【東京、気負わず行ける店】「銀座のお寿司」デートに、女友達と…おすすめの新名店２つ

銀座は観光だけじゃない！わざわざ足を伸ばして行く価値がある名店があります。今月は、銀座エリアでおすすめしたい新名店を２つご紹介します。

1.女友達と「鮨 銀座おのでら」

一級品をリーズナブルに楽しめる名店が手掛けるスタンディング鮨

今年の初競りでも一番まぐろを落札し、国内外から注目を集める「鮨 銀座おのでら」総本店と同じ素材を使いつつ、価格は驚くほどリーズナブル！その理由はカジュアルに楽しめるスタンディングスタイルに加えて、手子と呼ばれる職人の見習いたちが握っているから。「お客さまに育てていただく鮨店」をコンセプトにしつつも親方が腕前を認めた手子しか板場に立てないため、味は確かなもの。好きなものを1貫から注文できるので、気軽に鮨欲を満たしたいときにぴったりです。

こちらのまぐろは、豊洲のまぐろ専門仲卸「やま幸」仕入れの自慢の品。丁寧に飾り包丁を入れた赤身は旨みと香りが際立つ。やま幸 本まぐろ赤身￥580

噛むごとに品の良い旨みが広がる。ひらめ￥320

「鮨 銀座おのでら」総本店のおまかせでも登場するあん肝は、赤ワインで炊くことでクセなく仕上がりお酒を誘う。あん肝の赤ワイン煮￥480、泰斗 特別純米酒￥880 ※時季によりメニューは一部変更

2.デートには「すし 徳うち山」

季節を盛り込んだ日本料理と本格握り鮨が織りなすコースを

昨年10月、名店「徳うち山」が鮨割烹としてリニューアル。厨房を取り仕切る黒田料理長は、旧店はもちろん「銀座くどう」「鮨 由う」で研鑽を重ねた経歴の持ち主のため、供されるのは日本料理と鮨で織りなす会席コース。「徳うち山」からの名物である焼き胡麻豆腐をはじめ、四季折々の旬素材を楽しむ一品と、ときにオリジナリティが光る握り鮨がどちらも味わえるのが魅力です。カウンターの他、テーブル席と4名までの個室があるので、ゆったりと落ち着いて過ごせます。

新名物となる海老天の手巻き。シャリには海老の殻から取ったビスクを塗り、大葉に海老天、雲丹を重ねて。海老や雲丹の甘さ、濃厚な旨みが一体に。

王道の握り、大間産まぐろの中とろは口に入れるとシャリとともにほどけるよう。

島根産の紅ずわいがには土佐酢ジュレと菜の花を添えて。料理はすべて￥13,200のすし会席コース（夜）より。

撮影／上田佳代子　取材／首藤奈穂　再構成／Bravoworks.Inc