こんな言葉がきっかけに…不倫男の誘い文句2選

「もし既婚者男性に誘われても、絶対に誘いにはのらない!」そう思っている女性もいるでしょう。しかしそんな決意を崩すような上手い誘い方をするのが不倫男性の特徴です。そこで、不倫男性が女性を誘うときに使う言葉の特徴を紹介します。

IT企業に勤めるA子さん(28歳)が不倫を始めるきっかけとなった言葉

「君とは人として良い関係になれそう。いろいろ話してみたいな」
出典: Drazen Zigic/Shutterstock

「私は女友達に誘われた飲み会で出会った男性と不倫をしました。初めて会ったときの彼の印象は、優しくて穏やかな人。話すときも距離を保ってくれるし、下心を感じることもなく、飲み会でたまたま隣になったときも友達のように接してくれて、家族の話もしてくれました」

A子さんは、優しく下心なんて見えない男性と「結婚しているけど、彼とは“いい男友達”になれそう」と思ったとのこと。しかし……

「彼とLINEを交換したものの、ごくたまに他愛もないLINEをするだけで、2人で会うことはありませんでした。そんな彼を信用し、人としてとてもすてきな人だと思っていたある日、彼から『君とは人としていい関係になれそう。尊敬する部分もたくさんあるし。いろいろ話してみたいな』とLINEが。彼も同じように思っていてくれたと嬉しくなった私は、『彼なら大丈夫』と安心し、2人で飲むことに。このときには、彼の作戦とその誘い文句に乗せられているとは、思いもしませんでした」

そして、彼と不倫関係に……。

「2人で飲んでいる最中も、口説くような言葉は一切なく『人として尊敬できる女性が友達にいるといいよね』『僕も人に尊敬される男になりたいんだ』など、その姿勢をくずさない彼。しかし、だいぶお酒が進んだころ『人としても女性としても本当にすてき。君みたいな人と恋がしたかった』と彼がぽつり。正直、彼を男性としてもすてきだと思っていた私は『そうですね』と言ってしまい、そのままのムードで一夜を共にし、不倫関係がスタートしてしまいました。いま思うと、まず人として信頼させ、『男女関係なくいい関係になれそう』『いろいろ話してみたい』という誘い文句で不倫に持ち込むのが彼の作戦だったのだと。まんまと乗せられたんだと反省しました」

不倫が始まってからは、「尊敬している」なんて全く言わなくなったという今回の彼。

男女の関係を匂わせず、人としての信頼を得たところで体の関係に持ち込むという作戦だったのでしょう。“不倫の危険性は低い”と油断してしまいそうな誘い文句には要注意です!

大手化粧品メーカーに勤めるB子さん(26歳)が知った不倫常習犯の既婚者男性の誘い文句

「本当に癒し系で可愛い! 一緒に飲みたいわ」
出典: Roman Voloshyn/Shutterstock

「私の職場には、複数の女性社員と不倫していると噂される既婚者の男性がいます。その男性は、毎年入ってくる、新卒の新入社員を狙っているという話も。研修を担当する私は、その男性の言動に注意しながら、新入社員と接していたのですが、ある日、1人の女の子からその男性と不倫関係になってしまったと相談を受けました」

新入社員が不倫男と男女の関係に。その誘い文句とは……?

「そもそも、なぜ2人で会うことになったのか。なぜ断れなかったのか。その子に聞くと『飲み会の帰りにたまたま2人になったときに彼から、本当に可愛いし癒し系だよね。一緒に飲みたいな。君と飲んだらすごく楽しいだろうなって言われて。そんなダイレクトに伝えられたのが初めてで嬉しくなってしまって。2人で飲んでも大丈夫なのか聞いたら大丈夫って言うので、飲みに行ってそのまま……』とのこと。飲んでいる最中も、『ずっと見ていたい』など甘い言葉をささやかれ続けたらしいのです」

実はそれが、不倫男の常套句だった!

「そのあと、許可をもらって同期の女友達に相談しました。すると、彼女が『実は私も、1年目のときに彼と不倫してた』と告白したのです。『可愛いし美人だよね。一緒にいると癒される。飲みに行きたい』と言われ、2人で飲みに行ったら不倫関係になったと。そのとき、ダイレクトに『可愛い』とベタ褒めして女性のテンションを最高潮に高め、『飲みに行きたい』と言わせるのが男性のやり方だと分かりました」

「可愛い」「きれい」「本当に癒しだ」などという言葉をダイレクトに伝え続ける男性ってなかなかいないですよね。たくさんの女性に同じ誘い方で迫り、不倫をくり返している今回の男性。本当にけしからん男です!

男女の関係を匂わせず、信頼させてから不倫に持ち込む男と、ダイレクトに褒め続け、相手をその気にさせる男。
今回は真逆の誘い方を紹介しました。

あなたは、どちらの男性に弱いですか? 「私は大丈夫」と思っていても、迫られたら思わず……ということがなきにしもあらず。頭の片隅にでもいいので「こんな風に誘う不倫男がいる」と覚えておいてくださいね。

文/桜井美穂子 画像/Shutterstock(Nomad_Soul、Drazen Zigic、Roman Voloshyn)

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