CLASSY.2016年の5月号の『似合うシャツは〝骨格〟で決まる』企画を皮切りに、抜群の人気を誇る〝骨格診断〟メソッドを基にした、スタイリング紹介ページ。本誌でも毎月のように〝骨格別のスタイリング〟を提案する企画が組まれています。
「CLASSY.ONLINE」では特別編として、骨格診断アナリストである本誌ライターの棚田トモコが本誌のスタイリングをすべてチェック!!その中から各骨格に似合うコーディネート、ベスト5をご紹介します。 これを読めば、〝骨格に似合う〟はもちろんのこと、トレンドもCLASSY.らしさも兼ね備えた、コーディネートを知ることができちゃいます!
第4回目は、CLASSY.9月号を通して見た、総まとめ編の結論を紹介します。
まずは3つの骨格の特徴をおさらい!
ストレート体型はこんな人!
☑筋肉のつき方に特徴が出やすい
☑リッチで肉感的なメリハリボディ
☑身体に厚みがある
☑膝下はスッと細い
☑どちらかというと上半身に脂肪がつきやすい
☑肌はハリのある質感
☑どんなに痩せていてもガリガリに見えない
☑健康的で存在感がある
☑ウエストが出にくく、寸胴
CLASSY.9月号から選んだ、各骨格に一番似合うベストコーデはこれ!
ストレート体型に似合うコーデ第1位
ブラウンベスト×センタープレスパンツ
Vあきのベストとストレートパンツで縦ラインを強調
首が短めでウエストが目立たないストレート体型は、首元がすっきりとあいているデザインとIラインシルエットを意識することが大切です。また、ハリのある生地、ポインテッドトゥのパンプスもすっきり見せに一役。
「CLASSY.」2019年9月号P.58掲載
以上を踏まえての、骨格診断アナリスト棚田の結論!
「CLASSY.」9月号はページをめくれどめくれど、ナチュラル体型に似合うものばかりが目につきました。
この夏は酷暑ということもあって、〝着心地のいいもの〟〝心地のいい着こなし〟が多いし、そういうものが実際重宝しますよね。身体を締めつけない、風が服と身体の間をすっと抜けられるような隙間があるような着こなしは、ナチュラル体型が得意な〝ゆる×ゆるシルエット〟。そういう点で、ナチュラル体型に似合うコーディネートが優勢でした。
一方、苦戦したのはストレート体型に似合うコーディネート。きちんとしたものが何よりも似合う骨格だから、夏はとくに難しい。ということで、ストレート体型の皆様は、スタイルアップも快適さも両立させるのであれば、とりあえず、以下の二つを守ってみて。
その1、「Iラインシルエット〟を意識する」
その2、「首元はすっきりさせる」
この二つをなんとなく念頭に置いてコーディネートをするだけで、素材がカジュアルだったり、薄手の生地であってもだいぶスタイルアップできます。
ウェーブ体型もやや苦手なコーデが多かったですが、クラシック回帰のトレンドの中、ロマンティックなデザインや色のアイテムがちらほら出ているため、ウェーブが得意な可愛らしいスタイリングもそこそこあった印象です。ただ、ウェーブ体型が苦手な丈が長めなものが多かったので、丈だけはくれぐれも注意してください。
ということで、皆様、猛暑ですが快適に、そして華麗にオシャレを楽しんで乗り切りましょう!
解説・執筆したのは…
棚田トモコ
ライター・骨格アナリスト
光文社「CLASSY.」や「JJ」を中心にファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、骨格診断ファションアナリスト協会認定校(ICB INTERNATIONAL)にて骨格診断のディプロマを取得。以降〝骨格アナリスト〟としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合して、いかに今っぽくその人を輝かせるかを提案します。韓国と舞台観劇、チョコレートが大好きで、愛称は〝ティナ〟。
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