神木隆之介、好きなタイプの女性は「言葉使いのキレイな方」!?|CLASSY.インタビュー【旬な男】

「CLASSY.」にて連載中、その時期の「旬な男」を紹介する人気連載。第125回は、映画『屍人荘の殺人』に主演の神木隆之介さんが登場。

「神木がいる現場は楽しいよね」と思われることを目標にしています

話題のミステリー小説を実写化し

話題のミステリー小説を実写化した映画『屍人荘の殺人』に主演した神木隆之介さん
「原作が面白くて。文字だけでこんなにドキドキさせたり不安にさせたり、その場にいるような感情にさせるってすごいと思いました」
原作はシリアスな本格ミステリー。実写化するにあたって、どこまで表現するか考えていたところ、
「脚本を読んで驚愕!(笑) これってコメディ?って思うほど監督の木村さん色になっていました。原作者の今村先生にはありがたいと言っていただけましたが、原作ファンの皆さんには、すみませんでした!と言っておきます(笑)」
役柄はミステリー愛好会所属ながら推理下手な万年助手、葉村譲。
「特徴がなく性格もつかみにくいけれど、倫くん(中村倫也)演じる明智など個性的なキャラばかりの中で、一般的な価値観を持つことに重きをおきました。『彼らが異常で僕は普通なんだよ』って(笑)」
演技派の神木さんらしく、難しい用語など言いづらいセリフはあえてたどたどしく、考えながら話している場面はスラスラしゃべらないなど、リアルな芝居にこだわったそう。
「でも現場はすごく楽しくて。本番3秒前までゲラゲラ笑っていたり。僕、お調子者なんです(笑)」
俳優としての理想は「神木がいる現場は楽しい」と言われること。
「主役でもそうじゃなくても『神木が来たら楽しいよね、神木って面白い芝居するよね』と思ってもらえることを目標にしています」
すごく楽しむことができたという今作。
「声を出して笑って見てほしい。ただ楽しかった、あのギャグが面白かった、古川(雄輝)くんがカッコ良かったでもいいので(笑)、素直に楽しんでもらいたいです」

どこかしら上品さを感じさせる人は 素敵だなと思います

幼少期から芸能界で活躍していた

幼少期から芸能界で活躍していた彼もいま26歳。好きなタイプの女性は「言葉使いのキレイな方」だとか。
「どこかしら上品さを感じさせる人は、素敵だなと思います」
最近は同世代にも結婚する俳優が増えてきて、結婚も非現実的ではないんだなと思ったそう。
「ごく普通の一般的な家庭でいいんですが、僕はくだらないことを全力でやるのが好きなので、それを一緒に楽しんでくれる人がいいな。たとえばクリスマスパーティをするにしても、何か一芸が欲しい(笑)。たった一回ウケるためだけに力を入れるみたいな家庭がいいですね」

PROFILE

’93年5月19日生まれ 埼玉県出身 血液型B型●幼少期よりCMやドラマ、映画で活躍。’05年、主演映画『妖怪大戦争』で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。最近の主な出演作は映画『バクマン。』『君の名は。』(声の出演)『3月のライオン 前篇/後篇』『フォルトゥナの瞳』、ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』『集団左遷‼』など。’20年1月17日(金)に映画『ラストレター』が公開。

出演中!『屍人荘の殺人』 大学
©2019「屍人荘の殺人」製作委員会

出演中!『屍人荘の殺人』
大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)と明智恭介(中村倫也)は、自称〝ホームズとワトソン〟。ある日、二人の前に剣崎比留子(浜辺美波)という美人女子大生探偵が現れる。合宿先の山奥のペンションで、三人は異常事態に巻き込まれ……。
監督/木村ひさし 原作/今村昌弘 ●12月13日(金)公開

ニット¥39,000デニムパンツ¥25,000ネックウォーマー¥19,000(すべてBENINE/N S NINE) その他/スタイリスト私物
撮影/イマキイレカオリ ヘアメーク/MIZUHO(Vitamins) スタイリング/百瀬 豪 取材・文/駿河良美 編集/中畑有理

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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