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「首途」=くびと?読み間違えやすい「同じ意味を持つ漢字」4選

たとえば「さまつ(些末、瑣末)」のように、一つの言葉に対して複数の漢字が当てられているケースは意外と少なくありません。この場合、漢字は異なるものの、言葉の意味自体はまったく同じです。

今回は、そうした“同じ意味を持つもう一つの漢字”をまとめてみました。普段から慣れ親しんでいる言葉でも、漢字が変わると読み方を間違えやすいもの。あなたはいくつ読めるでしょうか?

1.「首途」

思わず「くびと」と読み間違えてしまいがちな「首途」。卒業や新生活がスタートする時期に、よく耳にする言葉です。

「首途」とは「旅などに出るために、自分の家を出発すること」を意味します。よく「首途を祝う」などと用いられていて、きっとあなたも一度は聞いたことがあるはずです。

そんな「首途」の正しい読み方は……

 

かどで」です。「かどで」のことを「門出」とも書きます。おそらく「門出」の方が見慣れているかもしれませんね。

2.「曲尺」

金属製のものさしのことを「曲尺」と言います。主に大工仕事などに使用されていて、実際に見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。

「曲尺」よりも「矩尺」という表記の方が馴染みがあるかもしれませんね。そんな「曲尺」の正しい読み方は……

 

かねじゃく」と読みます。また、「かねじゃく(曲尺・矩尺)」のほかにも「指金(さしがね)」「まがりがね」などと呼ばれる場合もありますよ。

3.「椿事」

「椿事」と書くと、何だかロマンチックな印象を受ける人もいるかもしれません。しかし実際には「思いがけない出来事」という意味があります。思いがけない、とても“レア”な出来事といえば?

「椿事」の正しい読み方は……

 

ちんじ」です。「前代未聞の椿事」といったように、「珍事」と同じ意味で用いられますが、表記としては「椿事」の方が上品な印象になります。

4.「乾分」

「乾分」単体だと「かんぶん」などと読んでしまいがちですが、「乾分」とは「親の手下のこと」を言います。

「親分」と言えば、その手下は? もうお分かりでしょうか。「乾分」の正しい読み方は……

 

こぶん」と読みます。「乾分」は、「子分」と同じ意味の言葉なのです。「乾く」という漢字からはなかなかイメージしづらいかもしれませんね。

 

普段からその漢字を見慣れていると、なかなか「同じ意味を持つもう一つの漢字がある」と言われても、しっくりこないかもしれません。

しかし、どちらの漢字も誤りではないため、あまり見慣れていない方の漢字が用いられる場合もあるでしょう。

同じ意味を持つもう一つの漢字を知っていれば、そうした時にも「これはあの漢字と同じ意味だな」とすぐに理解することができます。また、周囲にも知的な印象を与えられることでしょう。

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参考文献/日本語倶楽部〔編〕『読めないと恥ずかしい漢字 完全制覇本』河出書房新社

文/大内千明 画像/Shutterstock(Brian A Jackson、AndreasNilssonSweden、Roman Samborskyi、Olesia Bilkei)、PIXTA(ピクスタ)(タカコ.)

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