俳優・上杉柊平さん「30代に入り、変化よりも焦りを感じています」発言の真意とは…【特別インタビュー後編】

『CLASSY.』2023年9月号では「ふたりで選ぶからもっと特別になる、最新ウェディングリング」企画にゲスト出演した、注目俳優の上杉柊平さん。今回は特別に、結婚観についてインタビューしました。

\30代になって将来のこと、どう考えていますか?/

ふたりのことだから、ふたりで決めればいい

現在出演しているドラマ『18/
ジャケット¥669,900パンツ¥146,300べルト¥83,600靴¥149,600シャツ/参考商品(すべてトッズ/トッズ・ジャパン)

現在出演しているドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』では、深田恭子さん演じる恋は遠回しな40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子の相手役を演じています。恋よりも仕事を優先してきた瞳子に役を通じて向き合う中で感じたのは、結婚だけを目標とせずに働いてきた女性は素敵だな、ということ。何よりも優先したい仕事がある女性は輝いて見えます。結婚は結果であってゴールではないと思うんです。ふたりの関係が続いた結果が結婚だと捉えているから、瞳子の生き方は魅力的に映ります。

30代に入り、変化よりも焦りを感じています。これから同じ年数を重ねたら60歳なわけで、海外にアクティブに行けるのは、フィジカル的にこの先30年くらいなんだろうな、と。もちろん何歳から何を始めたっていいと思っています。でも結果になるのは時間がかかるから、やりたいことがあるならもう始めておかないと、という焦りもあります。

海外に住みたいとずっと前から考えているのですが、つい数日前にも「今、20歳だったら海外に行ってたな」ってふと思ったんです。ということは40歳になったときも「30歳だったら行ってたな」って振り返るだろうなと感じて。基本的に僕は18歳の頃とマインドや感覚は変わっていないのですが、昔は時間を追っていたけど、今は追われている感じ。海外移住も含めて、「やっておけばよかった」がいっぱいありすぎて、今のままではきっと後悔すると思うんです。世界は広いし、知らないことはたくさんある。未来の自分が悔いることのないように、30代を過ごしたいと思っています。

◼︎上杉 柊平
1992年生まれ。東京都出身。2015年デビュー後、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』をはじめ、数多くのドラマや映画で活躍。現在は、TBS「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜22:00~)に出演中。待機作にNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」、映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」など話題の作品が多数。

撮影/生田昌士(hannah) モデル/上杉柊平 ヘアメーク/小嶋克佳(TRON)  スタイリング/三好 彩 取材/坂本結香 撮影協力/UTUWA 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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