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歌舞伎男子・片岡千之助が気になる

歌舞伎界の新世代、片岡千之助さん。
端整なビジュアルと高感度なファッション性への注目度も急上昇中です。梨園の名家に育った期待の若手役者であり、好奇心旺盛な現役大学生でもある彼。
大好きだというファッション撮影とともに、その素顔をのぞいてみました。

歌舞伎男子・片岡千之助が気になる

SENNOSUKE KATAOKA’00年3月1日生まれ 東京都出身 青山学院大学在学中●祖父に十五代目片岡仁左衛門、父に片岡孝太郎をもつ。’03年大阪松竹座『男女道成寺』で初お目見え。’04年歌舞伎座『松栄祝嶋台』で初代片岡千之助を名のり初舞台。以降、数々の舞台に出演。’12年から3年連続で自主公演も開催。9月歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』では、親子三代共演となる『勧進帳』で駿河次郎を演じる。

自分の直感や可能性を信じて我が道を行くタイプです

性格は負けず嫌いでマイペース。我が道を行くタイプだけど、意外とシャイ(笑)。シャイと言われ続けてきて、「じゃあオープンな性格になってやる!」と思ってそうしてるけど、基本はシャイですね。人前に出るのは好きなのに、いざとなるとちょっと照れちゃってニヤニヤしちゃう(笑)。長所でもあり短所でもあるのは、人のことを思いすぎてしまうこと。人にかける思いが強い。人を信じやすいし、信頼した人には勝手に期待をかけてしまう。たまに期待が外れてガッカリすることもあるけど、それは自分の勝手ですしね。それで思いが変わることはないです。自信があるのは、謙虚な気持ちを持ちながらも自分を信じる心。直感や可能性、何事においても最後は自分を信じています。
好きなタイプの女性は…よく聞かれるけど難しい(笑)。人としてちゃんとしてる人、キレイでいようとする意識を持っている人かな。恋愛には距離感が大切だと思うので、どちらかに依存するんじゃなくて共存し合える人がいい。僕は欲しがりなので、ラブも求めるしパーナー感も両方求めます。

好きなこと、やりたいことが多すぎる

寝なくても元気な体が欲しいです(笑)昔から好きなのは映画を観ること。最近観たのは『アクアマン』。他には『シング・ストリート 未来へのうた』『君の名前で僕を呼んで』…。『セッション』や『007』も好きだしディズニーも観るし、全ジャンル観ます。『ワンパンマン』『ONE PIECE』『NARUTO』などマンガも読みます。家では必ず音楽をかけていて、最近よく聴くのはB’z、X JAPAN、尾崎豊、マイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイ…。B T S、TWICEなどK-POPも好きですが、舞台前にクラシックを聴くこともあります。寝る前はドビュッシーです。サッカーも好きで、ずっとサッカー少年でした。見るのも好きで、気づくと図々しく監督気分で見てます(笑)。応援してるのは日本代表。チームならレアル・マドリード。最近は美術展にもよく行きます。『クリスチャン・ボルタンスキーLifetime』展にも行きました。筋トレも始めましたね。体力作りのためですが、「もうちょっと筋肉欲しいな、胸筋があると服もお着物も似合うな」と思って(笑)。好きなこと、やりたいことが多すぎて時間と体力が足りない。寝なくても元気な体が欲しいです(笑)。
ファッションは大好きです。今、注目してるのはオールインワン。実はレディスだけど、HBEAUTY&YOUTHで一着ゲットしました。いつか欲しいのは、シャネルのオーバーサイズのカーディガンジャケット。これもレディスだけど、着たいなあ~。お金貯めなきゃ~(笑)。今日のような撮影も楽しいですね。頭で想像しながら、内側から出てくる表現を撮ってもらう。演じることとリンクしているし、表現の一環として、楽しみながらクオリティを上げるというのが僕の理想なんです。

 

舞台に花を咲かせられるような歌舞伎役者が理想です

いつの頃からか、自然と歌舞伎役者になると思っていました。自分という存在に対して、歌舞伎のほうがどんどん近づいてきた感覚かな。一人の表現者として、いろんな表現があるなかで、僕にとって一番大きな武器が歌舞伎と言えるようになりたいです。
正直、稽古はあまり好きじゃないですよ(笑)。辛いし覚えたてだと楽しめないし、そこまでドMじゃない(笑)。でも舞台で「もうダメだ~!」っていうくらい体を使って、自分を極限まで追い込んで表現するのは快楽なんだと、少しずつ感じるようになりました。お芝居の立役(男は基本、祖父(片岡仁左衛門)に習います。歌舞伎に対しては厳しいですよ。プライベートでは本当に優しいけど。祖父は僕にとってヒーローでありアイドルであり憧れです。なんでもカッコいいものに惹かれるんですよ。基本はそこです。歌舞伎というカッコいい表現をずっと追い求めていく――。
9月の歌舞伎座『勧進帳』では親子三代で共演しましたが、舞台に立ってしまえば役者どうしだし、親子っていうことはあまり関係ない。ただ、憧れの祖父が1カ月ついてくれて、祖父の演技も見られてダメ出しも受けられることが、僕にとっては一番大きいですね。祖父には“必要とされる役者„ となってほしいと言われてます。その通りだと思いますし、十八代目の勘三郎さんや祖父が舞台に登場すると、「待ってました!」ってなる。僕もそう
思わせられる役者になれたらと。いつか舞台に花を咲かせられるような役者になるのが理想的ですね。

撮影/樽木優美子(TRON) ヘアメーク/YUSUKE SAEK(I eight peace) スタイリング/清水奈緒美 取材・文/駿河良美 編集/中畑有理 撮影協力/PROPS NOW

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