明日海りおさんインタビュー|「美容や健康に対する意識も変わってきました」

宝塚を退団後、ドラマに舞台に大活躍の明日海りおさん。10月上演の主演舞台『マドモアゼル・モーツァルト』を控え、CLASSY.ONLINE3回にわたりスペシャルインタビューお話をお届けしています。最終回は、美容や健康に対する明日海さんならではのウェルビーイングな取組みについて、詳しく教えていただきました。

――役に合わせて身体つくりもさ

――役に合わせて身体つくりもされているという明日海さん。普段から鍛えておくといいパーツは?

最近見つけたおすすめのパーツがあります。それは、肩甲骨あたりの下着から贅肉が出がちな部分です! 普段はあまり意識することがないので、何もしないとダラッとしがちなんですが、ここをキュッと引き締めると背筋が通って顎が前に出なくなります。そして、なんと目までパッチリ開くんです! 前肩にもならないので、オフモードになりがちなスマホを見る時もこの部分を意識しています。いいことばかりのお得なパーツ、私と一緒に鍛えましょう!」

――質の良い睡眠のために気を付けていることは?

もともとはショートショートスリーパーだったんです。午前3時から7時まで寝れば大丈夫だったんですが最近、猫が早寝で。1回実家に預けたら、クセがついたみたいです。なので今は午後11時とか、遅くても12時には寝るようになりました! でもすごい早朝に起こされて、もう1回寝るという…。早寝にはなりましたが、上質な睡眠ではないですね。どうしたらいいのかな? 睡眠に関しては悩み中です。いい答えができなくてすみません」

――スキンケアのこだわりは?

――スキンケアのこだわりは?

肌のコンディションに合わせて、基礎化粧品を使い分けるようにしています。宝塚時代は舞台メークをしていてもトラブル知らずでしたが、退団後にニキビができてしまって。ラ ロッシュ ポゼのニキビケアラインに変えたら肌が整ったんです。肌の状態に合ったものを使うことの大切さを実感しましたね。肌の調子が戻った今は、昔から愛用しているクレ・ド・ポー ボーテに戻りました。でもこれだけに頼るのではなく、肌荒れしたらアルビオンの薬用スキンコンディショナー エッセンシャルを取り入れたりしています。これから新たな肌トラブルが起こるかもしれないので、保湿の知識は日々更新していきたいです。でも化粧品って、たっくさんあるから…。同じ悩みを持つみんなと同盟を結んで、成分は?効果は?使用感は?と、信頼できる情報を共有したいのですが。どうすればいいですかね()?」

――お仕事柄、クレンジングケアは入念にされているとか

「宝塚の時からシュウウエムラのクレンジング オイルを愛用しています。皮脂や毛穴ケアもできるピンクのボトルのタイプがお気に入りです。普段のメークはもちろん、舞台メークもスルッと落ちます。少ない量だと肌の摩擦が気になるので、贅沢にたっぷりと使うようにしています」

――食生活で積極的に摂り入れて

――食生活で積極的に摂り入れているものは?

腸活できる食品を摂り入れるようにしています。発酵食品のキムチや納豆、お味噌汁を1日1回食べるのと、食事は温かいものを食べるように心掛けています。ビタミンCのサプリは気が付いた時に摂りますね。貧血気味だったり元気がない時は鉄分や亜鉛を。食べ物で摂ったほうがいいのですが、忙しい時はサプリを味方にしています」

――逆にできるだけ避けているものは?

塩分が高いものは控えるようにしています。食べた次の日にむくんだり、胃が疲れたりするので汁ものを飲んでしょっぱいなと思ったら、お水か氷を入れています。小さい頃、ラーメンが熱くて食べられない時にお母さんに入れてもらった感じです。え?あれ?、うちだけなのかな。氷、入れてもらいませんでした?? とりあえず、今も小さい頃のやり方で塩分対策しています()。あとはご飯、パン、うどん、パスタ、そば、といろいろな炭水化物を食べたいんですけど、一度にたくさん食べてはいけないので。これらをどう1日3食に組合せれば食べたい物で満たされるか、日々考えています()!」

美容や健康に対して高い意識を持ちながらも、ストイックになりすぎないまさにウェルビーイングな明日海さんのライフスタイル。1010日に初日を迎える『マドモアゼル・モーツァルト』で明日海さんにお会いできるのが今から楽しみです!

明日海りお

85626日生まれ。’03年宝塚歌劇団に89期として入団。‘14年花組トップスターに就任。タカラジェンヌとしては初となる横浜アリーナでコンサートを開催するなど活躍し、’19年に退団。大劇場主演数は史上最多となる。退団後はNHK連続テレビ小説『おちょやん』などのドラマに出演。冠番組・Huluオリジナル『明日海りおのアトリエ』も好評配信中。

『マドモアゼル・モーツァルト』

「モーツァルトが実は女性だった」というフィクションを描いたミュージカル。‘91年に初演され、モーツァルトの楽曲が使用されていることはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも話題を呼ぶ。初演から30年がたち本年、宝塚元トップスターの明日海りおにより新たな『マドモアゼル・モーツァルト』が誕生。●1010日~1031日 東京建物ブリリアホール 作品公式HP

撮影/神戸健太郎 ヘアメーク/山下景子(コール) スタイリング/大沼こずえeleven.) 取材/よしだなお 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)
パーカー¥24,200(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店☏03-6805-1630)

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