食べ歩きを目当てに訪れる人も多い、人気の旅行先・台湾。週末女子旅へ…がちょっと難しい今だから、おうちで楽しめるローカルフードに挑戦してみては?本場の味を伝える「家豆花」直伝、朝・おやつ・夜のシーンを代表する台湾グルメで旅気分に!
「台湾の朝といったら」の定番で朝ごはん
「まるで屋台!?」な豆乳スープと卵焼きで1日の始まりを
日本でも食べられるお店が増えてきた鹹豆漿(シェントウジェン)は、豆乳の優しい味わいが朝にぴったり。お好みでラー油やパクチーなどのトッピングを加減して。薄焼き生地を巻いた台湾風おかずクレープ、蛋餅(ダンピン)はベーコンやツナ、コーンなど具材を替えてアレンジしてもOK。
鹹豆漿(シェントウジェン)の作り方
【材料】
豆乳………180cc
黒酢………大さじ1
醤油………2~3滴
塩………少々
ザーサイ(粗めのみじん切り)………適量
桜エビ………小さじ1
焼き麩………5~6個
ラー油………少々
パクチー(ざく切り)………適宜
小ねぎ(小口切り)………適宜
作り方
❶器に黒酢、醤油、塩、ザーサイを入れる。小鍋に豆乳を入れて中火にかけ、沸騰直前になったら器に注ぐ。
❷①に桜エビと焼き麩を加え、ラー油をたらす。お好みでパクチーと小ねぎを散らす。
幸福が詰まったむっちりカステラとさわやかレモンティーで夏のお茶会
おやつ時間の主役はやはり憧れの台湾カステラ
トレンドスイーツの台湾カステラは、おうちで作れば焼き立てのふわっふわを味わえます。時間をおいて、しっとりとした食感を楽しんでも◎。冷蔵で3日ほど日持ちします。台湾のティースタンドでもお馴染みの爽やかなアイスティーでクールダウンを。
台湾カステラ
【材料】(15㎝丸型1台分)
卵………4個 ごま油………50cc
牛乳………50cc 薄力粉………70g
グラニュー糖………80g
下ごしらえ
型にオーブンシートを敷く。卵は卵黄と卵白に分ける。オーブンを160℃に予熱する。
【作り方】
❶ボウルに薄力粉をふるい入れ、40~50℃に温めたごま油と牛乳を加えて混ぜる。さらに割りほぐした卵黄を入れて混ぜる。
❷①と別のボウルに卵白を入れ、グラニュー糖を3回に分けて加えて、その都度ハンドミキサーで泡立てる。ツノが立つくらいのメレンゲになればOK。
❸①に②を2~3回に分けて入れ、その都度ゴムべらで切るように混ぜる。
❹型に③を流し入れる。型を軽く持ち上げて2~3回落とし、空気を抜く。
❺天板に④をのせ、50~60℃の湯をはって160℃のオーブンで60分ほど湯煎焼きする。
夏野菜がおいしいメニューで週末ホームパーティはいかが?
養生スープとレンチン蒸し煮を振る舞いたい
家庭料理にもごく自然に薬膳を取り入れている台湾では、季節のスープが食卓に欠かせません。シンプルな調味料を加えただけなのに、奥深い味に驚くはず。電子レンジでできる蒸し煮は、熱々のごま油で香りを立たせて。白身魚は鯛や鱈など好きなものを。
白身魚の豆鼓蒸し
【材料】(2人分)
白身魚………2切れ
豆豉………大さじ1
唐辛子(小口切り)………適量
台湾米酒(または料理酒か日本酒)………大さじ2
醤油………大さじ1
長ねぎの青い部分………10cm
生姜スライス………4~5切れ
ししとう………6本
白髪ねぎ………適量
生姜の千切り………適量
かいわれ大根………適量
ごま油………大さじ2
作り方
❶白身魚はクッキングペーパーで余分な水分を拭き取る。豆豉はみじん切りにする。長ねぎは斜め薄切りにする。ししとうは爪楊枝で穴を数カ所開ける。
❷バットに豆豉、唐辛子、米酒、醤油を入れて混ぜ、白身魚を加えて片面ずつ5分ほど、計10分ほど漬ける。
❸耐熱皿に長ねぎと生姜スライスを敷き、その上に白身魚をのせて②の漬けダレをかける。ししとうを白身魚の周りに並べる。
❹耐熱皿にラップをかけ、600Wの電子レンジで4~5分加熱する。
❺小鍋にごま油を入れて強火にかけ、煙が上がるくらいまで熱する。④の皿に白髪ねぎと生姜の千切り、かいわれ大根をのせて、ごま油をジュッとかける。
「家豆花」オーナーに聞いた!都内で旅気分に浸れる台湾的アドレス
本場の味にぐっと近くなる食材や調理器具、台湾らしさを演出してくれる雑貨などが都内でも入手可能です。山岡さんが利用している、おすすめショップがこちらです。
撮影/中垣美沙 料理/山岡香葉(家豆花) 取材/首藤菜穂 再構成/Bravoworks.Inc
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