人生で多くの人がいちばんお金を使うのが住居費。なんとなく賃貸のままできたけど、そろそろ買ってもいいかも…と物件購入を検討し始めた時に気になるのは「購入と賃貸、どちらが得なのか」問題。もはや永遠のテーマといってもいい、この問題について本気で考えてみましょう。
「買う」場合に知っておくべきTips4
「買う」「借りる」どちらを選んだとしても、知っているとよりお得に、快適に住むことができるTipsを紹介します。
1.住宅ローン減税の条件が緩和&延長に!
税制改正により、通常住宅ローン減税の対象外の40~50㎡のマンションも「2023年までに建築確認をした物件」という期間限定で減税対象に。従来の50㎡以上だと手が届かなかった人や、コンパクトタイプの物件を希望していた人にとっては朗報です。ただし、減税制度があるからこの物件を購入する、という選択は本末転倒。自分が本来希望していた条件の物件なのか、そもそも本当に購入すべきなのかをきちんと吟味しましょう。
2.固定金利でローンを組める制度「フラット35」
フラット35は全期間固定金利で最長35年の住宅ローン。固定金利のため、契約した時点で総返済額が確定しているのも安心。変動金利のローンよりは高めの金利に設定されているものの、今は超低金利のため、比較的いい条件でローンを組むことができます。また、審査基準が住宅ローンの中でも優しく、ローンが通りやすいのもポイント。
\住宅とお金の問題なら任せ!/
風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。著書も多く、様々なメディアやYouTube『FUROUCHI vlog』などでお金に関する情報を発信。
イラスト/カツヤマケイコ 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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