俳優・上杉柊平さん「結婚はふたりのこと。だから親とか世間体とか関係なく、ふたりで決めるべき」【特別インタビュー前編】

『CLASSY.』2023年9月号では「ふたりで選ぶからもっと特別になる、最新ウェディングリング」企画にゲスト出演した、注目俳優の上杉柊平さん。今回は特別に、結婚観についてインタビューしました。

\30代になって将来のこと、どう考えていますか?/

結婚の在り方も結婚指輪もーー

まず大前提として、結婚はふたり
ジャケット¥669,900パンツ¥146,300べルト¥83,600靴¥149,600シャツ/参考商品(すべてトッズ/トッズ・ジャパン)

まず大前提として、結婚はふたりのこと。だから親とか世間体とか関係なく、ふたりで決めるべきだと思います。今の時代、結婚してもしなくてもいいと思うし、事実婚だっていい。フランス人のパートナーを持つ知人は、入籍せずに子どもを育てていて、そういう姿を見ると籍を入れる入れないもふたり次第でいいんじゃないかな、と個人的には思います。結婚指輪もふたりで選べばいいし、「これが結婚の証し」と思えるものであれば、指輪に限らなくてもいいかもしれない。辞書通りではなく、もっと自由に、ふたりが思う形で扱われるのが、理想の結婚の在り方なんじゃないかな。

僕は結婚しても相手には仕事をしていてほしいです。もちろん、したくない場合は強制しませんが、働いている人って魅力的に見えるし、自分のやるべきことに向き合っている人は素敵。自分で稼いで何かを買う行動は、生きていく上で必要だと思うから、仕事をする意欲があれば結婚後も続けてほしいと思っています。

もちろん家事は分担が大前提。ふたりともフルタイムで働いているなら半々だし、時間がある方が負担するのは、僕の中で当たり前の話です。臨機応変に「今日キツいから頼むわ」とお互いに言える環境がベストなので、結婚前にそういう関係性は作っておきたいかな。時期によってお互い仕事量も変わるだろうから、その都度バランスを取っていけたらいいですよね。

料理好きなのでごはんは基本、僕が作りますが、例えば相手が一日休みで家にいるなら作っておいてもらえたらうれしい。これは逆も然りで、相手を思いやることは、より良い関係構築のために大事だと思います。家事も得意不得意がありますからね。僕はキッチン周りは得意だけど、掃除機が苦手。だから相手が掃除好きな人だったらいいな(笑)。性別関係なく、それぞれが得意な家事を担当できたら効率もいいし、お互い無理なく生活できると思います。

◼︎上杉 柊平
1992年生まれ。東京都出身。2015年デビュー後、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』をはじめ、数多くのドラマや映画で活躍。現在は、TBS「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜22:00~)に出演中。待機作にNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」、映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」など話題の作品が多数。

撮影/生田昌士(hannah) モデル/上杉柊平 ヘアメーク/小嶋克佳(TRON)  スタイリング/三好 彩 取材/坂本結香 撮影協力/UTUWA 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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