夫の不倫を疑った時、妻の立場で気になるのは「不倫相手はどんな女性?」ということ。不倫相手が知っている相手だと、妻の怒りや恨みが倍増!ということも少なくありません。今回は、元女探偵が同業者に話を聞いた“意外すぎた夫の不倫相手”を紹介します。
1.夫と一緒に行った新婚旅行の添乗員
「浮気調査の依頼があって調べたところ、たしかに夫は浮気をしていました。ひとり暮らしをしている女性のアパートで、仕事帰りに週に1、2回入り浸っていることが判明。その後、妻が浮気相手の顔を見たところ、『この顔、知ってる! でも、誰か思い出せない!』となったんです」(探偵A)
依頼者も、最初は浮気相手の顔を忘れていたのですが、探偵が浮気相手の女性が朝出勤するところを尾行し、勤務先を抑えて報告したところ、「新婚旅行の時の添乗員です!」と思い出したそう。夫と行った新婚旅行先で、妻が体調を崩しホテルで寝ている間に、添乗員の女性とLINEを交換し、帰国後もやり取りを続けて交際に発展していたことが後から判明しました。
2.夫より一回り以上年上の趣味友達
「夫から突然離婚を切り出されたものの、その理由が『1人になりたい』『性格が合わない』など、納得できないものだったため、浮気調査を依頼してきた女性がいました。調べてみると、夫の趣味であるサルサのパートナーの女性と不倫していることが分かりました。夫より年齢が13歳も上の女性だったのですが、本気で相手を好きになっていたそうです」(探偵B)
冗談で妻が「ダンスのパートナーを好きになることないの?」と聞いた時に、夫から「あんなオバサンを女性として見るわけないじゃん!」と言われたようで、その話を鵜呑みにしていたのだとか。恋愛に年齢は関係ないとよく言いますが、素直に信じなければよかった……と妻は探偵の前で泣いていたそうです。
3.同じマンションの中に不倫相手が!
「浮気調査を行う時、依頼者から『今日は怪しいと思います』『もう少しで出かけます』などの連絡をもらって効率的に進めることはよくあります。なかでも『今日は休日出勤と言っているので怪しいです』と聞いていた日がありました。そして当日、『今、家を出ました』と連絡があったのですが、それから夫がマンションの入り口に姿を現すことはなく、数時間後に依頼人から『帰宅しました』と連絡があったのです」(探偵C)
当然、調査の不手際を疑われたのですが、同じパターンが2回続いたため「マンションから出ていないのでは?」ということで調査を進めたところ、3つ上の階の部屋に不倫相手が住んでいることが判明。結局、不倫相手は元カノで、夫がバレないように同じマンションに住まわせていたことが分かりました。ここまでやるパターンは多くはありませんが、不倫相手は同じマンションや近所で、“子供の親同士だった”というケースは少なくないのです。
今回探偵仲間に話を聞いたところ、男性が自ら離婚を切り出してくる場合、9割以上の夫婦の背景に不倫が隠れているようです。ですが、今ある生活を壊してまで新しく人生をやり直そうとする人よりも、妻にはバレずに不倫相手ともうまくやろうとする男性がほとんど。男性の「一緒になりたい」という言葉を信じて不倫にハマっても彼と結ばれることはありませんよ。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Prostock-studio、Syda Productions、Mihai Blanaru、Andrey_Popov)
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