“婚活”という2文字が脳内のウェイトの多くを占め始めるアラサー世代。マッチングアプリで出会いを求めるものの、「メッセージのやりとりが続かない」「デートまでなかなか進めない」というお悩みをお持ちの方も多いはず。そこで今回は、大ヒット書籍『人は話し方が9割』の著者、永松茂久さんが、マッチングアプリで効果的なテクニックを伝授!「こんな時、どうするのが正解…?」というあれこれを、コミュニケーションの達人がクイズ形式でお届けします!
Q1:プロフィールの「趣味欄」、男性ウケするのは…?
AとBどちらが正解でしょう?
正解は…「A」
「男性がデートに誘うハードルをいかに下げるか」が大切!
一見「はしご酒」などは可愛げがないようなイメージですが、「一緒に飲みに行けそう」「気軽なお店でも楽しんでくれそう」と、男性側がデートに誘うハードルが低くなるのでおすすめです。逆に、「ゴルフ」や「ゲーム」は男性に気に入られそうなイメージですが、ゴルフをしない人にとっては「一緒にやるのがハードル高そう」と思われてしまいます。また、ゲームは「ゲームばかりやっていてインドアになのかな、誘いづらいな」と思われてしまう危険性も。
お金がかかりそうな趣味や、デートに誘いづらそうな趣味は、プロフには不向き。もう少し仲良くなった段階で話すのがベターです。入り口はあくまで「間口が広いか」「一緒にやっている姿を想像しやすいか」を意識しましょう。
Q2:あなたのプロフィールを見て、「映画好きなんですね!自分もです」と男性から初メッセージが。正しい返し方は?
AとBどちらが正解でしょう?
正解は…「B」
自分が“話す”より、相手に“話させる”意識を
好かれるコミュニケーションのコツは、「いかに話すか」よりも「いかに聞くか」。自分は聞き役に徹して、相手に9割話してもらう「拡張話法」を活用しましょう。「おすすめの◯◯はありますか?」「どのくらいの頻度でやってるんですか?」など、相手の話を広げるためのキーワードをストックしておくと、自然と会話が弾みます。相手から質問をされた時も、回答だけで終わるのではなく、質問で返すのが鉄則。実はこれ、テキストコミュニケーションでは大丈夫でも、実際の会話ではできていない人が多いんです。「会話はキャッチボール」ということを常に意識しておくこと!
Q3:犬が苦手なあなたに「うちの犬見て〜!可愛くない!?」と写真が送られてきたら?
AとBどちらが正解でしょう?
正解は…「B」
相手を否定する言葉は極力避けること!
コミュニケーションにおいて絶対にやってはいけないことが、「余計なひと言」を言ってしまうこと。付き合う前に地雷を伝えておきたい…という気持ちもわかりますが、なんでも自分の意見を正直に言えばいい、というわけではありません。あくまで相手を否定はせずに、質問のラリーを続けながら、自分は猫派だということを自然な形で伝えるのが理想です。「でも」「だって」「どうせ」が口癖の人は要注意!相手に寄り添い共感の姿勢を大切にしつつ、気分を害する否定的な言葉は使わないように心がけましょう。
【+α】婚活の前に、SNSの整理を忘れずに!
距離が縮まってきてSNSをお互いにフォローする場合は、要注意!過去の黒歴史投稿、残っていませんか?SNSは、いわばその人の家の中をあけすけに見せるようなもの。「プロフや投稿内容が自慢っぽい」「やんちゃだった時代の写真が残ったまま」「元カレの痕跡が残っている」「病みポエム投稿が散見する」など、トラップがたくさん潜んでいます。もちろんインスタやFacebookだけではなく、LINEのタイムライン投稿の消し忘れにも気をつけて。
教えてくれたのは…永松茂久さん
「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得ており、講演の累積動員数は延べ45万人にのぼる。2020年、『人は話し方が9割』がビジネス書年間ランキング1位を獲得(日販調べ)。累計発行部数は200万部。
『人は話し方が9割』とは
もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。この本で伝えるのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことが楽になり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!
編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)