不倫に陥ってしまう理由はさまざま。「不倫はダメ」と思っているはずの女性も、あまりにも口の上手い男性に口説かれたり、真剣さ漂う姿勢を見たりして、つい流されてしまうことがあるようです。今回は、不倫男が本気で落としたい女性に使う誘い文句を聞いてみました。
「日帰り旅行に行かない?」
「1回に会う時間を長くしたほうが心の距離を縮めやすいので本気で口説きたい相手は、ご飯デートだけじゃなくて日中に会うデートも提案します。独身女性には泊まりの旅行は当然OKしてもらえない可能性が高いですが、『日帰り』というとハードルが下がるのか許可が出やすくなるんですよね。『○○に行かない?』という言い方で、あくまでも下心より行きたい場所があるように見せかけて誘いますね」(33歳/車関係会社勤務)
宿泊を伴う旅行といえば、そこで体の関係を持つ印象が強いですよね。女性側が旅行に同意してくれたら「体の関係OK」と暗黙の了解を得たも同然。そうなれば不倫男の思うつぼですが、普通はガッツリと警戒される可能性が高いもの。だからこそ「日帰り」という言い方で警戒心を下げるようにするようです。
「友達も連れてきて良いよ」
「女子って自分の恋愛状況を絶対友達に話すじゃないですか。そこで相手が既婚なんて言ったら絶対警戒されるけど、友達ぐるみで仲良くなっちゃうと『あの人ならまあ良いんじゃない』って逆に応援してくれることもあるんですよ」(32歳/不動産関係会社勤務)
確かに、「友達も一緒に」なんて言われたら、警戒心は弱まるのかも。「この子は周りの意見に左右されやすい傾向がある」という性格を見抜いて、器用に口説き方を変える不倫男もいるようです。
「何年でも気持ちが変わるのを待つよ」
「女性側からすると不倫ってやっぱりハードルが高いのは分かるので、本気で口説きたい相手には時間をかけます。『OKしてくれるまでずっと口説き続けるよ。何年でも待つ』って言うと、揺らいでくれる女性はいますよ」(36歳/不動産管理会社勤務)
そこまで真剣に口説いてくれる男性は、独身でもなかなかいないかもしれませんね。相手が既婚者だったとしても、それほど強く求められる価値がある女性なんだと思うと悪い気はしないはず。でも、不倫に応じるか応じないかはその人次第ですからね。
「本気で口説きたい」と言っても、離婚して一緒になるほど好きかどうかはまた別の話。どんなに真剣に既婚者が口説いてきたとしても、結婚している時点で誠実だとは言えません。流されないのが正解ですよ。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(MAD_Production、Song_about_summer、Olena Yakobchuk、bbernard)