今回は、料理家・フードプロデューサー河瀬璃菜さんに、おすすめのお持たせをお伺いしました。
【超王道】
パティスリーレセンシエルのシューアラクレーム
マイベストシュークリーム。カスタードの濃厚な味わいからのトンカ豆の爽やかな風味。甘すぎず、ぺろりと食べられる!!
「Pa^ tisserie Sadaharu AOKI paris」や「KEISUKE MATSUSHIMA」で修業した、牛島源希シェフのスペシャリテ。カスタードクリームには、一般的なバニラビーンズではなくトンカ豆が使われ、口に入れるとニュアンスある香りがふわりと広がります。ヘーゼルナッツの芳ばしさをまとった皮は「できるだけ作り立てを味わってほしい」と日に5回ほど焼くことも。素材が持つ香りに惹かれ、それらを存分に引き出すシェフによる余韻豊かな一品です。1個 ¥325
●パティスリーレセンシエル
東京都文京区小石川4-16-7
☎03-6320-8669 営:10:00~18:00 休:木曜
https://www.lessentielle.info/
【激レア】
3 é monの乾塩ベーコン
ベーコン自体に濃厚な旨みがあるので、他に調味料は必要なし!パンやパスタはもちろんのこと、ご飯が進みまくります。
茨城県西部の「山西牧場」で育てられた豚「三右衛門」は、「飲める脂」と称されるほど上質な脂と柔らかい肉質が特徴。その豚肉加工品を扱う農場直営ブランド「3 é mon」のベーコンは、即完売してしまう話題の品。絶大な支持を得る味わいは、素材はもちろん手間を惜しまない製法にも秘訣が。豚肉に加水することなく、塩を中心にした調味料を擦り込み、直火による加熱と燻製を経て完成。品のよい薫香と凝縮した旨み、さらりとした脂がたまりません!〈手前から〉スライス200g ¥2,000、ブロック300g ¥3,000
●山西牧場オンラインストア
https://yamanishifarm.com/
【女子ウケ】
お酒のオンラインストア KURANDのBENIZUWAIGANI
ズワイガニの身がたっぷりと入った、燗酒専用の日本酒。究極の出汁割りを楽しんだ後は、ご飯を入れてカニ雑炊にしても
強い旨みと甘みを持つ、山陰沖で獲れた紅ズワイガニ。その身をふんだんに入れ、出汁を合わせたホット専用の日本酒です。温めると純米酒のふくよかなコク、宗田鰹などを使った出汁の旨み、紅ズワイガニの風味がぐっと際立ちます。体にじんわり染み渡るような燗酒を味わったら、〆の食事はいかが?ご飯と溶き卵を加えればカニ雑炊を作ることもできます。楽しい会話と贅沢
な味わいが生まれる一本は、ホームパーティの手土産にぴったりです。720㎖ ¥2,980
●お酒のオンラインストア KURAND
https://kurand.jp/
料理家・フードプロデューサー / 河瀬璃菜さん
1988年生まれ、福岡県出身。愛称は「りな助」。レシピ・商品開発、コンサルティングやプロデュース、企画執筆、
TVCMやイベント出演など、食にかかわる活動は多岐にわたる。美味しいお店情報や簡単レシピを発信するTwitter(@Linasuke0508)も人気。近著には『神レンチン あなたにやさしい電子レンジレシピ』(文藝春秋)がある。
撮影/安井真喜子 取材/首藤奈穂