地雷男のNG行動図鑑「顔はいいけど、ケチな男」【男性学のプロが教える対処法つき】

時代的にも他人との関係性が希薄になり、自分の異常さに気づいていないやばいメンズが溢れていたりする世の中。そんな、思いがけず出会ってしまった、やばめなメンズ(=地雷男)たちにはどう対応すべきかを、“男性学”のプロ・田中俊之先生が解説します。

こんなメンズに会いました

顔はとにかくよいのに、それ以外に難がある…

ワインスクールで出会った恋人。

ワインスクールで出会った恋人。イケメンなんですが、どうやら中学でいじめにあい、有名な進学校に入るものの大学受験と就職にもことごとく失敗。それでちょっと屈折した感じがあったんです。スクールでも他人を見下してはみんなから怒られていて、もはや問題児。友人に対しても利用するだけ利用して、あとは見下すので嫌われているみたい。それにコンビニで大した金額でもないのに私に出させるようなケチ具合を発揮。本当に小さい男なんです。

どう対応すべきだったのか?田中先生のおこたえ

大人になったら自分なりの価値基準を重視して男性を選ぶ

この彼、そんなに顔がいいんでし

この彼、そんなに顔がいいんでしょうか?単純に見た目って、若い頃の恋愛ではわかりますが、男女ともに30歳くらいになってきてもそんなに大切かなと思うんですよね。恋愛に限らず、大人になったら自分なりの価値基準を重視したほうがいい。若い頃に楽しかったことを歳とってもやめられないって、つくづく無価値だなぁと思うんですよね。僕の場合はラーメン屋巡りなんですが、つい反復してしまう。この女性も意味がないけどやめられないんじゃないのかな。関わらないほうがよい相手というのは前提なんですが、こちらの対応を変えてもよいのではないでしょうか。過去はどうあれコンビニでお金も払えないくらいなので、一緒にいても時間がもったいないですよね。

解説していただいたのは、田中俊之先生

大妻女子大学人間関係学部准教授

大妻女子大学人間関係学部准教授
田中俊之(たなか としゆき)
1975年生まれ。専門は男性学・キャリア教育論。2008年、博士号(社会学)を取得。武蔵大学・学習院大学・東京女子大学等非常勤講師、武蔵大学社会学部助教などを経て、2017年より現職に。男性学の第一人者として、各メディアでも活躍。

イラスト/Nobby 取材/田村宜子 構成/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)

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表紙モデル:山本美月

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