人生で多くの人がいちばんお金を使うのが住居費。なんとなく賃貸のままできたけど、そろそろ買ってもいいかも…と物件購入を検討し始めた時に気になるのは「購入と賃貸、どちらが得なのか」問題。もはや永遠のテーマといってもいい、この問題について本気で考えてみましょう。
「買う」「借り続ける」のメリット・デメリットを比較!
「買う」「借りる」それぞれにメリット・デメリットがあります。自分が重視する条件を比較検討してどちらがよいか見極めて。
【身軽さ】
引っ越したいと思った時にすぐに実現できるのが賃貸の魅力
【買う】引っ越したいと思った場合、持ち家だと売るにしても貸すにしても、それなりに時間がかかります。売却に3カ月、さらにまた別の物件を買うとなるとそのぶん時間がかかり、住んでみて目算が外れた時にすぐに動けないのが悩ましいところ。分譲の場合、賃貸に比べてほかの住人が入れ替わりにくいという特徴も。
【借りる】住んでみて周辺環境が思っていたのと違った時などや、転勤、結婚などのライフイベントに応じて身軽に引っ越すことができるのが賃貸のメリット。
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風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。著書も多く、様々なメディアやYouTube『FUROUCHI vlog』などでお金に関する情報を発信。
イラスト/カツヤマケイコ 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc