福原遥さん(27)ダンスが苦手だった子役時代、救ってくれた恩師との出会い【映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』インタビュー】
2023年12月に劇場公開され、興行収入45億円突破の大ヒット作となった『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』。その完結編となる『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』が、現在公開中。前作に続き主人公・加納百合を演じるのは、福原遥さん。今作で教師役に初挑戦。映画公開を記念した特別インタビューVol.1では、約2年8ヶ月ぶりに百合を演じて感じたことや、福原さん自身の恩師との思い出をお届けします。
Profile
福原遥さん/HARUKA FUKUHARA
1998年生まれ。埼玉県出身。子役として芸能活動を始め、俳優、モデル、声優、歌手と、様々なジャンルで活躍。2022年にはNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインを務めた。2024年、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で、第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2025年は、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』などに出演。主人公を務める映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』が大ヒット公開中。
初めての教師役だからこそ「完璧でない百合」として演じられました
――約2年8ヶ月ぶりに百合を演じるにあたり、意識したことはありますか?
今作は、前作から約7年後を描いた作品だったので、百合の成長を感じることが多かったです。以前は周りが見えていなかったり、不器用で人に当たってしまうようなところもありましたが、年齢を重ねて落ち着いた女性にステップアップしていたので、百合の大人になった部分を意識しながら演じていました。
――初めて演じた教師役はいかがでしたか?
はじめは、自分に先生役が務まるかな、本当に大丈夫かな、とビクビクでした(笑)。でも、台本を読み進めると、百合自身も教師になって数年で、まだ生徒との向き合い方を模索しているステージにいるので、〝なんでも受け止められる完璧な教師像〟に縛られずに演じてみよう、と。そこまで強く教師を意識せずに、彰から受け継いだ想いだったり、今の時代の生徒に届けたいものを、きちんと伝えることに重きを置いて演じました。
ダンスが苦手だった子役時代、手を差し伸べてくれた当時の先生が恩師のひとり
――福原さんの中で〝恩師〟はいますか?
恩師はたくさんいますが、その中でも子役時代に出会ったダンスの先生は特に印象に残っています。初めての映画撮影で、共演する子役のみなさんは完璧にダンスする中、私だけは何もできずに追いつけなくて。私が悩んでいるのを先生が察して、ご自身の時間を削って、マンツーマンでプライベートレッスンをしてくれたんです。普段はすごく厳しい先生なのですが、そのときに「愛があるから厳しいんだな」と実感しました。厳しく教えてもらったから得られた教訓もたくさんあります。ひとりひとりを見ていて、ちゃんと手を差し伸べてくれる大好きな先生で、何かあるとよく相談もしていました。
正反対の百合との唯一の共通点は「ごはんを食べるのが好き」
――演じた百合とご自身で違うところや共感できるところはありましたか?
大人になった今作は自分と近しいものがありますが、前作の百合は高校生だったので、自分とのギャップは結構ありましたね。特に母親に対する態度が強い場面は「自分の学生時代でも、ここまでは言ってなかった気がする」と感じたり。共通点でいうと、ごはんを食べるのが好き、という部分が1番かもしれないです(笑)。私自身も正義感はある方だと思うのですが、百合ほど突っ走る強さはないので、もがきながらも信じて、ひたむきにがんばる姿が素敵だな、と刺激をもらいながら演じていました。
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撮影/杉本大希 ヘアメイク/布野夕貴 スタイリング/川﨑加織 取材/坂本結香 編集/鈴木日向
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