CLASSY.世代の女性や、CLASSY.Couplesの間でも「いつかは海外移住をしてみたい!」という人が増えているようです。働き方が多様化した今、想像していたより近い未来に実現できる人もいるかもしれません。移住経験者のリアルなお話と移住にまつわる基礎知識をご紹介します。
実際に「海外移住」した方にリアルなお話を聞きました
【41歳でアメリカ・オアフ島に移住】
金澤智里さん(45歳・レンタカー会社経営)
経済面のハードルは高いけれど、思いが実現できてよかったと日々実感!
夫婦でサーフィンが趣味でハワイにいつか住みたいねとよく話していました。ハワイ挙式の時私は妊娠中で、ウエディングプランナーさんの「こっちで出産したら?」という言葉で現地での出産を決断。息子の入学のタイミングに合わせて移住準備を始め、レンタカー会社を起業することに。日本より生活コストが高く大変なこともありますが「人生一度きり」とパッションで突き進み、自分の思った道を貫けてよかったです!(Instagram:@starrentacar_hawaii)
金澤さんの海外移住記録
移住しようと思った理由:自分も父親の転勤でアメリカの学校に通って楽しかった経験があり、ハワイで生まれた息子を現地の学校に行かせたいと、入学時期に合わせ移住を計画。
実際に移住するまでにかかった期間:一度ビザの審査が通らなかったため、再度、念入りに準備をして合計2年ほど。
用意した費用:約2000万円。レンタカーの購入費、駐車場やオフィスの契約料などを日本の会社の退職金などから捻出したり夫婦で出資しました。
ビザの種類:E-2ビザ(投資駐在員ビザ)
移住してよかったこと:気候が暖かく、ビーチも近いので休みたいと思った時に癒される場所にすぐ行けること。息子たちが伸び伸びと楽しそうに育ってくれていること。
移住して大変だったこと:物価が高いうえ、私立の学校の学費が年間約3万ドルかかる。経済的には日本にいる時より切り詰めています。
移住を考えてる人へアドバイス!
\ハワイで起業→移住するにはやり遂げる覚悟が必要です!/
もともとコンドミニアムを所有していましたが、ハワイへの移住は茨の道!費用も予想の倍かかり、こんなにお金をかけて本当に移住できるのか、本当にやりたかったことなのかと不安になったことも。学生ビザや現地の人と結婚する場合の移住に比べると、ビジネスを起こしての移住はそれなりの覚悟と大変さが。
取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc