、お仕事やプライベートで落ち込んだ時、曽野さんはどうやって乗り超えますか？

そもそも落ち込まないですが、なるようになる精神！ 何かミスや失敗があったとしたら、「次は同じミスをしないようにするぞ」って思いながら、ご飯たくさん食べて、寝ます。僕、自分に期待していないんですよ。だからミスしても自分にがっかりしなくて。むしろミスしたり失敗したりしたときは、そこに伸びしろがあると思って、より良くなるような方法を考えるようにするタイプですね。

―稽古や収録など大忙しですが、練習やお仕事でどっと疲れた時のリラックス方法ってありますか？

寝る前にクラシック音楽を聴くことかな。歌詞のないピアノだけの演奏を聴くと心が落ち着きます。今ってどこへ行っても音楽がかかっているし、人の声も聞こえてくるし、たくさんの情報が良い意味でも悪い意味でも絶え間なく入ってくるじゃないですか。そんな空間で生きているから、いい音だけに包まれたいって思うんですよね。クラシック音楽を聴きながらベッドに入ると、心地良い音だけに包まれることができて。まるで海の上のような感覚ですごく快適。1日の疲れも吹っ飛びますね。

毎朝のお決まりは…500mLの水を飲むこと！

―学校や収録で朝早いことが多そうですが、毎朝必ずすることってありますか？

歯磨きして、500mLの水をストローで飲むこと！ストローがあるといつもより水をたくさん飲むことができる気がするんです。ほら、映画館とかでも、ストロー付きのドリンクってすぐなくなるじゃないですか？ それと同じ原理ですよ。あとはビタミン摂取！

―では反対に夜寝る前に行うことってありますか？

お風呂上がったら、部屋の電気を間接照明に変えて、内容気にせずに何かしらの映画を流すこと（笑）。

―それは洋画？邦画？

洋画が多いです。日本語だと、どうしても話が頭に入ってきちゃうじゃないですか。何を話しているかわからないくらいがいいので、洋画をBGM替わりに流しています。そういういいムードの中で1日の整理をして、就寝します。

自分の体や心を大切にしながら毎日を過ごしたい！

―日々生きていく上で大切にしていることや、大事にしている言葉はありますか？

わーメンバーの中ではガキだからなー深いこと言わなきゃ…！（笑）うーん…“生きる”かな！

（山中さんが「浅い！」とツッコむも、おもむろに曽野さんが話し始め…）

結局、生きてないと何も大切にできないですよね。生きているから、大切なことを大切にできる訳であって。生きていなかったら、何もできないし、何の意味もないんですよ。だから体だったり、自分の気持ちだったりが一番大事。たとえば落ち込むことがあっても、自分を否定する必要はないと思うんです。そういうところも含めて自分なんだから、自分を否定せず、自分をたくさん褒めて、次の日に向かって「生きる」。これが僕の大切にしていることですね。

（「深いと言うより、重くなっちゃてるよ（笑）」と山中さんに言われつつ、得意げな表情をして取材は終了）

フォトギャラリー（全4枚）

撮影／望月宏樹　取材・文／坂本結香、石津愛子　構成／宮島彰子（CLASSY.ONLINE編集室）