疲れる、仕事や恋愛がうまくいかない…そんな時に「浄化」をするメリットとは

いよいよ一年を締め括る年末。コロナもあり、なかなか思うようにいかなかった…なんて人も多いのでは?新しい年がくる前に、お部屋の淀みを一掃しましょう。その方法を教えます!

最近すべてが滞っている気がする…

なら「浄化」が必要かも?

そもそも「浄化」とは?

自分にとって不都合な不浄(邪気)を取り去り清らかな状態にすること

歴史を辿ると、インドの古いジャイナ教という宗教の中で「穢(けがれ)」という思想が生まれたわけですが、そもそも穢れとは死ぬこと、出産、血を流すことを指していました。それが現代社会になって解釈が少しずつ変わり、自分に対しての妬みや恨みの感情、あるいは自分が他人に向けてしまうネガティブな感情や悪心などを指すようになったのです。例えばコロナのように、自分にとってよくない環境は社会ストレスになります。そのような自分にとって不都合である悪いものがスピリチュアル的にも不浄、つまり邪気として考えられるようになりました。そして、他人からマイナスの感情を向けられるようなネガティブな状況を清らかにすることを今では「浄化」としています。浄化の手段には、洗い流す・捨てる・身代わりの3つがあり、掃除や泣くことは「洗い流す」、髪を切ったり、厄払いは「捨てる」、盛り塩や天然石は「身代わり」という意味をもちます。運勢を好転させるために、一度不浄とされる邪気を洗い流して、きれいな状態にすることは意味のあることだと思います。

教えてくれたのは…

風水・家相研究家 村上瑞祥さん

風水・家相研究家 村上瑞祥さん
歴史学者・東洋古代思想史研究家。福祉住環境コーディネーターとしてOffice Yuuに所属。中国古代思想を専門に教育心理学や民俗学、宗教学にも造詣が深く書籍執筆や講演は多数。

イラスト/沼田光太郎 取材/田村宜子 再構成/Bravoworks.Inc

MOVIE

MOVIE

Feature

Magazine

最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup