あなたの周囲に、不倫バレを異様に警戒している男性はいませんか? そのような男性は過去にバレた経験のある人が多いのですが、それでも懲りずに繰り返しているのです。
バレるのを警戒するあまり、二人で会うのに少し変わった方法を採用しているカップルもいるのだとか。
今回は、女探偵が見た「不倫カップルの変わった待ち合わせ方法」をお話します。「努力するところはそこではないのでは?」とツッコミたくなるほど、バレないように物凄い努力を重ねている不倫カップルたちばかりです。
■「原っぱの真ん中に来て!」
何度も浮気がバレ、尾行され慣れている男性が編み出した「密会場所」は、ラブホテルや家などのわかりやすい場所ではなく、360度視界が開けている原っぱの真ん中に置いた車でした。もし誰かが近づいてきたら、絶対に車の中から見えるし、近寄れないという場所です。
結局、夜でも撮影できる超高倍率の赤外線カメラを用意して、はるか遠くから証拠を抑えたのですが、当時は「江戸時代に城攻めのために偵察していた忍者みたいだな」と思いながら張り込んでいました。
■一度帰った後に戻って密会
不倫彼氏が自分で会社を経営している場合、職場に不倫相手を連れ込むケースもあります。浮気を疑う奥さんに、GPSで居場所がわかる設定にされている場合、会社を密会場所にする人も少なくありません。
家でわざわざ夕飯を食べた後に「仕事が残っているから」と会社に戻り、社員が全員帰ってからこっそり不倫相手を呼び寄せて会社で体の関係を持っていたというケースも。
この男性の場合、奥さんがその場に乗り込んで修羅場になったのですが、これは決して珍しいケースではありません。小さな会社だと特に、職場をホテル代わりにしても他の社員にバレづらいのでしょう。
■「◯時◯分の◯◯線、◯号車で!」
社内不倫をしているカップルが最も恐れるのは、同僚に目撃されてしまうこと。なので、会社から遠い駅まで移動して待ち合わせをするカップルは少なくありません。そんな中でも「そこまでやるか!」と徹底していた不倫カップルのケース。
男性側が先に会社を出て、2駅先の駅まで移動。ホームで待ち合わせするのか?と思ったら女性の姿はありませんでした。2,3本電車を見送ったと思ったら、来た電車に乗って携帯を操作。しばらくしたら女性が車両を移動してきて合流したのです。
同じ電車に一緒に乗るのではなく、車両に知り合いがいないか確認してからわざわざ車内で合流するという慎重な待ち合わせ方法を取っていたようでした。でも、顔がバレていない探偵に尾行されたらアウトなんですけどね。
「そこまでして不倫したいの?」と聞きたくなるような努力を重ねて密会方法を考える男性たち。しかし、それは結局、不倫相手のことを真剣に好きなわけではなく、性欲に突き動かされているだけ。
そんな自己中な不倫彼氏に振り回されても、いつかは虚しくなるだけでしょう。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Ollyy、djgis、Demkat、B.Forenius)
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