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元宝塚・明日海りおさんインタビュー「なんか、ミステリアスと言われますが…」

大人気ミュージカル『ガイズ&ドールズ』に出演される、元トップスターの明日海りおさんと望海風斗さん。本誌で作品にかける意気込みを取材しましたが、掲載しきれなかった分をご紹介!舞台に関することだけでなくプライベートなことまで、たくさん話していただきました。

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元宝塚・明日海りおさんスペシャルインタビュー【みりおさんに聞きたい!10の質問】

Q.ガイズ&ドールズの出演が決まったことを「生きる場所を与えてもらった」とおっしゃっていましたが、生きる場所とはどんな意味なんですか?

私、役じゃなくなったときは何の

私、役じゃなくなったときは何の使い道もない人間になってしまうんです(笑)。でも、役のときは、体はもとより、まばたきも、呼吸も、髪の先まで…、何もかもが意味や理由を与えられて、生きているなぁと思えるんです。魚が水の中だとのびのびと動き回れるみたいに。宝塚に入ったのは中学を卒業したばかりでしたので最初は戸惑いましたけど、憧れの場所で頑張るうちに、自分のしたいように息ができる場所になりました。そんな宝塚を退団した後は、宝塚にいた頃のリラックス感は全く無く、緊張ばかりして自信を持つことができなかったんです。そんな私なのに、役になって舞台に立つとすごいのびのびと生きることができて!舞台こそが、私が私らしく生きられる場所なんだと思いました。役には全てを捧げてしまいますね。たとえケガをして使いものにならなくなったとしても、役のためになったのならいい!という感じです。鰹節のように、削って削って、全てを役のために使いきるような舞台をやっているときが好きです。

Q.堅物なサラはお酒を飲むと陽気になりますが、明日海さんの皆が持っているイメージと違うところはありますか?

「なんか、ミステリアス」と言わ

「なんか、ミステリアス」と言われますが。神秘的なところは、何もないです(笑)!特に大きな秘密もないですし(笑)。「人見知りっぽい」ともよく言われますが、これは半分正解です。誰とでも、わーっと仲良くなれるタイプではないですが、話してくれたら普通に話せます。相手の方が人見知りで話しかけられなかったら、一生お話しできないかもしれません(笑)。自分が日々変わり続けているのを感じていますし、演じる役で性格も変わってしまうタイプでもあるので、イメージはどんどん変わっていくと思います。これからも、皆さまをいい意味で裏切っていけたらいいなと思っています!

Q.退団されて2年が経ちました。どんな2年でしたか?

2年ですか…私には5年くらい経ったような気がします。長く感じる理由は2つあって、ひとつは初挑戦の事がいくつも重なったことですね。初めてのコロナ禍で、舞台だけでなく映像のお仕事を頂き、外部の方に加えて男性ともお芝居をして…。慣れないお仕事はやはり大変でしたので、やり遂げるまでにたくさん時間がかかったと感じるんだと思います。
2つ目はコロナ禍で宝塚の現役生と全く会えなかったことです。観劇には行きましたが、直接会うことはできませんでした。もし、会っていたら優しい皆に甘えてしまって親離れすることができず、今のお仕事に集中できなかったと思うので、結果的には良かったんですけど…。でも、やはり皆と会えないのは本当に寂しくて、2年ではなく5年くらいに感じます。

Q.日々のストレスはどう発散していますか?

相変わらず溜め込んでいます(笑

相変わらず溜め込んでいます(笑)。ストレス溜まってきたー!これも人生だー!と楽しめるタイプなんです(笑)。ストレスから解放される時期はなんとなくわかるので、その時を楽しみに溜め込んでいます。最近はニキビや目の下のクマなど、見た目に出てしまうのが納得できないんですけど。ストレス、きたきたーって感じは結構好きです(笑)。宝塚時代にたくさんの役代わりや組替えを経験したので、これをこなせたんだからこの先怖いものはないという感覚になれたのだと思います。たとえストレスを感じたとしても、挫けている時間がもったいないので、苦しいことも「生きがい」ぐらいに思って、前に進んで行きたいと思います。

明日海りお

’85年6月26日生まれ。’03年宝塚歌劇団に89期として入団。’14年花組トップスターに就任。タカラジェンヌとしては初となる横浜アリーナでコンサートを開催するなど活躍し、’19年に退団。大劇場主演数は史上最多となる。退団後はNHK連続テレビ小説『おちょやん』などの多くのドラマに出演。’21年、舞台『ポーの一族』『マドモアゼル・モーツァルト』で主演を果たし、コンサート『ASUMIC LAB』を開催。

ミュージカル『ガイズ&ドールズ』

ブロードウェイが誇る若手演出家が日本で創り出す、これが『ガイズ&ドールズ』の決定版!誰も観たことのない、新たな“ガイズ&ドールズ”が誕生する。1950年にブロードウェイで初演されると同時に大評判となり、数々の賞に輝いた作品。日本でも再演を重ねてきたことでも有名。今回、ミュージカル界で大活躍する井上芳雄や浦井健治に加え、元宝塚歌劇団トップスターの明日海りおと望海風斗が女性役として初共演することで話題を呼んでいる。

東京公演 帝国劇場 2022年6月9日(木)~7月9日(土)
福岡公演 博多座 2022年7月16日(土)~7月29日(金)

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  • ブロードウェイが誇る若手演出家
  • ブロードウェイが誇る若手演出家
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【衣装】[ジャケットカット]ブラウス¥68,200パンツ¥77,000(ともにフォルテ フォルテ/コロネット)ネックレス¥115,500(オール ブルース/エドストローム オフィス)インナースタイリスト私物[白ブラウスカット]ブラウス¥67,100スカート¥53,900(VVB/イーストランド)イヤリング¥102,300(ヴァンドーム青山/ヴァンドーム青山本店)

お問合せ先/コロネット 03-5216-6518、エドストローム オフィス 03-6427-5901、イーストランド 03-6231-2970、ヴァンドーム青山本店  03-3409-2355

撮影/神戸健太郎 ヘアメーク/山下景子(KOHL) スタイリング/大沼こずえ(eleven.) 取材/よしだなお 編集/前田章子(CLASSY.編集室)

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