不倫は成就しないというけれど、なかには奥さんと別れて不倫相手と再婚する男性がいるのも事実です。
ただ、また同じように彼が不倫するなど、略奪愛の結果は必ずしも幸せになるとは限らないそうです。そこで今回は不倫相手と結婚した女性の末路について、目撃者の話を聞いてみました。
1.「やっぱり子どものために戻りたい」と離婚を切り出される結果に
「長年不倫をしていた友達。不倫相手は子どもが3人もいたので絶対に離婚しないと思っていたのですが、結局奥さんに不倫がバレて離婚。友達はその不倫相手と一緒になれてとても喜んでいました。ただ、その友達との間にはなかなか子どもができなかったみたいで……。元奥さんとの3人の子どもを可愛がっていた彼が『やっぱり子どものために家族のところに戻りたい』と離婚を申し出てきたらしく、今揉めてます」(32歳女性・IT関係)
不倫相手の奥さんが別れに応じるかどうかは、その女性の性格や自立できる収入があるかどうかにも大きく左右されます。でも、男性のほうが保守的でなるべく家庭を壊したくないと考える人が多いので、この彼も本当は離婚したくなかったのでしょう。
相手の気持ちを無視して再婚に持ち込んでも、うまくいかなくなるようですね。
2.自分と同じパターンで不倫をされる羽目に
「お店のお客さんの話です。ずっと不倫していた相手がやっと離婚して、自分と再婚してくれたと喜んでいたのですが、半年くらいでその旦那さんが『出張』と言って外泊することや連絡なく深夜まで帰ってこないことが増えたそうです。『明らかに私と付き合い始めた時と同じ』って暗い顔で話してました」(25歳女性・飲食関係)
「モテたい」「寂しい」「ドキドキ感を味わいたい」など、不倫する男性の理由って様々ですが、刺激を求めるタイプの人は必ず繰り返します。
そういう男性の不倫相手になる女性って、ただ消費されているだけということも多いようです。
3.結婚したら「ただのオジサン」だった
「地元の女友達が25歳の時から不倫してて、29歳の時に結婚したんですが、20歳年上の不倫相手だったんです。だから、結婚した時にはもう相手は50歳手前で。『よく見るとただのオジサンだった』とちょっと後悔しているみたいです」(30歳男性・配送関係)
不倫に限りませんが、“恋は盲目”状態で盛り上がっている時や不倫している自分に酔っている時は冷静な判断ができないものです。不倫中は完璧に見える不倫相手も、他人ものだから良く見えていて、手に入らないからこそ素敵に見えるのかもしれませんね。
不倫からの略奪婚となった場合、世間の目も冷たいです。もし不倫相手だった彼がまた不倫したとしても「バチが当たった」と言われるだけで、味方してくれる人もいないでしょう。
また、結婚まで行き着かなくても意地になって不倫相手と別れられない間に時間や若さを消費する人も多いです。不倫で幸せになる人は本当に少ないのが現実ですよ。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(VGstockstudio、Antonio Guillem、fizkes)
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