デビュー目前！ WOLF HOWL HARMONY・RYOJIさんが「デビューしてからがスタートだ」と考える理由って？

―いよいよデビュー日が近づいてきました。オーディションの時と比べて「成長したな！」と感じる部分は？
「以前に比べて、少しは頼り甲斐がある人になれてきているかな…？」という風に感じています。グループが決まった最初の頃、僕らみんな、本当に暗い顔をしていたんですよ（笑）。でも今ではひとりひとりすごくたくましくなってきました。僕自身はリーダーに選んでもらったことで気が引き締まって、普段だったら入らないスイッチがカチッと入ったんですよね。今はみんなたくましくなりつつありますが、リーダーはあらゆる面において群を抜いて頼り甲斐がある存在でいないといけない、と思っていて。任されたからには全力で応えたいですし、頼り甲斐という面では以前より成長したと思っています。

―では逆に、これからも変わらずずっと守っていきたいWOLF HOWL HARMONYの魅力は？
僕たちには“白ウルフ”と“黒ウルフ”というモードがあるんです。今日のような撮影や作品などに関しては黒ウルフでしっかりカッコつけるけれど、普段の配信とかではありのままの白ウルフな空気感でお届けしています。取り繕わないありのままの姿も愛してもらいたいと思っていて始めたんですけれど、それがすごく評判がよくて。飾らない感じを面白いと思ってもらえているみたいなので、白ウルフでいるときの仲間感みたいな部分は今後も絶対に変えたくないです。仲のよさがなかったらもっと上にはいけないと思うので、これからも愛のあふれるチームでいたいと思っています！

―デビューファーストイヤーはどんな1年にしたいですか？
「デビューしてからがスタートだ」と思っています。アニメの『ONE PIECE』が好きで、これから海に出る、旅に出るみたいな感覚です。今って、ボーイズグループ戦国時代で、色んな魅力を持った人気グループがいる中で、僕たちは何を武器にしていけばいいのか考えたときに、白ウルフ＆黒ウルフを応援してくださる皆さんとの今の関係性は絶対武器になるし、きっとそこが軸になってくると思っていて。僕はプロの世界で3年間やってきて、初めてプロの世界に入るHIROTOとGHEEに教えられることは教えたつもりです。僕らはスタジアムライブを目指していますが、そこまでの道のりには近道があると思うので、僕はそれを見つけ出していく役割。一人一人がスキルにビジュアル、色んな面で本当に強くないと生き抜いていけないと思うので、2倍速、3倍速で成長していって、2年目に突入する頃にはもっとキリッとしたオーラがあるようなウルフでありたいですね。

―アーティストとして一番こだわりを持っていることは？
音楽の表現の仕方にすごくこだわっています。アーティストとして発信していく上で、自分が思っていることを色んな形で発信していけることってすごく素敵なことだなって思っていて。僕たちの発信するものを受けとって、心が動く方たちが存在するっていう関係性は、すごく大切なことだなって思います。僕はラップも担当しているんですが、自分がこれまで憧れてきたアーティストの中にはにラッパーの方もいるので、そんな憧れのラッパーの方を目指したいです。メッセージ性を残せるようなパフォーマンスができるようにいつも心がけています。

―憧れの先輩はいますか？
憧れの先輩というか…もっと大きな存在ですが、HIROさんを本当に尊敬しています。HIROさんの考え方、トップに近づいていくための思想だったり、行動力だったり、そういう本質的な部分を尊敬していますね。一緒にご飯を食べに行かせていただいたり、会う度にお話を聞かせてもらうんですけれど、HIROさんって本当に常に自問自答しているというか、常に考え続けているイメージがあって。夢に近づくためにどうしたらいいかを、イメージしまくっている。HIROさんは「サイヤ人」っていう言い方をよくされるんですけれど、単刀直入によって僕もスーパーサイヤ人になりたいんですよ。グループに何が足りないのか、これからどうしていったらいいのか。具体的にスタジアムライブまでの道のりをイメージして、今やるべきことをこなして、次の課題を見つけていきたい。そうすることで本当に段々と近づいていけると感じています！