彼にプロポーズされて幸せいっぱいだったはずなのに、式直前に「ごめん、別れよう」と彼から別れを切り出されてしまう女性もいます。このタイミングでなぜ?と思いますよね。結婚直前でフラれてしまった女性の特徴について体験者に聞いてみました。
1.式の準備で彼に当たってしまう女性
「彼が結婚式をしたいと言ったのに、全然自分から動こうとしないで『任せる』と言って私に丸投げの姿にイラッとしてしまい、会うたびに喧嘩が増えていたんです。そしたら『結婚してもそんなに責められるのかと思ったら無理だと思った』と結婚をやめ、別れたいと言われてしまいました」(30歳/観光業界会社勤務)
式の準備で女性がイライラして、彼に嫌われてしまうことはよくあること。結婚式をしないカップルも増えていますが、経験者からは「準備期間にお互いの価値観のズレを合わせられて良かった」という意見も。結婚式というイベントは、当日はもちろん、準備期間にお金のことや人付き合い、社会性など、色々なことを一気に体験できます。この期間にも大事な価値があるのかもしれないですね。
2.彼の親に合わせられない女性
「彼が地方の農家で地主の長男だったんです。結婚の挨拶に行ったときからもう『嫁はお手伝いさん』扱いで、座る暇もなくて。それでムッとしたのが態度に出てしまっていたら、彼の両親から反感を買ってしまい、猛反対されて破局しました」(29歳/飲食関係勤務)
彼の親に上手く対応できないのは、結婚を反対される理由の一つになります。ただ、この場合は言いなりにならなくてよかったのではないでしょうか。相手の親にどこまで合わせるかは自分次第ですからね。
3.新居にこだわりすぎる女性
「どうしてもタワーマンションに住みたかったのですが、予算が合わなくて彼と揉めたんです。その結果『僕では君の望む生活をさせられない』と振られてしまいました。今思えば、彼と一緒に住めたらどこでも良かったはずなのにあんなにワガママ言わなきゃ良かったって思います。でも、当時は分からなかったんですよね」(27歳/金融関係勤務)
家賃などで折り合いがつかないと、「この子とは無理」と思われてしまいやすいもの。ただ、どんな場所に住むかは生活に大きく影響します。お互いの勤務先のちょうど中間を選ぶカップルもいますが、どちらかに負担が大きい通勤は不仲の原因になることも。家賃や選ぶ物件も、その人の価値観が反映される部分なので合わないと揉めますね。
結婚するとなると相手に求めるものが、ただのお付き合いのときとは変わり現実的になるので、「合わない」ことが分かって破局を迎えてしまうカップルも。たとえば、付き合っているときには魅力的に見えた気前の良い部分が、結婚するにあたっては「貯金しない性格なのでは」など、ネガティブな印象に変化する場合もあります。
結婚に我慢はある程度必要ですが、あまり無理に我慢して妥協しても結局は破局を迎えることも少なくありません。そうならないように、結婚前にお互いの価値観をしっかり見極めることが大事です。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Pixel-Shot、Dean Drobot、Elnur、Monkey Business Images)
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