仲里依紗さん(36)が明かす高校時代の孤独と「架空のペット」【ドラマ『Tokyo middle 30』インタビュー】
カメレオン女優としての確固たる実力とYouTubeで見せる飾らない姿のギャップで人気を集める俳優・仲里依紗さん。3人の女性を主人公に、35歳の今をリアルに描いた恋愛ヒューマンドラマ『Tokyo middle 30』では、“母親としての人生”と“自分らしい人生”に悩む専業主婦・佐倉麻紀を演じています。人見知りだという仲さんですが、共演するのんさんや深川麻衣さんとはすぐに打ち解けられたそう。仲さん流の人付き合い術、教えてもらいました。
Profile
1989年10月18日生まれ、長崎県出身。15歳から俳優のキャリアをスタートさせ、25年に事務所を独立。近年の出演作に、連続テレビ小説『おむすび』、『不適切にもほどがある!』など。Netflixシリーズ『ダウンタイム』が9月17日より配信、映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』が12月25日公開。自身のYouTubeチャンネル「仲里依紗です。」はチャンネル登録者数215万人。
話すことは最高のデトックス
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
すごく楽しいですよ! のんちゃんも深川さんもお芝居していて楽しい俳優さんだし、お芝居以外のお話もたくさんできるので、すごく雰囲気がいいんです。癒やされるメンバーなので、出会えてよかったなと思っています。
——仲さんは人見知りを公言されていますが、すぐに仲良くなられたのですね。
そうなの(笑)。最初のころは初共演だしドキドキしてしまっていたけど…。こんなに早く仲良くしていただけるなんて、すごくありがたいです。
——どのように距離を縮めていかれたのですか?
これは主役スイッチのおかげかもしれません。主役をやらせていただくからには、“それ相応の役目を果たさなきゃ”っていうスイッチがあって。逆に、私は主役じゃないときはそっと静かにしているタイプだから(笑)。のんさんや深川さんがたくさん話しかけてくださるタイプだったから、ここまで早い段階で打ち解けられたのだと思います。
——なかには、1人でいたいタイプの方もいらっしゃいますもんね。
そうそう。強要することはストレスになってしまうし、役を演じる上で、意識して現場で話をしないようにする方もいらっしゃるから、そういうときは1人遊びに切り替えます。でも、そうは言うものの、なるべく話したいなとは思っていて。私も東京に出てきたばかりのころは、両親から「全員、敵だと思え!」と言われていて(笑)、“余計なことは話しちゃいけない”と思って思いを内に秘めるようにしていたのですが、ふと振り返ったとき、人と話をすることで悪いことってなかったなって気付いたんです。おしゃべりは心のデトックスにもなるし、「楽しいことばかりじゃん!」って。
高校時代は友達の作り方が分からなかった
——劇中で描かれる高校生時代の3人(麻紀、遥、薫子)を見ていると、なんだか昔の自分を思い出します。
それがすごくいいですよね! 自分の過去を振り返れるっていうか…。当時を思い出して、懐かしくなったり、ちょっと切ない気持ちになったりする。
——高校生時代の思い出といえば?
私は高校生の頃、本当に友達が少なくて。というより、いきなり東京に出てきて、友達付き合いの仕方が分からなくなっていたんです。だから、友達と仲が悪かったわけではないけど、どこか“誘わないで”っていうオーラが出ていたのかも。放課後、ファミレスに行きたかったのに!(笑)
——放課後は何をしていたのですか?
寮に住んでいたこともあって、門限もあったので動けるのも限られていたし、ペットも飼えなかったから、みんなで架空のチャッピーっていう鳥を飼っていたんです(笑)。今思うと、イマジナリーフレンドみたいなもの。ふざけてやっていたことなんだけど、なんだか心の支えになっていた気がする。やっぱり誰かと話すって、いいことづくしなんだと思います。
Information
ドラマ『Tokyo middle 30』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送中。高校の同級生だった佐倉麻紀(仲里依紗)、山地遥(のん)、永野薫子(深川麻衣)の親友同士が、それぞれの「35歳の壁」と向き合う恋愛ヒューマンドラマ。結婚、妊娠、キャリアと女性にとって一つの分岐点である35歳の今をリアルに描く。
ネックレス※イヤリングとセット¥198,000ブレスレット¥42,900(ともにスワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン tel.0120-10-8700)ピアス¥13,970ボールチェーンブレスレット¥9,240右手人差し指のリング・右手中指のリング・左手中指のリング各¥10,340左手人差し指のリング¥8,910(すべてピルグリム/ズットホリック https://zuttoholic.jpn.org/)その他スタイリスト私物
撮影/永峰拓也 ヘアメイク/那須陽子 スタイリング/番場直美 取材/小林揚 編集/宮島彰子
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