Snow Man・阿部亮平さん「9人いれば、グループ内でペアを作ると36通りのペアができる。この関係性の多さも沼なのかなと（笑）」【全文公開／完結編】

Snow Manの阿部亮平さんが約2年ぶりに登場！ブックカフェやギャラリーなど、阿部さんらしいちょっと知的な雰囲気の場所で週末デートへ。インタビューでは理想のデートプランのほか、大切にしているグループへの思いや30歳となった今、阿部さんが考えていることをじっくりお聞きしました！

――誰もが認める超人気のSnow Manですが、多くのアイドルグループがいるなかでSnow Manならではの強みや「これはほかのグループには負けない！」と思うところは？

「マジで個性が豊か。って、取材で答えると『どのグループもそう言うんだよな～』って言われるんですよ（笑）。『そうだよな～、そうだしな～』って思いますけど（笑）、ほかのグループとの比較はおいといて、メンバーの個性が豊かなのは一つの強みだと思います。メンバーそれぞれがお互いの強みを認めていて好きなので、個人が出演している映画や舞台を観に行ったりしますし。あと〝わちゃわちゃ感〟も魅力かな。Snow ManはYouTubeが解禁になった最初の頃からやっていたので、〝わちゃわちゃ〟をたくさん見せられてきたし、今は『それスノ（それSnow Manにやらせて下さい）』っていう冠番組ができて、より多くの人に見てもらえるようになりました。僕らのわちゃわちゃ感は団体芸というか（笑）、チームワークの魅力だと思ってます。また、人数が多いので9人いれば誰かは好きになってもらえるんじゃないかな。みんな個性豊かで性格もバラバラですし。それに9人いれば、グループ内でペアを作ると36通りのペアができるんですよ。この関係性の多さも沼なのかなと（笑）。沼ってもらえるんじゃないかと思います」

――メンバー9人中6人が30代となったSnow Man。’24年に向けての抱負や展望、今、思っていることなどを教えてください。

「ラウールも6月に20歳になりましたし、グループ全体としても大人っぽくなっていくのかな。’24年は絶妙な年になりそうです。5周年を迎える’25年の前年となり、グループとしてやりたいことをどんどん実現してファンの方に見せていきたい。大人っぽくなっても無邪気なアイドルらしさは忘れずに。そうやって積み重ねたものを、5周年というアニバーサリーやイベントにつなげていければいいなと思ってます」

――個人としての’24年の抱負は？今後、やってみたいお仕事はありますか？

「情報番組の『Live News イット!』では、キャスターとしてSDGsに取り組んでいる現場に行って取材しているので、そういう方面でもっと活躍できればと思ってます。そのためには知識を増やし質問する力も鍛えないといけないと思っていて。より伝わりやすい言葉選びや話し方も身に付けることが大事だなと。伝えるお仕事をいただくことも多いので、もっと深くもっと強化したいと思います。引き続き、勉強です。勉強、好きですね。知らないことを知るということが楽しいんです」

――阿部さんが仕事をするうえでいちばん大事にしていることは？

「僕が出てる番組はSnow Manを知らない方も見ていただけるような番組とか、情報番組やクイズ番組があるんですけど、そういう個人の分野がメンバーそれぞれにあると思うんですよ。個人のお仕事も9人のグループ仕事と同じくらい大事だからこそ、Snow Manをもっと知ってもらえる機会だと意識しながら臨むのが大事かな。僕だったらクイズ番組で答えてるイメージが強いと思うけど、『こんな人がいるんだ、ライブを見てみようかな』って思ってもらえたり、ライブしている姿を初めて見て、そこでまたギャップを感じてもらえたり。一つのきっかけになれたらすごく嬉しいですね。それでもっともっとSnow Manを知ってもらいたい。まだまだですから」

――30歳になった阿部さんがアイドルとして大事にしていることは何でしょう？

「Snow Manとしてお仕事をしている姿やその情報を見るだけで、ファンの方に心強く思ってもらえることがいちばんだなと思いますね。ヒーローみたいなイメージです。ヒーローって何か活動してなくても、その町にいるだけでなんとなく安心感があるじゃないですか。そういう存在になれたらいいなっていう思いがありますね。『今日はSnow Manのこの番組があるから頑張れる』みたいに、思ってもらえるようになりたいです」

取材・文／駿河良美 　再構成／Bravoworks.Inc