SixTONES・髙地優吾さん「ユニット曲は(京本)大我と二人でよかったなと思ってます」【インタビュー全文掲載/中編】
SixTONESの髙地優吾くんがついに「もしも…」企画に登場!グループの︐22年のリーダーであり、〝日々笑顔〟がモットーの彼が演じてくれたのは同じ会社で働く同期の仲間。インタビューではパーソナルな素顔や1月にリリースされたSixTONES 3rdアルバム『声』について伺いました。
みんなの歓声で僕らはすごいエネルギーをもらえるんです
――ニューアルバムのタイトルは『声』。漢字一文字というのが新鮮です。
「今って声を出すことに抵抗があったり歓声もネガティブにとらえられがちで、心で思ってる声も出しにくかったりする。そんな声をSixTONESが代弁したい、SixTONESの声をもっと届けたいっていう意味を込めて『声』というタイトルになりました。日本語一文字というのもすごく魅力的だなって思いました」
――今回のアルバム、髙地さんとしてはどんな手応えを感じていますか?
「個人的な感想としては聴き心地がいいぶん、歌はめちゃめちゃ難しい。アルバム制作をしながら自分もすごく成長させてもらえたと思います。いろいろチャレンジさせてもらったし、SixTONESの楽曲の幅広さが3枚目にしてより如実に出たな、レベル高いなって実感しました。今回だけじゃないけど、 SixTONESの楽曲ってめちゃめちゃ難しいんですよね。自分たちで選んでるんですけど(笑)。そのぶん、ファンの人の印象に残るような楽曲を目指してます。特に今回は『声』というテーマのもとに自分たちのやりたい曲を幅広いジャンルから選んだので、ボリューミーなアルバムになったと思います」
――京本大我さんとのユニット曲『ラ・ラ・ラ・ラブストーリー』はポップで可愛い楽曲です。
「Jr時代に大我と二人でSexy Zoneのポップな楽曲をやったことがあって、アイドルっぽい曲もこの二人ならいいんじゃないって。それで俺と大我とスタッフで話したとき、ただアイドルっぽいだけ可愛いだけじゃもったいないねってことで、渋谷系の音楽を題材にしました。渋谷系を知ってる人たちはもちろん、知らない人には新しいジャンルの音楽として楽しんでもらえる。MVも当時の渋谷系のMVを手がけていたレジェンドな監督が撮ってくださって、めちゃめちゃお洒落に仕上がってます。曲の難易度はすごく高いので、そういう意味では新たな挑戦でもあるし、大我と二人でよかったなと思ってます」
――リリース日の1月4日からはアリーナツアー『慣声の法則』も始まります。
「今はまだ打合せの段階ですが、毎回、セトリを作るのが一番難しい。前回のツアーでは当日の朝に変えた曲もあるので、やってみないとわからないんです。椅子に座って打合せてる時間は正直、俺らには無駄なのかもと思うほど(笑)。結局、動いて振付をつけてやってみてからセットリストを大工事する。体を動かさないとわからなくて(笑)。始まりのオーバーチュアや楽曲の間のインタールードもめちゃめちゃこだわって作っているんで、ライブに来てくれる方はそういうところも楽しんでもらえればと思います」
――今回のツアーで楽しみにしているのは?
「アルバムタイトルの『声』のように、今回のツアーにはファンのみんなと声を出してライブをやるという希望を込めているんです。それが当たり前だったから。みんなの歓声で僕らはすごいエネルギーをもらえるし、キツい曲でも頑張れる。ファン参加型のMCもSixTONESのライブの醍醐味なので、それも復活させたいですね。クラブミュージック的な曲もいっぱいあるので、歌は知らない人でも歓声をあげて踊れるようなライブにできればと思っています」
Yugo Kochi
’94年3月8日生まれ 神奈川県出身 血液型A型
⚫SixTONESとして、’20年1月『Imitation Rain』でCDデビュー。個人としても活動し、ジャニーズ事務所に入るきっかけとなった『スクール革命!』は’09年よりレギュラー出演中。’22年9月には舞台『夏の夜の夢』に出演。SixTONESとして’23年1月4日に3rdアルバム『声』をリリース。同日の横浜アリーナを皮切りに全国ツアー『慣声の法則』がスタート(6都市全26公演)。
SixTONES 3rd アルバム『声』
待望の3rdアルバムが’23年1月4日発売。歓声が消えた時代だからこそ、いつの日かまた「熱い声」を聞きたい、届けたいというSixTONESの思いが詰まった作品。大ヒットシングル「共鳴」「わたし」「Good Luck!」「ふたり」に加え「PARTY PEOPLE」を含む、全3形態でリリース。
取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc
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