知ってそうで知らない…周りと被りにくい「注目フレグランスブランド」4選【香水編】

新生活は新しい香りから。気分を

新生活は新しい香りから。気分を切り替えるのに、新しい香水を新調してみるのはいかがでしょうか?そこで今回は、知ってそうで意外と知らない、ちょっとニッチなフレグランスをご紹介していきます。「人と被らない香水が欲しい」「いつもの香水にレイヤードして気分を変えたい」なんて方におすすめの香水を美容好きライターがピックアップしました。ぜひ新しい香水選びの参考にしてみてくださいね!

ちょっとニッチな注目フレグランス①FUEGUIA 1833(フエギア1833)

香水フリークの友人がつけていて

香水フリークの友人がつけていて「これどこの香水?」と聞いたのをきっかけで出会った、アルゼンチン発のフレグランスブランド『FUEGUIA 1833(フエギア)』
人工の香料を使用せず、全て自然由来の原料から作られるフエギアのフレグランスは、100種類以上にのぼります。調香師の出身地であるアルゼンチンの自然、歴史、音楽、文学など様々なものからインスピレーションを得ているそうで、ブランドの世界観がユニーク。他にはない、唯一無二の香水を展開しています。

実際に店舗に足を運んでみると、店内には香りを試すために使われるフラスコがずらりと並び、神秘的な空間。まるで旅をしているような気分で香りを体験することができ、旅関連のライターをしている筆者にとって最近一番ビビッと来たフレグランスブランドです。

大量生産ができないため、1本ずつの香水にシリアルナンバーが付けられ、発売される香水の本数が限られているそう。ワインのように年(エディション)によって香りが少し変わったりするようで、香水の奥深さを感じます。

Muskara Phero J(ムスカラフェロジェイ)

「つける人によって香りが異なる

「つける人によって香りが異なる」という今までないキャッチフレーズにグッと来てしまい、どんな香りなんだろう…とワクワクしながら試した、こちらの香り。あくまで私の場合ですが、ムスク系の香り+青リンゴのような、セクシーさもありつつフレッシュな香りで超タイプ!ほぼ即決で購入しました。スキンフレグランス(※ライトな香りで使う人によって香りが異なる。香りのない香水とも言われる)というジャンルに分類され、数多くあるフエギアの香水の中でも人気のアイテムです。

つける人によって異なるって、本当なんだろうか?と友人何人かに試してもらったら、本当に香りが違う!とっても面白い香水です。

ちょっとニッチな注目フレグランス②Abel(アベル)

オランダ・アムステルダム発の自

オランダ・アムステルダム発の自然派フレグランスブランド『Abel(アベル)』ワイン醸造家の女性がつくる香水ブランドと聞いて、とても興味を持ちました。女性ならではの視点で、お母さん向けなどの女性のアイテムが豊富。自然由来の香料をふんだんに使うことで、それぞれ使う人の肌や体温によって香りが変化するそう。

Nurture(ナーチャー)

この香りとの出会いは友人からの

この香りとの出会いは友人からのプレゼント。コンディション問わずいつでも使える、今一番お気に入りのフレグランスです。
香りに敏感な妊婦さんやお母さんが心地よく過ごせるようにつくられた、繊細な香りが印象的。オーガニック子供服ブランド「Gray Label」とのコラボアイテムで、低アレルギー性の自然香料のみを使用しています
私自身、生理周期やその時のコンディションによって、いつもの香水を体が受け付けなかったりすることがたまにあるのですが、このフレグランスはとても優しい香りなので、どんな時でも使えます。ふわっと優しく包み込んでくれるような、お守り的存在です。

ちょっとニッチな注目フレグランス③Maison Louis Marie(メゾンルイマリー)

フランス革命時代に植物学の権威

フランス革命時代に植物学の権威として知られたルイ=マリー氏。その子孫の女性が200年の歳月を経て、彼の名前を冠したフレグランスブランド『Maison Louis Marie(メゾンルイマリー)』をローンチ。
ブランドの歴史からもわかるように、植物の持つ自然な香りがメイン。自然由来、人工物に関わらず、人体はもちろん環境にも有害な成分を含まない製品、そして動物実験や動物由来の原料を使用しないクリーンビューティーブランド。無駄がなくシンプルなデザインも◎

ニッチ系のフレグランスは、原材料にこだわり、ロット数も少ないことから、価格設定が高めになりがち。Maison Louis Marieは1万円以下から、フレグランスのラインナップを展開。フレグランスだけでなく、キャンドルやアロマディフューザーなど、ライフスタイル系のアイテムも揃います。
アメリカ西海岸発のブランドで、私が住むアメリカでは、おしゃれなセレクトショップで見かけることも。現地ではすでに話題を集め、メジャーになりつつあるブランドです

No.04 Bois de Balincourt(バランクールの森)

メインはシダーウッドとサンダル

メインはシダーウッドとサンダルウッドで、ジャンル的にはウッディな香り。そこに爽やかつ、少しスパイシーな要素がプラスされ、ユニセックスで使うこともできるジェンダーレスな香りが魅力。ちょっといつもと気分を変えたい時にピッタリです。

ちょっとニッチな注目フレグランス④Le Labo(ル ラボ)

ニューヨーク発のフレグランスブ

ニューヨーク発のフレグランスブランド『Le Labo(ル ラボ)』。2007年に日本に上陸して以来、じわじわと認知度が上がっているブランド。店舗やホテルのアメニティで見たことはあるけど、実際にフレグランスを使ったことはない、という方も多いのでは?
研究室を意味する「ラボ」。店舗でオーダーを受けてから、店内に併設するラボで調合、ボトリング、ラベリングをして、その場で香水を作り上げる独自のスタイルを貫いています。せっかく購入するなら店舗がおすすめ!ラベルのカスタマイズができるので、ギフトにも最適です。

このブランドを知ったのは、宿泊

このブランドを知ったのは、宿泊したホテルで館内のフレグランスとして使われていたことがきっかけ。ニューヨークのPUBLIC HOTELの香りがとっても好みで、どこのフレグランスか聞いてみました。そこで教えてもらったのがルラボのSantalで、すぐに同じ香りのキャンドルを購入(今回は香水編なのでキャンドルについては、ライフスタイル編で改めてご紹介します)。

フレグランスでのおすすめは「The Noir29」。普段、ムスク、ジャスミン、イランイランなどが入った似た香りを選びがちで、気分転換になるような新しい香りにトライしたくて購入。ローズやフィグ、シダーウッドの香りがメイン。最初肌に乗せた感じはローズを感じるフェミニンな香りですが、最後に残る香りはウッディで少しメンズっぽい雰囲気。ユニセックスで使えるフレグランスです。

知ってそうで知らない!?ちょっとニッチなフレグランス4選をご紹介しました。知っている!見たことある!というブランドはありましたか?ぜひ、この記事を参考に、新生活にピッタリな新しいフレグランスを見つけてみてくださいね。

文・写真/山水由里絵(やまみず

文・写真/山水由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。
Instagram:@yuuurie_1211
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