【FANTASTICS・八木勇征さん】初単独アリーナの感想は…「ライブが終わった後も興奮状態で、なかなか寝付けなかった」

メンバーそれぞれが多方面で活躍し、飛ぶ鳥を落とす勢いで進化を続けるFANTASTICSが、8月16日(水)に『Tell Me』をリリース。グループ初となる単独アリーナライブを終え、追加公演を目前に控えたメンバーたちに、今の気持ちをインタビューしてきました。ストイックでありながら愛されキャラな一面もあるボーカル・八木勇征さんが、初の単独アリーナ公演を終えて感じたこととは?

初単独のアリーナ公演は…「ライブが終わった後も興奮状態で、なかなか寝付けなかった」

—6月に開催された、有明でのア

—6月に開催された、有明でのアリーナライブ。FANTASTICSとして初の単独アリーナ公演はいかがでしたか?
2020年に中止になった“FNTアリーナツアー”ぶりにアリーナライブの機会をいただいたので、今回のアリーナにかける想いは強かったです。メンバー全員が目指してきたひとつの場所でもあったので。そのステージにファンのみなさんと一緒に立てて、ファンタが大きく成長したことを実感した時間でした。客席に大きく伸びるサブステージにいるとファンのみなさんに囲まれて、これだけ多くの方が来てくれたと思うとめちゃくちゃうれしかったし、幸せな空間だなって思いながらパフォーマンスをしていました。みんなの反応がひとつひとつ新鮮で、今でも印象に残っています。ライブが終わった後も興奮状態で、珍しくなかなか寝付けなかったですね。目を瞑るとアリーナの光景がうわーっと蘇ってきて。なっちゃん(=堀夏喜さん)も「寝れなかった」って言ってました。

—今だから話せる有明アリーナライブの裏話はありますか?
オープニングの映像は、メンバー含めクリエイターの方たちと何がいちばんいい形なのか話し合いながら、最終的な形に辿り着きました。かなり試行錯誤したので印象に残っています。

これからもずっと大切にしていきたいーセットリストの中でお気に入りの曲

—アリーナライブの構成にはどの

—アリーナライブの構成にはどのくらいメンバーのみなさんの意見が反映されていますか?
全てにメンバーの意見が反映されています。僕が好きなのは、『BABY ROSE』前の演出。颯太がギターを弾いて、僕は本を読んでいるのですが、その本のタイトルが『BABY ROSE』で。その一連の流れは、アリーナならではだな、と思いました。映像で見直してもすごく良かったし、「アリーナライブやってるんだな」という感覚になりました。今まで先輩や他のアーティストの方々のライブを見てきて、細かい美術の設定や演出が伝わるところもアリーナの良さだと感じていたので、FANTASTICSとしてそれが実現できてうれしかったです。

—FANFAN三部作の集大成となるアリーナライブでしたが、八木さんが絶対に盛り込みたかった曲や演出はありましたか?
『Turn Back Time』です。TAKAHIROさんが作詞してくださって、ATSUSHIさんがFANTASTICSの音色にアレンジしてくださった曲。EXILEのボーカルおふたりから贈ってもらった大切な楽曲だし、僕たちにとっても大事な1曲なので。『FANTASTIC 9』もですが、メッセージ性の強い作品でもあるので、今後のライブやツアーでもパフォーマンスしたい楽曲です。メンバーともアリーナライブでは、『Turn Back Time』と『FANTASTIC 9』のどちらかはセトリに入れようと話していました。

「基本的に悩みはひとつもない」八木さんが仕事と向き合う上で大切にしていること

—CLASSY.読者は、働く2

—CLASSY.読者は、働く20代後半〜30代がメインです。仕事にも慣れてきた一方、キャリアに悩む人たちも多くいるのですが、八木さんはお仕事で悩むことはありますか?
自分の中で反省はしますが、基本的に悩みはひとつもないです。それは、そのときの自分が出せる100%のモチベーションだったり、メンタル、コンディションの範囲内で現場に立っているからだと思います。100%以上を目指して無理して頑張ることが、果たして自分にとって本当にいいのか。それって、ただやったという結果が欲しいだけじゃないのかって思うんですよね。無理をすれば100%以上に持っていけるかというとそうではないし、今の自分のモチベーションやコンディションの中で、どうしたら100%を目指せるかだけを考えて、仕事に向き合っています。もちろん努力って素晴らしいことだけど、それが自分に合っているかはやってみないと分からない。努力を楽しめるのは最高ですが、無理に頑張るのではなくて、自分に合った在り方を模索すると、いい結果に辿り着けるんじゃないかと思います。

八木さん流“先輩の心得”は「言って欲しそうな言葉をあえて言わないこと」

—年々、後輩グループも増え、年

—年々、後輩グループも増え、年下世代と関わる機会も増えていると思います。CLASSY.読者の中には、後輩との接し方に悩む人も多いです。八木さん流“先輩の心得”を教えてください。
先輩にしていただいたことは全部、後輩にもしてあげようと思います。例えば、後輩とごはんに行ったら僕がお会計をするし、普段から後輩のことも気にかけてあげようとか。それは、SHOKICHIさんや(数原)龍友さんはじめ、たくさんの先輩方からも教えていただいたことなので、僕も後輩にしてあげたいです。僕はまだまだ誰かにアドバイスできる立場にはないですが、後輩の話を聞くのは好きだし、意見を伝えるくらいはできるので、そういうこともできる人ではいたい。ただ、ただ相手がいちばん欲しい言葉が分かっても、そればかり言ってしまうと相手のためにならないので、かけて欲しいだろうなと思う言葉を全部言わないように意識する時もあります。


FANTASTICS 2023年2作目のシングル
『Tell Me』が8月16日(水)発売!

FANTASTICS冠番組の日本テレビ『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON3』の主題歌で、ファンキーなギターが印象的なグルーヴィーでパワフルなダンスポップサウンドである『Tell Me』のほか、過去の『FUN!FUN!FANTASTICS』シリーズの主題歌『Play Back』と『サンタモニカ・ロリポップ』の2曲のリミックスも収録された、今のFANTASTICSの魅力を存分に感じられる一枚。

MV盤にはs**t kingzのNOPPOと世界による共作の振り付けも見逃せない『Tell Me』のMusic VideoとMVメイキング動画が、LIVE盤には、“FAN FAN 三部作”を経て彼らがリアルに感じたことやグループ初の単独アリーナライブに向けた想いを映し出したインタビューと、”FAN FAN JUMP”大宮公演のLIVEパフォーマンス映像で構成した「Live&Documentary “FAN FAN PROJECT”」を収録!

フォトギャラリー(全4枚)

【着用衣装】
スウェット¥35,200(77サーカ tel. 03-6407-9466) パンツ¥23,000(ジュゲム/HEMT PR tel.03-6721-0882) シューズ¥46,200(パラブーツ/パラブーツ青山店 tel. 03-5766-6688) その他スタイリスト私物

撮影/MELON(TRON)ヘアメーク/福田翠、大貫希代美、パクヨンソン、石川美幸(Luana) スタイリング/岡村春輝 取材/坂本結香、所優里、平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室) 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)

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表紙モデル:山本美月

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