ファッション業界で活躍!【フリーランスPR】4人にお仕事の実態を聞いてみた

CLASSY.誌面やSNSでもその活躍を目にすることも多い、ファッション系フリーランスPRという職業。自分の「好き!」「これが得意!」を叶えた方に日々の業務から独立したきっかけなど、気になるアレコレを教えてもらいました。

フリーランスPRのお仕事 河野なみこさん

自分と常に向き合うことが自分の得意を発見できる秘訣です

■PRとはどんなお仕事ですか?

■PRとはどんなお仕事ですか?
ブランドや商品のよさを世に広める仕事です。マスメディアからコアターゲット化の時代となり、宣伝媒体も多様化。リース業務だけでなく、展示会運営やSNSディレクションなど一口にPRといってもその内容はさまざまです。私はその中でも現場と近くで関われるリース業務が好き。成果は見えづらいけれど、現場スタッフに製品の魅力を伝え、それがメディアに掲載され売れていく…コミュニケーションをとりながら商品のよさを見出してもらうその過程が楽しく自分に合っていると感じます。

■フリーランスとして働く上で大切にしていることを教えてください。
自己分析を通して強みを把握すること。自分のやりたいことよりもお客様からの要求に対して自分はどう貢献できるかを考えて仕事に取り組むよう心掛けています。

フリーランスPRのお仕事 佐藤有華さん

自分のワクワクを大切に、これからもベストな形を選んでいきたい

■フリーランスPRになってよか

■フリーランスPRになってよかったことを教えてください
自由度が上がったことが一番です。自分が本当にいいと思ったものをすすめたり、情熱が高い人と一緒に好きなものを追求することに喜びを感じています。スタートアップの企画に携わることもありますが、新しいものを一から築いていくときの、プロジェクトが成長していく過程を見届ける高揚感は何にも代え難い!現場が変わるたび新鮮で刺激的な日々を送れるので、飽き性な自分にぴったりな職業だと感じています。

■逆に、大変なことはありますか?
代わりがいないので、スケジュールがかぶってしまえば受けられない仕事があること。当たり前ですが失敗しても守ってくれる人はおらず、全て自分で責任をとる必要があります。迷った時の判断がこれで正しいのか、いつもドキドキしています。

フリーランスPRのお仕事 上枝みどりさん

「お願いしてよかった」と言っていただけた時の喜びはひとしおです

■フリーランスになったきっかけ

■フリーランスになったきっかけを教えてください。
30代に入り働き方を見つめ直していた頃、知人からの「フリーランスに向いているんじゃない?」というアドバイスをきっかけに、思い切って独立。担当したブランドや企画が自分の考えたPR施策によって世に広まっていくことが何よりも嬉しいです。自分の成果が広まり、「上枝さんにお願いしたい」とたくさんの方がいる中で自分を選んでいただけることもやりがいに繋がっています。

■現在担当されているお仕事内容を教えてください。
撮影ディレクションやSNS運用、展示会やイベントへの誘致、ブランドによっては商品企画に携わることも。ブランドごとに適したPRプランを提案し、実行していきます。お客様からの期待に120%応えられるよう、いつも全力投球です。

フリーランスPRのお仕事 小川ゆりさん

自分のフィルターを通して思いを発信するやりがいの大きい仕事です

■フリーランスPRを志したきっ

■フリーランスPRを志したきっかけを教えてください。
自分のライフスタイルが年齢とともに変化していく中で、時間を柔軟に使える働き方がしたいと考えていました。復職後、さまざまな業務経験を積んでいく中で自分が本当に素敵だと思ったものを世に広めていきたいという思いが芽生えたことがきっかけに。せっかくならフットワーク軽く動きたいと、会社員ではなく自分軸で働くことを選びました。現在は展示会の運営やリース等のPR業務だけでなく、タイアップ企画やSNSのディレクションなど、多岐に渡り携わることができています。

■フリーランスとして働く上で大切にしていることを教えてください。
どんな時も誠実に気持ちよく働く。フリーランスはお仕事をご紹介いただくことが多いので信頼関係構築が何よりも大切です。

撮影/杉本大希 取材/下田真里衣 再構成/Bravoworks,Inc.

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表紙モデル:山本美月

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