【26歳アパレルPR】住まいを優先しながら「月10万円貯金」を続ける工夫
欲しいものは買いたいし、食事や旅行も楽しみたい。でも、将来への備えも気になるCLASSY.世代。この連載では、働くアラサー女性たちの月々の支出やお金の使い方、投資や貯蓄への向き合い方を紹介。それぞれのリアルな選択と価値観をひも解きます。
今回お話を伺ったのは、アパレルPRとして都内で活躍するCLASSY.リーダーズ・山田凜花さん。支出の約5割をこだわりの住まいに充てながらも、毎月約10万円を先取り貯金。食材の買い出しではスーパー3店舗で価格を比較、運動を兼ねた徒歩移動など、暮らしのすみずみに仕込まれた等身大のマネー術に迫ります。
Profile

CLASSY. リーダーズ・山田 凜花さん(26歳)
職業:アパレルPR
住まい方:都内で賃貸マンションに一人暮らし
最近のご褒美買い:Max MaraのTシャツ
【日常の工夫編】
居住費や貯金など譲れないものから逆算!日常の選択で差をつけて
■電車移動をウォーキングに。節約とキレイを手にする一石二鳥生活
「家賃と光熱費を合わせると、居住費が支出の約5割を占めます。住環境への投資は大きいですが、住まいだけは最初からこだわりがあり妥協したくなかったんです。地方から上京してきたので、セキュリティがしっかりしていることは絶対条件。南向きで見晴らしが良く、冬でも十分暖かいので昨冬暖房をつけたのはたったの2回でした。マンションの管理費にスポーツジムが含まれているので、別途ジムへ通う費用もかかりません。私にとっては、安心して暮らせる住環境を優先した結果なので満足しているし、長い目で見るとコスパは決して悪くないんじゃないかなと思っています。
休日の移動費も極力カット。新宿から恵比寿くらいの距離なら歩きます。ウォーキングが美容にもつながり、交通費も浮くので一石二鳥。仕事終わりにパートナーと散歩やランニングをすることも多く、日常の延長で運動を心がけています」
■日課は仕事帰りのスーパー巡り!食費は“比較”でコントロール
「家の近くのスーパーを3カ所巡って食材の値段をチェックするのが仕事帰りのルーティンです。見比べて一番安いところで買うことで、美味しい食材をお得に手に入れています。外食は週末のお楽しみにとっておくことで、自然とメリハリが生まれました。大学進学で上京したタイミングで一人暮らしを始めたとき、“食を整えたい”と思ったのが自炊のきっかけ。もともと食べることが好きだったので、今では趣味の一つとして、自分好みの体に良いものを作る時間が楽しくなっています。
また、週末にまとめて平日のごはんを作り置きし、外食費は徹底的に節約。料理研究家のリュウジさんや料理家の長谷川あかりさんのレシピを参考に、気に入ったメニューを5種類ほど固定でローテーションしています。ハンバーグや魚料理、カレーなどを冷凍保存して、オフィスでは解凍するだけ。外食するとランチ代はすぐ1,000円を超えてしまうし、選んだメニューで失敗したくなくて。自分で作れば必ず満足できる安心感があります。平日のお昼はほぼ毎日お弁当です」
■美容費も徹底比較!旅費は航空券の価格情報サイトで最安値を逃さずチェック
「美容院、ネイル、まつげパーマなどの美容は、『minimo』『ホットペッパービューティ』『カンナムオンニ』の3つのアプリで必ず価格比較してから予約。お気に入りのお店を固定で使うようになってからは、仕上がりの安定感もアップしました。とはいえ、お得なクーポンを見つけたときは新規開拓することも。新しい発見につながることもあるので、たまに冒険もしちゃいます。
旅行は、美容目的で韓国へ年に2〜4回ほど。コストを抑えるために『Trip.com』を活用しています。登録した日程の航空券が指定価格以下になると通知してくれる機能があり、休めそうな候補日を複数登録しておくのがコツ。安くなったタイミングを逃しません。有給を使って平日と週末をつなげて旅行するのが定番。一人旅の宿はゲストハウス中心で、“寝に帰るだけ”と割り切り、その分現地での食事や美容、買い物にしっかり予算を確保。コスパも満足度も高い旅になります」
【資産形成編】
給料日の先取り貯金と株主優待で“自分の好き”に投資を
■三越伊勢丹株がショッピングの味方。オシャレを楽しむ株主優待活用術
