特集

アラサー女子の「卵子凍結」…読者3名のリアル実例とは

「いつか子供が欲しいかも」と漠然と思っているけれど、「いつか」はまだわからない。そんな私にとって「卵子凍結保存」はひとつの選択肢なのかも?卵子の凍結保存の現状やメリット、経験者の話など、多角的に調べてみました。

子どもを産みたいかもしれない人が「卵子凍結」で行うこととは…?

3つの「私と卵子凍結」

「実際に産んだ」「凍結中」「卵子凍結をやめた」

産める可能性や卵子の老化と向き合いながら行う卵子凍結。実際に卵子凍結という選択をした3名の経験者に、それぞれのケースを教えてもらいました。

「卵子凍結で産みました」

仕事の自己実現と母の願いを叶えたいときに出合ったのが「卵子凍結保存」でした

Tさん(外資系金融会社勤務・4

Tさん(外資系金融会社勤務・42歳)
母の勧めで34歳で卵子凍結保存を決意。39歳で卵子凍結の卵子を使い出産。現在第2子を妊娠中。

「30歳を過ぎた辺りから仕事が本当に面白くなり、当時は男性に負けたくない、もっと上に行きたいという思いしかありませんでした。彼氏もいない、そんな仕事一筋な私を見て、母から提案されたのが卵子凍結。正直『何を面倒なことを言っているの?』と思っていましたが、母を安心させる(黙らせる)ためならと承諾し、34歳の時に3つの卵子を凍結しました。そんなことも忘れていた頃、6歳下の彼と恋に落ち、結婚。彼の子供が欲しいと思うようになりましたが、思春期から生理も重くて、子宮に問題があった私は妊娠しづらく、自然妊娠が難しいという現実が。そこで思い出したのが、凍結された卵子たち。よし、コレなら絶対妊娠できるよねと、36歳で体外受精をしましたが授かりませんでした。実際、胚移植までのバタバタなスケジュールや体の管理など、色々乗り越えた後に受精しなかったときの失望感はものすごいものでした。
でもこの時に『妊娠できて当たり前』という傲慢な思考が覆され、自分のため、彼のためにと、体と向き合えるようになりました。そして38歳で再び凍結保存の卵子を使い体外受精に挑戦、39歳で出産ができた時には奇跡が起きたと感じました。そして現在3つ目の卵子を使い、第2子を妊娠中。無事に産まれてくることを願っています」

「卵子を凍結中です」

未来の彼のために卵子凍結中。自分のタイミングで子供が欲しい

Kさん(会社経営・36歳) 「

Kさん(会社経営・36歳)
「自己投資」と、32歳で卵子を凍結。結婚が全てではないけれど、卵子は守りたいと思っている。

「子供が好きで、自分の人生にとっては欠かせない存在だと思っています。ただ稼ぎが割とあるせいか、寄ってくるのはダメ男か計算高い男ばかり。なかなか結婚には踏み切れないのが現状です(笑)。そんな状況なので、自分の未来を託せる人はいません。そこで海外の友達に勧められていた卵子凍結保存を決行。もちろん産める可能性が100%じゃないことは理解していますが、今の私にとっての安心材料であり、保険にもなっています。それと同時に将来、産む機会が訪れない可能性も存在していますが、私にとってこの選択をしたという事実が、自分に向き合った結果だと思っています。
今は仕事が忙しくて恋人もいない状態ですが、いずれパートナーができたら、その彼との子供を産みたいと思っています。そのときに年齢や体調を理由にしたくないと思い、卵子凍結保存を選んだのかもしれません。まだキャリアを成長させたいですし、放棄もしたくない。でも最近、周りの友達に子供ができはじめて羨ましいのも事実です。正直なところ、授かり婚ができたら一番幸せなのかもと考えたりもしますが、そう上手くはいきません。
卵子凍結保存は私にとっての投資です。リスクもあるけれど、リターンもある。ライフプランの一つの選択として考えています」

「卵子凍結をやめました」

自分の人生を見つめ直したときに優先順位の変化に気がつきました

Iさん(会社経営・46歳) 3

Iさん(会社経営・46歳)
32歳の時に卵子を凍結保存。3年間保管したが、その後、自分の会社を起こすタイミングで破棄。

「パートナーがいたわけではありませんが、『いつか子供が産めたら』という思いから、友人から勧められた卵子の凍結保存をやってみることに。当時は32歳でした。かれこれ10年以上前の話ですが、仕事柄周りには先進的な女性が多く、実際にこれで妊娠・出産した友人も知っています。凍結した卵子を使うことなく3年ほど経ち、自分の中の変化に気がついたのが35歳の時。それまで雇われ社長という立場だったのですが、自分で会社を起こして新たなスタートを切ることに。とにかく忙しく、目の回るような日々の中、今後の自分の将来設計を見つめ直してみたら、人生の優先順位において『子供を産む』という項目が、自分が思っていた以上に低くなっていることに気がつきました。少人数ながら社員の生活を預かっているという責任の重さも、この気づきの表面化に一役買っていたと思います。そうとわかってからは、即行動。もともと多趣味なこともあり、子供を育てていたら使っていた時間、かかっていたお金は自分にフルで投資(笑)。今は宮崎にセカンドハウスを建てようとしています。
子供を持たないという選択にはなりましたが、子供は好きですし、これから未来を背負う子たちにはより良い社会を残したい。『親として産んで育てる』以外の、私ができる形でサポートをしていけたらと思っています」

イラスト/今井久恵 取材/高橋沙織 再構成/Bravoworks.Inc

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