バリバリ働きたいから都心に住む、子どもやペットとのびのび暮らしたい、働き方が変化して住む場所に対する意識も変わった…。30代のライフスタイルの多様化とともに「どこに住むか」の選択肢も広がっています。
今、住んでいるエリア・将来住みたいエリアは?
CLASSY.読者はどんなエリアに住んでいて、住む場所についてどう考えている?アンケートで聞いてみました。
現在の居住エリアは半数以上が「都市部」
居住エリアは6割近くが「23区内」 約3割が「都心から1時間半圏内」
アンケートによると未婚層は23区だと世田谷区、渋谷区、新宿区、港区在住が多め。都心から1時間半圏内だと調布・三鷹、川崎市など。既婚層は23区では中央区、目黒区、江東区在住が多く、都心から1時間半圏内エリアでは住みたい街で常に上位の吉祥寺のある武蔵野市や国分寺市、調布市、横浜市など。未婚既婚問わず共通して居住者が多いのは渋谷区、新宿区、港区、目黒区でした。
今、住んでいる場所「ココが気に入っています!」
「どこへ行くにもアクセス◎!カフェや書店など文化的施設が豊かで住民の雰囲気も好き」(新宿区)
「都心に近いが家賃が安く治安もいい」(練馬区)
「美味しい飲食店が多い」(目黒区)
「夜でも街が明るく残業しても不安なく帰れる。交通の便も◎」(台東区)
「アクセスがよく、美味しいカフェやご飯屋さんが多い」「友達と会う街から自転車で帰れる」(ともに世田谷区)
「ファミリー層が多く落ち着いていて緑が多い」(横浜市)
「代々木公園や犬OKの店が多くペットと暮らしやすい」(渋谷区)
「新しい建物が多く街が綺麗」(江東区)
「駅前にお店が揃っていて便利」(調布市)
「田舎と都会のバランスがよい」(国分寺市)
居住エリアのトレンドについて解説
リモートワークの導入が進んだことで東京23区は統計開始以来初の転出超過となり、今までの東京一極集中傾向に変化が。とはいえ東京への転入者数は日本一であり、低金利や円安による外国人の買い支えなどもあり、物件価格は現在も堅調。東京からの転出先となった神奈川・千葉は物件価格が上がり始めています。地方の物件価格が下がったことで移住や二拠点生活を始める人も。ここ数年で住む場所を再検討した人は増えていると言えそうです。
教えてくれたのは
風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯金80万円でマンションを購入したのをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®資格を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。メディアやYouTubeチャンネル『FURO UCHI vlog』にてお金に関する情報を発信。
イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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