時代的にも他人との関係性が希薄になり、自分の異常さに気づいていないやばいメンズが溢れていたりする世の中。そんな、思いがけず出会ってしまった、やばめなメンズ(=地雷男)たちにはどう対応すべきかを、“男性学”のプロ・田中俊之先生が解説します。ライターの周りで実際起きた体験談を元に、今回から連載スタートです!
こんなメンズに会いました
”マンツーマン”にこだわる会計士
飲み会で知り合った会計士。連絡先を交換し、その日中に食事に誘われたのですがタイプではなかったので複数前提で「今度、飲み会でもしましょう」と返したら、「2人じゃダメですか?」と返信が。出会いのチャンスを増やしたかったので「4人はどうですか?」と言うと、「マンツーマン希望です」と…。回答に困りずっと放置していたら、「食事どうしますか?」と連絡がきて、そんなに二人にこだわるのかとこわくなり、思わずLINEをブロック。いまだブロック解除できません。
どう対応すべきだったのか?田中先生のおこたえ
自分も相手をキープしたりサブ扱いして、いいように扱う
もしこちらが1対1で真剣に付き合いたいと思っていたら、この彼は「地雷」になるでしょう。と、いうのもただ単に効率的に女性を口説きたいタイプの人なので、他で知り合った女性にも「二人で会いたい」と連絡しているはず。いわゆる恋愛マニュアル本を読んで教科書的にテンプレートで連絡をしていて、二人で会える=脈があるということだから、手取り早いと思っているのでは。なので、自分も声をかけられているうちの一人だと思ったほうがいい。女性側が安定的な関係を結びたかったら難しい相手なのでは。ですので、自分も相手をキープしたりサブ扱いして、いいように扱うのがいいのではないでしょうか。
解説していただいたのは、田中俊之先生
大正大学心理社会学部准教授
田中俊之(たなか としゆき)
1975年生まれ。専門は男性学・キャリア教育論。2008年、博士号(社会学)を取得。武蔵大学・学習院大学・東京女子大学等非常勤講師、武蔵大学社会学部助教を経て、2017年より現職に。男性学の第一人者として、各メディアでも活躍。
イラスト/Nobby 取材/田村宜子 構成/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)
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