「長く使える定番アイテムを買うときにフル活用しているのが、3年前に購入した三越伊勢丹ホールディングス株の優待。エムアイカードで買い物すると、利用限度額の範囲内で10%割引になるのでファッション好きとしては見逃せません。トレンドものは社販、定番は伊勢丹という使い分けで楽しんでいます。
また、一目惚れしても即決はしないのがマイルール。一度持ち帰って母や親友に相談し、複数サイトで最安値を確認してから購入します。バッグやジュエリーは“長く使えるか”が最優先。1年後も2年後も着られるか、ライフステージが変わっても使えるかを必ず考えると、自然と定番のデザインを選ぶことが多くなりました。
三越伊勢丹株のほか、投資信託のニッセイ外国株式インデックスファンドも保有しています。学生時代に『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)を読んだことがきっかけで、当時は毎月3,000円を自分で購入。今も気が向いたタイミングで買い増しをしています。今の評価額は投資額の約2.5倍に。本当はもっと積極的に取り組んだ方がいいとは思いつつ、無理のないペースを大切にしています」
■貯金専用口座に月10万円を先取り。目標は夢のジュエリーと憧れの旅先
「給料が入ったらすぐに貯金専用口座へ移動。毎月約10万円を目標に積み上げています。貯金を意識し始めたのは1〜2年ほど前から、友人たちの影響が大きかったですね。欲しいジュエリーのためにコツコツ貯めている姿を見て、自分も始めようと思いました。長く使えるものを選ぶようになった価値観の変化とも重なり、気づけば自然と習慣に。今の目標はヴァン クリーフ&アーペルの5モチーフのブレスレットと、ハワイかパリ旅行です!」
■株式投資へのリアルな本音。「誰に聞けばいい?」から踏み出せない
「今後は株の運用拡大も検討中で、パートナーとの同棲などで固定費が下がったタイミングに、余裕ができた分を株式投資へ回したいと考えています。私の場合、少額を積み立てるよりも、まとまった金額を投じて大きなリターンを狙うスタイルの方が合っている気がしていますが、まだ実行には移していません。30年単位で見れば積み立てが堅実というのは頭では分かっているのですが、目の前のお金を少しずつ運用に回すより、安心できる土台が整ったタイミングで一気に投資する方がしっくりきます。ただ、『誰に聞けばいいのか分からない』『失敗したらどうしよう』という不安があり、まだ踏み出せていません。SNSで発信している専門家もいますが、どうしても信頼しきれなくて…。信頼できる情報源を見つけることが今の課題です」
【私流マネールール】
働いた対価は、人生を充実させるために
「日々働いている時間が一番長いからこそ、その対価をいかに自分の人生の充実につなげるかが大切です。平日の疲れを休日にゆっくりして回復する過ごし方も素敵ですが、私は真逆のタイプ。平日頑張った分、休日はアクティブに過ごすことで幸せを感じます。だからこそ、その楽しみを最大化するためにお金の使い方を意識しています。節約も貯金も株式投資も、すべては休日を心から楽しむための準備。食事をする、オシャレをして出かける、旅行に行く…。そんな時間を過ごすことが日々働くモチベーションに。お金を貯めることがゴールではなく、その先にある時間や体験を思い描いて行動すること。それが、私にとっての大事な軸となっています」
収入の約5割を住環境に投じながらも、日々の工夫で無駄を減らし、好きなことへ投資している山田さん。スーパーでの価格比較、株主優待の活用、旅アプリでの格安旅など、「“好き”を最大限楽しむための節約」という発想が、暮らしのあらゆる場面に息づいています。貯金がゴールの節約ではなく、生活を彩るためのお金との付き合い方。自分らしいマネールールを考えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
※掲載している情報は2026年6月時点のものです。また、あくまでも個人の投資実績ですので、投資はご自身の判断と責任で行ってください。
※掲載のアイテムはすべて本人私物です。ブランドブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
取材/河野紗也 編集/越知恭子、永吉徳子 監修/香取紗英子(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
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