SixTONES・松村北斗さん「帰る場所はグループだってよく言われるけど、帰ってくるところは一個人としての松村北斗じゃないと、グループに甘えすぎじゃないかなと僕は思う」!?

お待たせしました!大好評シリーズ「後輩の松村くん」が1年ぶりにカムバック。今回は、今まで絶好調だった松村くんに初のピンチが訪れて…!?インタビューではSixTONESのニューシングル『ABARERO』についてのお話、そして初の単独ドーム公演に向けての思いも語ってくれました。

自分が励まされてきた方たちのように〝頑張ってるアイドル〟でありたい

―個人の活動もますます充実し、今年度の日本アカデミー賞新人賞を受賞!受賞を知ったときの率直な感想は?
「信じられなかったです。お芝居をすることを俳優業と言うのなら確かに俳優業はやってますけど、俳優ではないというか…。それ以外のこともやっている欲張りな人間が、賞なんてもらっていいのかなって思いました。もちろん嬉しいですよ。でも『賞はおまけだから』ってよく言われますし、賞を取らなかったからダメなお芝居、ダメな作品ていうことは絶対にないので、賞を取ったからどうってことにならないように本当に気をつけようと思います。ただ形としてわかりやすく、お世話になった人たちにお礼を言うタイミングになるなと感じました」

―松村くんが仕事をするうえでいちばん大事にしていることは何ですか?
「松村北斗の本籍地を忘れないこと。帰る場所はグループだってよく言われるけど、帰ってくるところは一個人としての松村北斗じゃないと、グループに甘えすぎじゃないかなと僕は思うんです。図式としては芯に松村北斗があって、そこからグループやお芝居やエッセイなどの仕事が一つ一つ独立して繋がっているようなイメージ。あくまでグループの一員であって、その範囲で個人のお仕事をするというやり方もありますが、今はすべての仕事を本業として1対1で向き合いたいと思ってます」

―アイドルとして大事にしていることは何でしょう?
「難しいですね…頑張っていたいです。『あの人、すごく頑張るよね』っていうアイドルでありたい。カリスマ性があって、何でもできちゃうようなキラキラなスーパーアイドルというのもあるけど、自分にはできないし向いてないし。それに自分自身が励まされてきたアイドルやアーティストの方は、みんな頑張ってる人でしたから。周りがどうであろうと、一人でもしゃかりきに頑張っていて、自分の信じるほうへひたむきに向かっていて。自分もそうなりたいですし、それで勇気や元気を与えられた人の気持ちもいちばん理解できるんです」

Hokuto Matsumura
’95年6月18日生まれ 静岡県出身 血液型B型⚫SixTONESとして、’20年1月『Imitation Rain』でCDデビュー。俳優としても活躍し、最近の主な出演作はドラマ『カムカムエヴリバディ』『恋なんて、本気でやってどうするの?』、映画『ライアー×ライアー』『ホリック xxxHOLiC』『すずめの戸締まり』(声の出演)など。映画『夜明けのすべて』が’24年2月公開予定。SixTONES初の単独ドーム公演『慣声の法則in DOME』が京セラドーム大阪と東京ドームで4月に開催。

SixTONES 9th シングル『ABARERO(アバレロ)』
待望の9thシングルは、誰にも止められない衝動やあふれ出す本能を解き放つ型破りな〝超攻撃型〟HIP-HOPチューン。表題曲やカップリングの新曲すべてがSixTONESにとっての「原点回帰」であり、「現在地」であり、「未来への展望」となっている。全3形態で4月12日(水)リリース。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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